前へ目次 次へ PR 90/95 18-4 次に、 藤原敏行(ふじわらのとしゆき)はこの恋歌勝負の前の番の恋歌勝負にも歌を詠んでいました。 「恋侘(こいわ)びて うち寝(ぬ)る中に行き通ふ 夢の直路(ただぢ)は現(うつつ)ならなむ」 古今集(こきんしゅう) No.558 (恋に思い悩んだときに見た夢のなか、それが見事に解決したのだが……正夢にならないだろうか) 藤原敏行(ふじわらのとしゆき)の恋歌は二首とも古今和歌集(こきんわかしゅう)に収められています。 対戦相手は不明ですが恐らく二首とも勝利したのでしょう。 百人一首のすみのえの歌はこの歌集から選ばれたものなのです。