表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

127/181

久しぶりのデートのはずなのに……②



「「はぁーー??」」


「元は妖怪で今は人間ってつまり俺は、転生ってやつだよ」


燈「転生!?」

渉「待て、じゃあお前は生まれ変わって人間に!?」


「そういう事」


謎の人物は、勝手に椅子に座り出した


燈「ちょっと、私たちさ、デート中なわけ、分かる?転生者とかタイミング悪いんですけど」


「そんな事言われてもなー夢でここに会いにいけってお告げがあったから来たわけだし」


渉「夢!?」


「俺さ、選ばれし者何だよ☆」


ドヤ顔で、グッドポーズをしながらにこやかに言う人を見て、2人はドン引きしていたが、渉は、夢でのお告げのワードが気になっていた。


「自己紹介、遅れたけど、俺社会人2年目、営業職、神凪時雨(かんなぎしぐれ)宜しくな!」


挿絵(By みてみん)


燈「え!?大人!?」

渉「俺らと同じぐらいかと思った……」


時雨「良く若いって言われるぜー」

燈「あーなんか、混乱してきた……」

時雨「じゃあ、挨拶も済んだし、連絡先入れといて」


と、時雨はいつも使っている

名刺を、燈と渉に渡した


「仕事に戻るな!じゃあな、若いカップル達よ」

時雨は、背を向けて、手を振りながら仕事に戻った。



「まぁ、俺の登場はあんな感じで良いだろう、うん!完璧」



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


燈「今のことは、とりあえず忘れよ?」

渉「そうしよう」


燈達は色んな事が起きすぎているので

自然と、問題回避ができる、切替スイッチの脳を身につけていた


渉は、おにぎりを食べ進めて、途中の箸休めに卵焼きを口に入れるーーー


燈「美味しい?」

渉「うん、美味しい」

燈「本当に美味しい?それさ、チキンにクソまずいって言われて、ビンタしちゃった卵焼き何だけど」


渉は、そんな事を唐突に言われて

フリーズするが、演技力で上手く切り抜けた


その卵焼きを無心で食べた渉。


忘れられない、思い出の卵焼きの味になったーー



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


2人は楽しいデートを終えて

家に帰る前に、ファミレスで4人は集まっていた


真ん中にはポテト大皿と、皆ジュースやお茶わ飲んでいた。


朱雀「変なやつが現れたから来いって、燈と渉って今日デートだったよな?昨日渉から色々報告されて」


渉「その話はそれ以上言うな」

渉の圧に負けて、朱雀はジュースを飲んだ


燈は男のじゃれ合いを、流し見しながら、ポテトを真顔で食べていた。


朝顔「で、変なやつって?」

燈「元妖怪の転生者、営業職2年目、選ばれし者☆って言ってたような」


「「はぁーーーー??」」


朝顔と朱雀がハモる


渉「そうなるよな?俺らだって、はぁー?ってなったし」

燈「うん、なった。もうさ、訳が分からない」


朱雀「スゲーな営業職か、憧れる」

朝顔「いやいや、そこじゃない、そこじゃないでしょ、元!妖!怪!! そこ、突っ込みなよ」


燈「いやさ、ツッコミ所多すぎてさ、色々と……」

燈は、テーブルの上に、貰った名刺を置いた。


朝顔「…………神凪、、」

朱雀「神凪!?」

朝顔「いやまさか…………ね」

朱雀「ないないないない」


渉「?青ざめた顔して、どうした?」

燈「??」


燈と、渉は目を合わせて、首を傾げる


コンコンと、ガラスを叩く音がして、窓の外を見るとーーー


そこには、神凪時雨がにこにこと、笑っていて、店に入ってきて、いきなり椅子に座ると、勝手に注文し始めた。


時雨「デミグラスハンバーグ、ライスと味噌汁1つお願いします。」


店員「かしこまりました///」


店員でもキュンとする、イケメンスマイルを見せる時雨


