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四葉好き好き、八意思兼命(ヤゴコロオモイカネノミコト)



うちの学校は変わってる

校長が、梅雨が好きらしく

梅雨に親睦会と言うな名前の

学年別、遠足に出かけると言う行事。


1年生は今年は当たり日で

【遊園地】


2年生はドンマイ

【科学館】


高校生にもなって、小学生中学生の施設行くとか

笑える、科学館は科学館で楽しいけどさ


3年生うちらは

【自然高原登山】



はい、終わったーーー私運動めんどくさい

でも一応行きますよ。


このどこに行くのかの、くじ引きは

学年主任の先生たちも、気合いが入るようで



私ら3年生の学年主任の先生が、1クラスずつ


「すまん、みんな、私がハズレくじを引いてしまった」


といい回っているらしい



その度に生徒から不満の声が漏れるが

学年主任の先生は愛嬌がある

まん丸とした女の先生で

何故か男口調で

みんなから慕われていた



「登山も中々いいじゃん、先生痩せれるかもよー」

「この贅肉落ちるかしら?」

「あはははは、落ちる落ちる」

「私ダイエットグッズ 、貸してあげるよー」

「おやつ、いっぱい持ってこう。あ、あんた達は500円まで」

「先生、おやつ、いっぱいだとダイエット意味なーい」


いつも賑やかだが、この時期は特に、教室に笑い声が耐えない



私はその光景をボーッと見るのが好き

参加はしない。



うちの学校は、超自由で、グループとかも決めない風習だ。


余った子が居れば、先生と行動するし


そうじゃない子達は、仲間と行動する


仲間を大切にが、教訓の学校で

1人でいる子には、先生が寄り添うので

今まで不登校生徒はゼロ、途中退学もなしと


倍率が高い高校だ。



色んな人がいて、人間観察が楽しい



-----------------------------




引き戸をパッと開けて、ゆっくり扉を閉める

最近、引戸を丁寧に、閉めれるようになった燈


熱中症の脱水症状になってから


親が暖かいのが、分かったから



「ただいまーー」


「おかえり、燈、お母さん、夕食支度したら、またお店に戻るから、ちゃんと水分取ってね?」


「はいはーーい」


「返事は1回」


「はーい」



おやつと差し出された、お菓子を手に持ち、居間にある、トンカツとチキンの部屋に行く



(最近おかん、私の事心配しすぎ、)


ちょっとだけ嬉しいけど、照れくさい




「ただいま、トンカツチキン、おやつ食べよーぜ」



「おかえり燈」と、トンカツは、燈の方へと歩く

「やっと帰ってきたか遅いな」チキンは、フンっと、そっぽを向いた


(このツンデレニワトリめ、)

と、思っている事は黙っておこう




お菓子を広げ、ジュースを開ける、ジュースは何故か

トンカツが持っていた、何故なんだ



まぁいっか



「2人に話しておきたいなと、思ったことがある」


ちょっと真面目な顔をする、燈に、耳を傾ける

肉ブラザーズ。




「この間、ヒントは草原って、何故か自分で思った、これなんだと思う?本当にヒントだと思う?」


「うーん、それは分からないけど」

「兄者、その機械使えないのか?」


燈は更に?を浮かべた



「機械???」


「ああ、燈が倒れた時、神の国に一度戻ったのだ」

「燈が倒れたのは、天照大御神の仕業って事ね」


トンカツとチキンが交互に話す


「あーーーん?あのクソ女神」


「燈しー!天照大御神様は、水晶でこの世界が見える」

慌てる、トンカツ


お菓子をパクリと食べるチキン

「ほんと、僕あのおばさん嫌いだね」


コツンと、トンカツがチキンの頭に喝を入れた

「四葉口が悪いぞ、天照大御神様は、我々神々の最高神、思っていても口に出すな」


はぁーーーっと2人の言動にため息をつくトンカツ



「んでさ、その機械って何よ」

切り替えが早い燈は食い気味に、聞く



トンカツが取り出したのは、丸みを帯びたスマホ見たいな、真ん中に画面がある、不思議な機械だ



「これは、天照大御神様から頂いた、燈を閉じ込めたのは、やり過ぎたと、仰ってな。」


「へーー、良いとこあるじゃん。」


「この機械を使って、我ら兄弟は、元の姿に戻れるらしい、危険を知らせる時は画面が赤になるんとか」

淡々と説明するトンカツ


チキンはまたお菓子を食べると


「要するに、ゲージを貯めて僕らは人間に戻るってことだよ」



「へーーかっちょいーじゃん、私にも触らせてよ」


持とうとしたけど、燈には触れられなかった



「Noーー触りたかったのに、てかチキン、食べ過ぎじゃね?ちょっとは遠慮しろよ」


「僕成長期だもーん」








-----------------------------



神の国で、水晶で見ていたのは天照大御神

四葉の言動も、燈の言動もしっかり聞いていて


プルプル震えていた


「あいつら、、、八意思兼命ヤゴコロオモイカネノミコト、こちらへこい!」


瞬間移動かのように現れた


「んもう、お風呂入ろうとしてたのに」

タオルで巻いた、セクシーな女神が現れた


「お主、確か四葉のこと好いておったな」


「そうそう、よく覚えてるはね、お姉様」

顔を真っ赤にして、四葉を思い浮かべる八意見兼命神。


「これを見てみろ」

タオル1枚の女神に、水晶を覗かせた



「この女何なの、四葉きゅんに、近づいてーーー」

女の嫉妬がメラメラ燃え上がりそうになる


「今回だけ人間界に行くのを許そう、行け、ミコト」


「お姉様!ありがとう、ミコト行ってくる」

パーッと笑顔になり、ルンルン気分で、準備すると

自室へ向かった



(ミコトは、準備に時間がかかる、何日後に行くのか………)


お姉様なんて慕われてる天照大御神、ミコトの事を

可愛がっていた。






読んでくださりありがとうございます♡

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