『ト』神社の街に生まれたのに私は不真面目JKですが、何か文句ある?
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ダラダラー、ごろんごろん、ぴこぴこ、今だらけてテレビゲームをし、お菓子をひょいっと食べながら、
冬休みを満喫する女子高生、水無月 燈
外は冬の匂いが漂う、師走の時期、うちの親は掃除だの、神社の出し物、お店の準備でバタバタうるさい。
いつもこの時期は、ポイッとされたそんな妙な感覚に陥り、お風呂も入らない!当たり前さ。
スマホいじってなんぼじゃー。おっと、お淑やかにいきたいですわ、私、定まらないのよ、自分の喋り方が、すぐうつってしまうの、テレビの人だったり、違う人の喋り方だったり。
この街は観光スポットなので、色んな人がくる
観察するには持ってこい、たまにスケッチブックを片手に、神社の方へ行く、散歩道、ちょちょいとお絵描き。ニヤリとしてしまう、だって、観光客さんが
「上手いわねー、描いてちょうだい」
なんて言うもんだからさ
「えへん」とか言って威張ってみた。
親にこんなこと言えないけど、すぐバレるんだよな、ゲーム買うからかな……
よし!!さっきの気前いい夫婦かな?お駄賃で二千円ゲットした、ルンルン気分で。
ステップ踏んで、くるりとジャンプ、私の絵はこの位で売れるのね(うんうん)
頷きながら、歩いていると、なんだかとってもうるさいのに呼ばれてる、でも聞こえない
何故なら私は今とてもいい気分なので、寄ってくるんじゃない!少年なのか、女子なのかわからんが、
とりあえず「散れ!」というオーラを背中で放ってみる。
「燈ちゃーーん、早く神社いかないと!」
はて?神社なんのことだったかさっぱり、だって今日は冬休み、金……「ぐっふん!」バイトの大切な私への募金活動の日、お淑やかに、お淑やかに、
「すぐ忘れるんだから、神社の一斉清掃、学校行事、夕方からやるって先生言ってたよ?」
分かった分かった、私も行くから、お前はさっさと行ってこい!しっしっと、掌返したら
「んもう!」
何やらぷっくりとした、お餅饅顔がの女の顔を見ていたら、大福の中身は、こし餡かと、色々考えながら
私はこの、大荷物を一旦家に置かないといけないことに、気づいて、家へ向かった。
お餅饅顔が、なんか言っていったから、これを置いてくる事だけは説明した、先生に適当にいっといてくれ。
(めんどくせぇ…)と、内心思う燈だったので、歩く速度が遅くなった。
基本的に、彼女は、学校の行事が苦手だ、所謂、ぼっち属性だからだ、でも脳内の独り言は、すこぶる多い…
「えへん」では、皆さん私燈が、この街のお話をしようかねぇ、「燈」ばあちゃんじゃよ(なりきり風)
作者(え!?今するの?) 燈「今するの、邪魔しないで?」作者(あ、はい、分かりました。どうぞ……
)
「ぐっふん!」この街はね、昔三葉様という神様がおってな、ほれ、そこの、三葉のクローバーじゃ、コンクリートの上に何故か、咲いている、このクローバーは、その葉っぱの神様が居る社が、【崇め奉りたまえ神社】そう、究極にださい名前の、でかい神社がある、その名前が有名となって
観光客がいっぱいくるんじゃよ
三葉様はさぞかし大喜びじゃろうなぁー燈が、遠い目をしてると、空から、小石が頭上に飛んできた、【こっつん】
振り向いたら【崇め奉り道】のど真ん中に居たのは、可愛い可愛い、ん?可愛い可愛いか?
何この生き物。じーっと、全体を見渡してみた。普通に豚、子豚。なんかブヒブヒ言ってくる。
【我は三葉神】とかいう変な声が聞こえてきた。
まるで耳も元で言われているかのような声は、身体がゾクッとする。
もう一段階上の恐怖が、目の前にあった。
豚が神なんて名乗ってるよぉおおおおおおおお!!!
ひぇえええええ!
ちょっとまて、豚だよ、豚!トンカツじゃん、カツ丼じゃん、カツ丼の上には、三葉乗ってんじゃーーーんじゃーないのよ!
燈の脳内は、パニックだ。
なんで、私豚に話しかけられてるの!?これ大丈夫!? 私の精神状態、正常!?
燈の、脳内は色々と、混乱していた。
きっとこれは悪い夢だ。
昨日、お母さんが「トンカツ焦げちゃってごめんブヒ」とか言ってたからだ。
夢なら覚めろ、覚めろ、お淑やかに、お淑やかに
燈はうずくまったまま、目を閉じて、耳を抑えていた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
豚「我を敬え、ここはそのための神社だブヒ」
「燈」ハッ!!と、神社の名前を思い出した。
「この神社の名前を付けたの、絶対あんたでしょ!【崇め奉りたまえ】、欲が名前から漏れすぎなのよ!三葉の謙虚さはどこに行ったの!そんな、自己主張の激しい豚、三葉じゃなくて『脂身』に改名しなさいよ!脂で甘くした、甘煮豚とかでもいいわね」
豚「脂身言うなブヒ」
燈「だって、ぶーぶー言ってるじゃん、語尾。その辺はどう説明するのさ??」
私は、お小遣い稼ぎ……「ぐっふん!」、素敵な絵を描くための愛用ペンをクルリと回した。
この「ペン回し」が始まると、私の変な口調は一変し、脳は急速に冷えていく。
その小豚は、その仕草を見た時に。
豚「我を助けてくれ、燈」
燈「助ける?」
燈が、豚をみて、うーんと首をかしげ、ペンをギュッと握り、デッサンし始めた。
その行動は、とても素早くペンを動かす姿に子豚さんは、困惑気味でした。
ぶ?!ぶひ!?
燈「えっと、これになる???」
できた絵をジャーンと見せて得意げに「燈は」その画用紙を見せた。
そのあまりの素早さに、子豚は困惑気味だ。
昨日食べた、トンカツ黒焦げ定食の絵だった。
そこに居るちび豚もアクセントのつもりで描いたんだけど。
「ぎゃあーーーーーーーーーーー!!」
悲鳴をあげて空に飛んでってしまった、あのミニブタいつか捕まえて、調理するか。
Xにて、キャラクターのイラストあります。




