60.策士
こんにちは。こんばんは。お久しぶりですね!
11月も、もう終わり。年明けまで後1ヶ月。
作者は色々なものに追い込まれ大変です。何をしていたのか?それはですね、勉強……ではなく睡眠、ゲーム、アニメetc……。
ま、まあそんな事より皆さんはどうお過ごしでしょうか?
12月投稿出来る様に頑張ります。ごめんなさいでした。
\(˙꒳˙ )/
「聞いてたよ」
扉の外にはロットが1人だけ立っており、エリックの質問になんの躊躇いもなくそう答えた。
「そうか。知ってたのか?カシの事」
「まあ、何となくだけど…。そのカシの友達の事はね」
そう言ってロットは少し微笑む。ロットがこの事を誰かに言う訳でもないのなら良いのだが…問題は後5日、皆には黙っていてくれるかという事だ。
「さっきの話、皆には黙っていてくれるか?」
「そうだね…黙っているよ。だって帰って来るんでしょ?」
「ああ、帰って来るぞ」
「なら、誰にも言わないよ。安心して」
どうやらロットは嘘をついてはいない。まあ、ロットの事だ。問題はないはずである。エリックは、そう考えて
「分かった。それなら良いよ。じゃ、今日はおやすみ、ロット」
「おやすみ、エリック」
そう言ってエリックが扉を閉めようとした時
「エリック。明日一緒に来て欲しい場所があるんだけどいい?」
思い出したようにそう言って来たロット。明日もカシを探す事になるだろうが、カシは5日は帰って来る気がないので、明日ものんびり散歩になるだろう。だから暇であり、それなら別にロットに付き合っても構わない。
「いいぞ。明日、俺の部屋に来てくれ」
「なら、昼前ぐらいに行くね。それまで待ってて」
「ああ、待ってるよ。じゃ、また明日」
「また明日、エリック」
ロットの言葉を聞きエリックは扉を閉めて、ベットに寝っ転がった。
ロットの行きたい場所はどこなのか少し気になりながらエリックは目を閉じて眠りに落ちた。
次の日の朝
エリックは目が覚めベットから起き上がる。
日は上り少し朝が過ぎた時間帯。もう少しでロットが来るだろうか?
そう思いながらエリックは、ベットから降りて窓の外を見た。まあ、いつもと変わらない光景だ。
それから数分のんびりと過ごしていると、部屋の扉がノックされ扉を開けた。
「おはよう」
「ああ、おはよう。ロット」
そう言いながらエリックは部屋を出て、ロットについて行く。
「今から行く場所は少し遠いから」
「へー、そうか。それは楽しみだな」
階段を降り宿屋の外出るそして、ロットと会話をしながら目的地まで向かう。
1時間経たない内に王国の結界を抜けた。途中少し走ったので歩いていたらもっとかかっていただろう。
「ここからは少し本気で走るから、ついて来て」
そのロットの言葉にエリックは辺りを見渡しながら質問する。
「どれぐらい走るんだ?」
「まあ、1時間半ぐらいかな。行くよ」
ロットはそう言い終わると走り出した。それにエリックも何とか見失わない様について行く。
木の間を綺麗に通り、岩を避けモンスターを蹴散らすロット。それを後ろから見ながらエリックは、何となくいつもと違う森の雰囲気だなと、そう思いながらついて行った。
◆(* ̄∇ ̄*)<
1時間半が経った。
辺はすっかり木々に囲まれ山々が所々に見える様になっていた。
「エリックここだよ」
「ここは?」
ロットが指を指し示した場所は、崖だ。と言っても高さは数十メートル。底はしっかり見えまた森が広がっていた。
「この崖から向こうはモンスターが強くなって来るんだけど…」
「どうかしたのか?」
「それがズレた。そうマスカが言ってた」
「マスカが?」
少しエリックは疑問に思ったが、この後聞いたロットの話を要約すると、本来この崖を境に王国に近いモンスターは弱いはずのなのだが、それが急に強くなったのだとか。その原因を昨日マスカは調べその結果、モンスターの力のネジが外れていたのだとか…少し意味が分からないのだが、ずっと本気の状態になっている、そんな感じらしい。
「昨日分かったのはそこまで。それからは今日調査する」
「なるほど。だいたい話は分かったが、こんな事今までであったのか?」
「いやないよ。だから、原因も分からない」
「なら、どうやって原因を調べるんだ?」
「それは、ここを飛び降りてからだよ」
そう言って何故かロットは崖から飛び降りた。それにエリックは驚きながらもロットに続いた。
崖の下も上も特に変わらず森の中であり特に何もない。エリックはぐるりも辺りを見渡しロットに向き直った。
「で、どうするんだ?」
「とりあえず、モンスターと戦おう」
そう言ってロットは短剣を取り出した。
「戦ってどうするんだ?」
未だにロットの言っていることを分かっていないエリック。ここでモンスターと戦ってどうするのか?
