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死末の夢

――夢を見ていた。

死ぬことを選んだ夢を……

その果てを……


精神を削り、無自覚に狂わされた末に

歪な紅い花を咲かせながら

死んでいく夢……


喪失への報復のために

その身体を竜と化して

人々を滅び尽くすために

虐殺していく夢……


夢から覚めた現実は

再び嫌悪と脱力に

人形のように

奴隷のように

支配された


深く深く

抗うことも

逆らうことも

できずに

ただ、闇に沈んでいく


これからもずっと

そうだろう


そう考えていたら

嫌悪や脱力感とは違う

新しく優しい感覚が

私の身体を包んだ


まるで、嫌悪や脱力感に

侵された身体を

拭い去るような

感覚だった


その感覚の名前は

ぬくもりと言われるものだった――。



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