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第五部終了『蒼溟の覇王 ―島津海洋帝国記―』 〜「死んだら売上ゼロだろ」 戦国薩摩の捨て石から、畳の上で死ぬために組織と兵站を組んで海洋覇権を握るまで〜  作者: 堀川うつら
第3部「木崎原風雲録」

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第35話 夜煙の隘路と買われた時間

本日2話目です。

元亀三年(一五七二年)五月三日の夜陰は、加久藤城の急峻な山肌を黒々とした墨汁のように塗り潰していた。

谷底の川音すら吸い込まれるような静寂の中、搦手の鑰掛口に張り巡らされた柵の陰で、俺――十四歳の楠千代丸は、湿った土嚢の縁に手をかけ、暗闇の奥を睨み据えていた。

十四歳の身体は、飯野から加久藤への急峻な山越えの疲労を色濃く残している。初夏の夜気は冷たく、麻の小袖を通り抜けて肌を刺し、胃の底が鉛を飲み込んだように重く冷え切っていた。

先刻、飯野の本隊へと駆け戻っていった兄・島津義弘の凄絶な顔面が、網膜の裏に焼きついて離れない。

生来の白皙を塗り潰す濃墨と紅の隈取、そしてあの低く濁った厳命。

『一人も無駄に死なせるな。十五人引き連れてきたのなら、十五人全員生かして大隅へ連れて帰れ』

「若君ィ、僕ぁね、もう爪の先まで氷のように冷たくなって、歯の根がガチガチ鳴って止まりませんよ……」

すぐ背後、孟宗竹防弾束の陰にしゃがみこんだ弥三郎が、荷駄の算用帳を胸に抱えたまま、青ざめた唇を震わせて囁いた。

「城兵はわずか五十。こっちは十五。足しても七十に満たない穴倉ですよ。そこに三千が来るってんですから、算盤の珠をどう弾いたって端数も残らず全滅の勘定にしかならねえ! 義弘様は『全員連れて帰れ』なんて無茶をおっしゃいましたがね、生きて帰るどころか、明日の朝には俺たちの首が並んで塩漬けですよォ!」

「弥三郎、口を閉じろ。吐く息が白くなって敵の物見に位置を割られる」

俺は振り返らず、低く硬い声で制した。

「手勢十五の命は俺が預かっている。勝手に死人の勘定を立てるな」

前世の中堅コンサル時代、破綻寸前の製造拠点で資金繰り表とにらみ合っていた頃の感覚が蘇る。

感情を挟めば、恐怖で足が竦んで判断が半拍遅れる。

義弘は俺に城全体の指揮権など毛頭与えていない。城代は歴戦の川上忠智であり、城兵五十は忠智の命令で動く。俺の権限と責任は、大隅から引き連れてきた自前の機能別部隊――この十五名を破綻させずに運用し切ることだけだ。

その時、城門の物見櫓から、かすれた警戒の口笛が落ちてきた。

「若君」

闇を縫って音もなく滑り込んできたのは、楠行者衆の頭領・道純だった。

濡れ蓑を脱ぎ捨て、黒染めの作務衣を纏ったその顔半分には、かつて内城の庭先で誓いを立てた時と同じ深い刀傷が刻まれている。

「小六と疾風が戻り申した。敵の先頭、妙見原を抜け、上江村を焼き払いながらこちらへ向かっております」

「先頭の数は」

「およそ二百から三百。先陣の旗印は日向の伊東新次郎祐信、ならびに伊東加賀守祐安の手勢にございます。本隊三千は後方に連なり、長蛇の列をなして街道を埋め尽くしておりまする」

道純の報告を聞き、傍らに控えていた老武士・中村孫六兼貞が、古びた鉄錆色の草摺をわずかに鳴らして膝を進めた。五十四歳。かつて蒲生松坂城の落城を生き延びた歴戦の槍頭だ。

「若君、敵は城の周囲を取り囲み、四方から一気に押し寄せる腹積もりに相違ございませぬ。加久藤の城は四方が断崖なれど、搦手口のこの細道だけは傾斜が緩い。敵が本気で搦手を突いてくれば、城門など一刻も持ちこたえられませぬぞ」

「孫六、敵の総兵力に惑わされるな」

俺は腰を落とし、湿った黒土の上に指先で素早く溝を引いた。

「三千人が一度に押し寄せられる道幅が、この加久藤のどこにある? 大手は直登不能の絶壁、横の谷筋は川が削った泥濘だ。敵が兵の数を活かせる広場など、この山城の周囲には一坪も存在しない。物理的な通路の幅を越えた人員は、ただの渋滞になるだけだ」

