前へ目次 次へ 33/95 6-1 「かささぎの わたせるはしに おくしもの しろきをみれは よぞふけにける」 漢字混じりで書くと、 「鵲(かささぎ)の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける」となります。 意味はまず置いておきまして、まずは人物からご紹介を。 この歌は奈良時代の人、大伴家持(おおとものやかもち)の歌とされていますが、実際のところは根拠が薄く、確実な作者は不明なのだそうです。 家持といえばもはやおなじみ日本最古の歌集、万葉集(まんようしゅう)の編纂(へんさん)に関わったとされる人物。 万葉集でも数多くの長歌、短歌が載せられています。