表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
88/88

新学期

 あれからまた1週間ほどが過ぎた。この1週間の内にファレント公国の問題はほぼ解決した。カイル様に言われたことをファレント国王に伝えて、ドラゴンの魔石程ではないが、それなりの魔石を使った魔道具を何個も渡して土地の問題も何とかなり、後は時間が経過してから何か問題が出るか様子見の状態になった。


 エリナと2人で出かけたりするつもりで早めに王都に帰って来たが、そんな時間は全く取れなくエリナを怒らせてしまった。


「……」


「そろそろ機嫌を直してくれないかなぁ?」


 すっごい頬が膨れてる。


「…アロイスとデート出来ませんでした」


「それは、本当に申し訳ありません。ファレント公国のことで時間が掛かってしまって」


「それは分かっています。私の我儘なのも、でも寂しいです」


「もう明日から新学期が始まるけど次の休日に埋め合わせするよ」


「本当ですか?」


「うん」


「絶対ですよ?」


「約束するよ」


「なら良いです」


 良かった、機嫌が治ってくれて。




 そして新学期が始まった。

朝いつもの様にエリナと、一緒に学校に行くと教室にはすでにギールがいた。


「久しぶりギール」


「久しぶりアロイス。エリナ様もお久しぶりです」


「お久しぶりですギール」


「休日はどうだった、ギール」


「良い休日だったよ。お二人は?」


「僕も良い休日を過ごせたよ。エリナもウチの領地に来れたし」


「はい、とても良い休日でした」


「そうなんだ。楽しかったのならなにより」


「皆久しぶり」


ギールと話をしていたらシルフィが教室に入ってきた。


「久しぶり、シルフィ」


「お久しぶりです、シルフィ」


「久しぶり」


僕、エリナ、ギールの順で挨拶していつものメンバーが揃った。


「課外実習って何処に行くんだっけ?」


「セルタの森だったと思うよ」


「あー、そういえばそうだった。野営の訓練するんだったよね」


「そうそう、詳細は休み明けに伝えるって言ってたから今日にでも教えてくれるんじゃないかな」


そんな会話をギールとしていたら、先生が教室に入って来た。


「おー、席つけー。休み明けだから気が抜けてるかもしれんが、課外実習もあるから気を引き締めろよ。

それでその課外実習だけど、まぁ用意する物は無い。全部学園で準備してしてある、当日は動きやすい服装で行くことぐらいだな」


全部用意してくれるんだ、楽だね。


「日程は明後日から2日間森で野営してもらう。食事なんかは、森で取れたものを各自で調理してもらう、主食と調味料なんかは用意してあるから、なにも取れなくても食べられないって事にはならんな。

ただ主食は黒パンだ、数も限りがあるから初日に食べすぎると次の日の分が無くなるから気をつけろ」


黒パンか、噛みちぎれないぐらい硬いやつか。スープかなんかは絶対に必要だな。まぁ森でいろいろ取れるだろうから、大丈夫だろう。


「後はなんかあったかなー。あー、そうだ基本的にはグループ毎で行動してもらうが、まぁ他のグループと協力しても大丈夫だ。とくに女子が多いい所は大変な事があるかもしれないし、逆な男子が多いと調理なんかに戸惑うかもしれんからな、そこは臨機応変に行動してくれ。

そんなところか、注意事項なんかは当日に説明してするから良いとして、聞きたい事があるやついるか?…いないなじゃぁ今日はこんなとこだな明日はキャンプの設営の仕方なんかを教える。って事で解散」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