時雨は、超高速の爆弾を投下した。


時雨「葵陽、久しぶり」

朝顔「!!!!」


朝顔は、立ち上がってお金をテーブルの上に置くと

顔を真っ赤にしながら、お店をものすごいスピードで出ていった。


朱雀「お前……やっぱり凪か。」

朱雀は少し怒った顔をするが、呆れてもいる。


時雨「そうだよ、僕さ、選ばれし者だからか、前世の記憶ちゃんと覚えてるんだよね☆」


朱雀「いやいや、だよねに、星マークをつけるな!」

燈「待って、どういう事??」


時雨「詳しく聞きたい?でも、本人があの調子だからな、僕が話すのは少し気が引けるけど……」


朱雀「って言いながら話すんだろ?」

時雨「あ!その感じ懐かしいね、朱雀。」


朱雀「…………俺が話す、黙って聞いてろ」

渉「朱雀、一応、大人だし、敬語」

朱雀「渉、そんな事いちいち気にしてるとな、、世間の波に飲み込まれるんだぜ…」


時雨は、朱雀の言葉に爆笑した。

朱雀は、怒りながら説明を始めようとしたが、ジュースを飲んで一息ついてから話をした


朱雀「こいつはな、元々は、鳶の妖怪で俺と、葵陽、凪は、海で出会ったんだよ中2の時、それで葵陽は、こいつを人間だと思い込んでて、一時期付き合ってたって訳」


燈「!!朝顔の元彼?!」

時雨「元彼って言葉は、ひどいなぁー、僕は葵陽と一緒にいる為に、人間に転生したんだけど」


朱雀「はぁ??!!」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


朱雀「葵陽と一緒にいる為に転生してきたって、お前、何で社会人何だよ?計算おかしいぞ!」


時雨「朱雀にしては回転が早いね。転生する前、神に会って、何歳ズレるかは分からぬが、一緒にしてやるって言われたんだ、こっちの世界とは、時間の動き方が違ったみたいだね、でも、やっと会えた」


朱雀「まだ、葵陽の事……」

時雨「好きじゃなきゃ転生なんかしない。」


真面目な話のタイミングで、ハンバーグセットが届いた。

時雨は、店員さんに話しかけた


時雨「これ、僕の名刺、受け取っといて?」

店員「///はい♡ありがとうございます♡」


燈「……………………ねぇ、それってナンパ?」


時雨はハンバーグを食べ始めるために、食べやすい大きさに切った


時雨「やだな、燈、これは営業、僕保険屋だからさ、営業成績を上げるためだよ!」


朱雀「騙されるなよ、燈、こいつはな、モテ男のたらしだ!」

渉「うわーーー、、、、」

渉は強烈なキャラに、何も言えないでいた。


燈「クズ男と付き合ったら?とか言ってごめん、朝顔……」

朱雀「何の話だ?」

燈「佐丸が変態だったって話」

渉「?天狗山での事か?」

燈「そうそう、佐丸がね」


燈は、佐丸と言う名前を出した時に

すぐに言葉を止めた


燈「まぁ、この話は後ででいいとして、時雨って呼べばいいの?それともクズ男?なんて呼べばいい?」


時雨「クズ男はひどいなぁー、時雨でいいよ、燈ちゃん☆」

燈「…………朝顔の元彼って事は分かった、んで聞きたいことはそこじゃない、どうして、四季座の管理者になったこと知ってるの?」


渉「夢の中でとかなんとか言ってましたよね?」


時雨「あーその話か、夢の中で、神様と話してるんだ、いつも寝る前に、君が思ってる神様と一緒だよ、渉君。管理者の話を聞いたのも、その神様からだよ。」


渉「!!!!」

朱雀「!?あの強えー神様か!?」

時雨「朱雀も会ったことあるの?燈ちゃんも?」


燈は頷く。


渉「じゃあ、ロキ様が時雨さんを転生させたんですか?」

時雨「せいかーーい☆」


燈「あーーー何かまたややこしくなってきたー朝顔ーーカムバック!!カムバッーーーク」


燈はカムバックと言いながら

スマホをだし、朝顔に電話をかけるが、繋がらなかったので、男達だけ残して、渉にお金を預けて、外に出た。


燈は朱雀の家に向かったーーーー



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