「ここのモンスターがいつもと変わらないのなら原因は崖の、上。変わってたらこの先」
どうやら、崖の上と下どちらに原因の要素があるのか調べるためにわざわざモンスターと戦うらしい。
「エリック。適当に魔法打って。あそかとか」
「分かった。ファイアボール」
エリックが展開した10個の魔法陣から魔法が飛び出し森を燃やしていく。そんな中、その炎をものともせずに、大きなモンスターが現れた。そのモンスターとは、ドラゴント。
鱗で全身を守っている四足歩行のモンスター。前足の鋭い爪で攻撃してくる。本来、森の奥深くの川や湖などの近くに生息しているはずであるのだが、この付近にはおそらく川も湖もない。という事はこの場所ではイレギュラー。
「エリック。当たりを引いたね」
「ああ、今日は運がいい」
ドラゴントはほぼ遭遇する事がないというか出来ないモンスター。
時々、森の奥に行き過ぎた冒険者が遭遇してその話を自慢げに語るぐらいには珍しい。
「3体いるね。1体だけ任せても?」
「なら、1番右を殺ろう。後は任せるぞ」
「分かった。じゃ、お先」
そう言ってロットはドラゴントに襲いかかった。数瞬遅れてエリックも、ドラゴントに攻撃をする。
前足の攻撃を綺麗に躱して下に潜り込むと、一太刀で首を切り落とした。
その後、ロットと戦っていたドラゴント2体を一瞥するとエリックの倒し方と同じ首が切り落とされていた。
「よし。もっと先に行こうか」
そう言ってロットは走り出す。エリックは、少し曇りだした空を気にしながらロットについて行く。
☻(゜⚪︎゜ )☻
数十分ぐらいが経っただろうか。小川が流れている場所に到着した。とても綺麗な小川であり、底が見える。
「すごいな。こんな所に川があるなんて。で、どうする先にもっと進むか?」
エリックのその言葉にロットは少し考え空を見上げた。そして、エリックに向き直ると
「空が曇って後数時間で雨が降る。だから、もう少ししたら帰ろう」
「それもそうだな。なら、少しこの小川を登ってみないか?」
「エリックがそうしたいのなら、そうしよう」
そうロットが言って、エリック先頭で登って行く。この場所まで来るのに数十体のモンスターと戦ったが、どれも今まで戦った同じ種類より断然強かった。原因は崖の下に広がる森である事が分かった。今日は、それが分かれば十分。後は少しのんびりしても良いだろう。
そんなことを思いながら歩く事、数分。小川の近くで洞窟を見つけた。とても大きな洞窟であり、奥は真っ暗だ。
「エリック、どうする?」
「そうだな、まあとりあえず、ファイアボール」
5個の魔法陣から炎の玉が飛び出て洞窟を奥まで照らした。洞窟の奥を見てエリックとロットが驚きで目を見開いたのと、エリックの炎の玉が青色の炎で燃やされ蒸発したのは、ほぼ同時だった。
洞窟の中には飛龍が3体おり、その3体はエリックとロットを睨みつけると、一気に肉薄した。
12月投稿できるはずですが、月曜毎週は厳しいかも……ごめんなさい。
ただ、本当にやばい。できるだけ頑張ります。善処します。
なので、見捨てないで下さい。お願い致します。本当の本当に。マジ。
d(-∀-。)b