「じゅうたい……でございますか」

孫六が訝しげに眉をひそめる。

「そうだ。敵の総兵力が三千だろうと三万だろうと、一度に槍を交えられるのは先頭の数名に過ぎん。俺たちが相手にするのは、その先頭の数名だけだ。道純、小六と疾風をもう一度出せ」

「はっ。いかなる偵察をいたしましょうか」

「敵の総数を数えるな。そんなものは百害あって一利なしだ。見張るべきは三点だけだ。一、先頭の松明がどの谷筋を通るか。二、敵の斥候がどこを調べているか。三、馬の群れをどこに留め置くか。最初の数十人の動線だけを、寸分違わず拾ってこい」

「承知」

道純は短く応じるや、城壁の裂け目から音もなく闇の中へ溶けていった。

丑の刻(午前二時頃)を回った頃、南西の空が不気味な鈍色から、じわりと赤銅色に染まり始めた。

城下の民家から、立ち上る黒煙と火の粉が夜空を焦がす。

「ひ、火事だァッ! 民家が燃えてるぞッ!」

大手門の櫓から、若い城兵の悲鳴に似た叫びが上がった。

「敵が火を放ちよった! 城下の小屋が全部焼かれるぞ!」

「出撃じゃ! 門を開けて民を救わねばならん!」

五十名に満たない城兵たちの間に、動揺が野火のように広がる。妻子を城内に抱え、親類縁者が城下に住まう土豪たちにとって、眼下の火の手は理性を狂わせるに十分すぎる光景だった。

数名の足軽が槍を握りしめ、大手門の閂に手をかけようと駆け出すのが見えた。

「動くなッ! 門を開けるなッ!」

俺は土嚢を蹴立てて立ち上がり、大手門の広間へ向けて鋭い声を張り上げた。

十四歳の声帯から絞り出された怒声は、夜気をつんざいて城兵たちの足をピタリと止めさせた。

「な、何じゃと! 大隅の小倅が生意気に指図するな!」

血走った目で槍を構え直した中年の武士が、俺を睨みつけて怒鳴り返してくる。

「城下の者が焼き殺されておるのじゃぞ! 門を開けて討って出るのが武士の情けというものじゃ!」

「情けで城を明け渡す気か!」

俺は冷徹に言い放ち、城門へ歩み寄った。

「よく見ろ。火が上がっているのは大手門の正面の小屋だけだ。搦手側の民家には一つも火がついていない。あれは城を攻め落とすための火じゃない。暗闇の中で城の兵力を測りかねている敵が、お前たちを城門から釣り出すために仕掛けた心理的挑発だ」

「ち、挑発じゃと!?」

「今、城門を開ければどうなる? 飛び出した瞬間、闇の中に潜む伊東の鉄砲と槍衾に包囲され、城門の喉首を奪われて終わりだ。敵が一番欲しがっている城門の開放を、なぜ貴様らから差し出す必要がある!」

感情を極限まで削ぎ落とした論理の刃に、武士たちが息を詰まらせる。

その背後から、重々しい足音が響いてきた。

現れたのは、甲冑を黒漆で固め、十文字槍を手にした城代・川上忠智だった。

「又八殿の申す通りじゃ」

忠智の低く濁った声が、広間の動揺を力づくでねじ伏せる。

「者ども、配置に戻れ! 門の閂には指一本触れさせん。持ち場を離れた者は、この忠智が直々に成敗いたす!」

「は、ははっ!」

城兵たちが慌てて狭間へと散っていく中、忠智がぎろりと視線を俺に向けた。

その無骨な顔面には、四十の修羅場をくぐり抜けてきた武将特有の、油断のない冷光が宿っている。

「又八殿。兵庫頭様より、そなたの手勢はそなた自身で差配せよと言い渡されておる。城兵を動かす権限は与えぬが……大隅の細工、どこへ配備いたす気じゃ」

「搦手の鑰掛口です」

俺は淀みなく答えた。

「大手は急峻で敵も大軍を押し込めない。火を放ってこちらを大手に引きつけている間に、敵の主力が狙うのは傾斜の緩い搦手――鑰掛口の一点しかありません。城代、大手には三十を留め、残りの二十を鑰掛口の奥に控えさせてください。俺たち十五名が、隘路の最前列で敵の勢いを止めます」

