ヒントじゃなくて答え教えて?
三葉と四葉は目を閉じた、核は遠吠えを響かせた
【ワオオオオオン】と核の鳴き声に、三葉と四葉の神気が反応して、神々しい2つの光が天空へと登る
その神々しい2つの光は、1つになると、髭が長く伸びた龍へと進化し、悪のエリアを噛みちぎる
澱んでいた空は、粉砕し、通常の空へと徐々に変わっていった。
三葉と四葉の呼吸は乱れていて、息をするにもやっとだった
『·····2人とも、良くやったな』
三葉「はぁ、はぁ、、ありがとうございます、核。」
四葉「··········」
四葉はしかめっ面をしていた、そのしかめっ面に気がついたのは朱雀だ
朱雀「四葉様?どうしたんですか?」
四葉「··········」
四葉は、乱れた呼吸を深呼吸して直してから、喋りだした
四葉「力を使った時、あの黒いエリアを作った奴が見えた··········」
朝顔は、四葉の方を振り向くと、鋭い目つきをする
朝顔「それって··········!!!!」
四葉「うん、朝顔と答えは一緒だと思うよ」
2人は同時に名前を出す
「「務露首」」
朱雀「はあーーーー?! あいつ、敵だったのか?今までずっと燈の事、主、主ぃって、しつこいぐらい、執着してたじゃねぇか!」
三葉「··········務露首か·····」
朱雀は訳が分からなさすぎて、地べたに寝転んだ
核『務露首とは、さっきの影のやつか』
四葉「うん、そうその影の·····」
核『あれは、闇堕ちの妖怪だ』
朝顔「闇堕ち!! やっぱり·····」
三葉「朝顔気がついていたのか?」
朝顔「はい、私の技を弾かれるので、毎回変だなとは思っていて·····」
朱雀「って事は、燈達が危ねぇ!早く木の所へ行こうぜ!」
朱雀はすぐ立ち上がる、朝顔は、また燈の事になると朱雀は·····と、胸がチクッと痛む。
その表情を朱雀は見てたのか、朝顔の手を取った
四葉「僕たちは、後で行くよ、燈と渉をよろしく朱雀!」
朱雀「え!?何で」
三葉「務露首を見つける、二手に別れよう」
朱雀「了解!じゃあ後で!」
四葉「朝顔の事ちゃんと守るんだぞ!」
朱雀「言われなくても分かってます!」
朝顔「···············」
朱雀と朝顔は木の方へと向かい、三葉と四葉は務露首を探す事になった。
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ここは、1000年の木の中、燈と渉は木に吸い込まれて、今木の精霊と話をしていた所だった。
燈はガジュナルに問いかける。
燈「でさ、ガジュナル、さっき言ってた、助けて貰えそうって?」
「うん、獣が生まれた時から何だ、ここが、北欧の世界になったのは、元々ここの木の中は、普通に俺っちの寝床だったんだ…」
ガジュナルは燈の膝から降りて
一つ一つ言いながら指を指した。
「でも今じゃ、空ある!小川ある!木がある!何故だか不明!!」
渉「獣って、ナール達の事か…ん??て事はナール達はもしかして、、神獣??」
渉は首を傾げ、目を閉じながら話した。
「んー、その辺はわかんない!獣からは神気感じない!だから不思議なんだよなー」
燈「会ったことあるの?」
「突然その獣3匹が現れた!と思ったら木から外に出たんだ、外に出られないと思ってたのに、俺っちももしかしたら、ここから出られる?」
外の世界に出たいと言う、目の輝きを燈に向けたガジュナル
燈「うーん」(また厄介な問題になりそうだけど……)
燈は珍しく頭を悩ます。
渉「とりあえず、俺たちはここから出なきゃいけないんだよな。」
燈「あ!そうだった!朝顔と朱雀達置いてきたし…」
「俺っちも一緒に行きたい!!」
燈の腰に飛びつくガジュナル
燈「えーーー」
燈はあからさまに、面倒くさそうな顔をする。
すると、燈のスマホのAIが突然喋りだした
『燈様、今はとりあえず木の中に居てください』
燈「はぁ?え?何で!」
『外のエリアは、三葉様と四葉様と核様によって、普通の元のエリアに戻りましたが、街の人達は停止してます、まだ悪の何かが、この辺りに…』
燈「その何かって何」
『見えません』
燈「役たたず!とりあえずここから出るヒントだけでも教えて!」
燈はスマホに向かって大きな声を出した。
『ヒントは、その精霊と、渉様の武器です』
渉は武器をじっと見た
渉「……この武器!?」
燈「何でそのヒントが分かるのに、敵の正体は教えないのよ!!」
『三葉様より、つまらなくなるから教えるなと……』
燈「トンカツ!!!!」
燈は、すぐに答えを知りたがる癖がある。
本人は気づいていない




