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百人一首の本当の意味を考えてみる  作者: clarify
2首目 持統天皇(じとうてんのう)
9/95

2-3

この歌の本当の意味


それを知るために、言葉を分解してみたいと思います。


まず、


春過而はるすぎて 夏来良之なつきたるらし


これはそのままです。


「春が過ぎて夏が来たようだ」です。


次の


白妙能しろたへの 衣乾有ころもほしたり 天之香来山あまのかくやま


これの意味するところは風景の「見立て」なのです。


見立てとは、短歌をつくる技法の一つで、なにかを違うものに例えることです。


つまり「しろたへの衣」は「白い雲」のこと


この歌の本当の意味は、


そろそろ夏かと思う日に、白い雲を被った天香久山を見て、「山が白い衣を被っていらっしゃるわ」と詠ったものなのです。


ん?


衣は「す」んじゃないの?


と思われたでしょうが、本当の意味は「乾す」ではなくて「かぶす」だと思います。

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