忠智は太い眉をわずかに動かし、深く頷いた。

「よかろう。鑰掛口の防塞、そなたらに任せる。だが、一歩でも崩れれば城内の女子供もろとも全滅ぞ。心して掛かれ」

忠智との段取りを終え、俺が搦手の鑰掛口へ駆け戻った時、谷底から鋭い山鳥の鳴き真似が響いた。

楠行者衆の合図だ。

柵の隙間から滑り込んできた小六が、泥だらけの膝をついて息を弾ませる。

「若君! 敵の先鋒、やはり大手ではなく搦手の谷筋へ向かっております! されど、妙なことが起きておりまする」

「妙なこと?」

「敵の先陣・伊東祐信の部隊が、鑰掛口の登り口にある屋敷を城の出城と見誤り、一斉に攻めかかっております!」

「屋敷だと……?」

俺が身を乗り出した瞬間、背後で甚兵衛が太い腕組みを解き、白髪混じりの髭を震わせて叫んだ。

「……樺山浄慶殿の屋敷じゃッ!」

六十六歳の老武士の双眸が、激しい衝撃に見開かれる。

「あそこは城下の物見のために構えられた、飯野衆の長老・樺山浄慶殿とそのご子息の屋敷のはず! 敵は暗闇の煙に惑わされ、あそこを加久藤城の構えそのものと誤認しておるのじゃぞ!」

谷底、鑰掛口の登り口に位置する土塀に囲まれた屋敷の周囲に、数百の松明が群がっていた。

「城じゃ! ここが加久藤の搦手門ぞ! 押し破れッ!」

伊東勢の凄まじい怒号とともに、丸太の先端を尖らせた衝角が屋敷の板門に激突する音が、夜気を切り裂いて木霊する。

だが、その瞬間――屋敷の屋根や土塀の上から、激しい投石と矢の雨が降り注いだ。

「島津の城を侮るなァッ! 逆賊・伊東の兵ども、一歩も通さじッ!」

老いた、だが雷鳴のごとき怒声が谷底に反響する。

城兵たちから「飯野の忠義の士」と目されていた樺山浄慶が、二人の息子とともに、屋根の上から瓦や漬物石を力任せに投げ落とし、弓を狂ったように引き絞っていた。

暗闇と火煙の中、松明の光が激しく乱れ飛ぶ。

屋敷の塀を乗り越えようとした伊東の兵が、頭上に落ちてきた巨大な庭石に頭蓋を砕かれて絶叫とともに転落した。

「敵の伏兵じゃ! 中に大軍が潜んでおるぞ!」

「弓を射かけろ! 塀を取り囲め!」

先頭にいた数百の伊東兵が恐慌を起こし、屋敷の周囲で足をもつれさせ、互いの槍を絡ませて混乱に陥っていくのが、城壁の上からはっきりと見えた。

「若君ッ!」

甚兵衛が愛用の樫の丸太を握りしめ、目を血走らせて俺の前に膝を突いた。

「味方じゃ! 飯野衆の樺山殿父子三人が、わずかな手勢で敵の先陣を食い止めておられる! 某に出撃のお許しを! 手勢を率いて駆け下り、樺山殿をお救い出しとうございますッ!」

「駄目だ、甚兵衛」

俺の言葉は、氷のように冷たく響いた。

「若君ッ! なぜです! 見殺しにせよと仰るのか! 蒲生の義理にかけて、味方の苦境を見過ごすなど――」

「義理で全員死ぬ気かッ!」

俺は甚兵衛の胸板を平手で強く突き放した。

十四歳の身体の全霊を込めた拒絶に、筋骨隆々の老武士が一歩後退る。

「見ろ、あの地形を! 屋敷までの道は、断崖に挟まれた幅一間の細道だ。今あそこへ下りていけば、屋敷を取り囲む数百の伊東勢の只中に自ら飛び込むことになる。十五名全員が袋小路で挟み撃ちにされ、樺山殿を救うどころか、俺たちも一歩も退けずにすり潰されるだけだ!」

