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「秘書晁監の日本国に還るを送る」
積水不可極
安知滄海東
君は一体、どこへ行こうとしているのか……
私の知らない遠い遠い東の海へ……
九州何処遠
万里若乗空
君は世界でいちばん遠いのはどこだと思う?
そう、それは空を駆けて万里を進まないといけないくらいの場所
向国惟看日
帰帆但信風
鰲身映天黒
魚眼射波紅
幾日も幾日もただ風任せで船に乗るうち
どんな恐ろしいことが起こるかもしれない……
郷樹扶桑外
主人孤島中
それでも行くと言うのか、はるか遠く扶桑の神木が建つと言うあの国、君の主の待つという島へ……
別離方異域
音信若為通
そんなはるか彼方へと君に旅立たれては、もう手紙すらも渡すことが難しくなるではないか!




