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百人一首の本当の意味を考えてみる  作者: clarify
13首目 陽成院(ようぜいいん)
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70/95

13-3

筑波嶺(つくばね)は、現在の茨城県にある筑波山(つくばやま)のことです。


筑波山は、男体山(なんたいさん)と女体山(にょたいさん)という二つの連なる山で、この山では古くから歌垣(うたがき)という求愛の儀式が行われていたので、恋愛の象徴として連想され、恋の歌には筑波嶺(つくばね)が良く詠まれたのだそうです。


そして男体山と女体山からは水無乃川(みなのがわ)【男女川とも書く】の源流が流れています。


「筑波嶺(つくばね)の峰(みね)より落つるみなの川 恋(こひ)ぞ積もりて淵となりける」


(みなの川の小さな源流はやがて淵に注がれていきますが、恋心もそれと同じこと、小さな想いはやがて淵に注がれて大きく深くなるのです)

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