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百人一首の本当の意味を考えてみる  作者: clarify
9首目 小野小町(おののこまち)
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57/95

9-7

原文も読んだ方おつかれさまでした!


「花の色は移りにけりな徒(いたづ)らに 我が身世にふる眺めせし間に」


この小野小町の歌は、山上憶良(やまのうえのおくら)の歌を意識して作られたものではないかとも考えられるのです。


花はどうしても時が流れれば移ろいゆくもの。


「我が身世にふる」、それは私も時が経てば同じこと


そして掛けられた「降る長雨(ながめ)」とは、分かりにくくしている原因でもありますが、自らの黒髪に「降る霜」の意味ではないでしょうか。


自らを眺めて見ればいつの間にやら白髪が混じり老いている、花の色が移ろうのはやはり避けられぬ……


そんな意味なのではないでしょうか。


ちなみに以前解釈した時は、あまり長歌のことは理解していなかったので、容姿のことばかり言う相手(世間?)を冷たく突き放した時の冷たいお断りの歌ではないか?と解釈していました。それはそれで面白いかな?

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