
「つくばねの みねよりおつるみなのがわ こひぞつもりて ふちとなりける」
暴君との噂がある陽成天皇の残した歌です。
わずか9歳で即位した後、様々な問題を起こし、15歳で退位させられています。
ある日、内裏において源益と言う人が撲殺されるという事件が起こりました。
真偽はもはや闇の中ではありますが、益の言動かなにかに激高した陽成天皇が殴り、打ち所が悪かったということなのでしょうか……
伯父である権力者、藤原基経は、奇行にしか見えない陽成天皇の行いの数々には手を焼いていましたが、この事件が決め手となってついに退位させることを決めたようです。