「し、しかし……ッ!」

「弥三郎、お前もそう思うか」

俺が鋭く問いかけると、荷駄台帳を抱えて震えていた弥三郎が、唇を噛み締めながら首を横に振った。

「無理だ、爺様。若君の言う通りだ。あそこへ下りたら、俺たちまで串刺しフィニッシュだ! 助けに行ける距離じゃねえ……!」

「おのれ……! おのれえぇッ!」

甚兵衛は拳を地面に叩きつけ、土を握りしめて呻いた。

その間にも、谷底の戦闘は凄絶を極めていた。

伊東兵が放った火矢が屋敷の茅葺き屋根に突き刺さり、猛烈な炎が夜空へと吹き上がる。

屋根の上に立つ人影は、もはや火だるまのようだった。

だが、その影は倒れなかった。矢を何本も胸や肩に突き立てられながら、手にした槍を振るい、登りかけてきた敵兵を何人も突き落としている。

「三人だ」

俺の喉から、掠れた声が漏れた。

「え……?」

弥三郎が呆然と顔を上げる。

「屋敷の中に兵はいない。戦っているのは、樺山殿と、二人の息子殿の……三人だけだ」

弥三郎の息が止まった。

「さ、三人……? 三人であの数百を相手に……!?」

「そうだ。敵に『城の伏兵が大勢いる』と錯覚させるために、三人で声を張り上げ、場所を変えながら石を投げ、矢を射続けているんだ」

俺の胸の奥で、前世から積み上げてきた冷徹な論理が、激しい痛みを伴って軋みを上げた。

今までの俺は、供給網を組み、利益を最大化し、人を効率的に配置することばかりを考えていた。

数字の上での損耗や歩留まりは、帳簿の上の記号に過ぎなかった。

だが、今、目の前で繰り広げられているのは、生身の人間が、肉と骨を焼き千切られながら、命を燃やし尽くして作り出している「時間」そのものだった。

「三人で……俺たちの時間を買っているんだ」

無意識のうちに、俺の右手は腰の守り刀の柄頭を、皮膚が白くなるほど強く握りしめていた。

大隅を出立する前夜、母・楠御前が涙を溜めた瞳で託してくれた、あの冷たい白銀の刀装具。

『生きて、またこの屋敷の椿を見に帰っておくれ』

母の温もりと、谷底の血煙が、十四歳の身体の中で激しく衝突する。

死にたくない。母の元へ生きて帰りたい。

だが――自分の命を守るためだけに縮こまっていては、この戦場からは生きて出られない。

目の前で命を捨てて時間を稼いでくれた三人の死を無駄にすれば、次に死ぬのは俺であり、俺が率いてきた十五名だ。

「猪之助、長吉ッ!」

俺は守り刀の柄から手を離し、背後へ鋭く叫んだ。

「へ、へいっ!」

大槌を担いだ工兵班長の猪之助と、一番弟子の長吉が身を乗り出す。

「見とれるな! 樺山殿たちが敵を食い止めてくれている今しか、作業の隙はないぞ! 荷駄から孟宗竹防弾束をすべて出せ! 鑰掛口の隘路、岩肌の最もくびれた幅一間半の地点に三段に組んで楔を打ち込め! 城兵が安全に投石と射撃を行える防壁を、敵が屋敷を抜けてくる前に組み上げるんだ!」

「合点でさあ! 泥木工夫の意地、見せてやりやすぜ!」

「楓」

「ここに」

布を解いた特注長銃を抱え、女狩人の楓が音もなく膝をついた。

「防壁の奥から狙いをつけろ。敵将を狙うな。屋敷を突破して坂を登ってくる後方の松明持ちと、法螺貝を吹く伝令だけを撃ち落とせ。前衛と後方の意思疎通を寸断させるんだ」

「了解」

「孫六、甚兵衛」

二人の老武士が、鋭い眼光を俺に向けた。

「竹束の陰に槍衾を敷け。長吉たちが杭を打ち終えるまで、城兵とともに狭間を守るぞ。敵が隘路に詰まり、身動きが取れなくなった頭上から石を叩き落とす。一歩も引くなよ」

「応ッ!」

甚兵衛が太い腕で涙を拭い、樫の丸太を構え直した。

長吉が重い樫の大槌を振り上げ、岩の裂け目へ鉄の楔を打ち込んでいく。

ガツン、ガツンと鈍い破砕音が隘路に響き、斜め三十度に噛み合わされた孟宗竹防弾束が、みるみるうちに崖の岩盤と一体化していく。

その間にも、谷底の火煙は凄絶を極めていた。

屋敷の屋根が、轟音とともに崩落した。

立ち上る火柱の中に、最後まで槍を振るっていた武士の影が呑み込まれ、消えた。

「終わった……」

弥三郎が力なく呟く。

敵の歓声が、勝鬨となって谷底に響き渡った。

屋敷を制圧した伊東軍は、それがただの民家であり、守っていたのが父子三名に過ぎなかったことに気づいたはずだ。

騙された屈辱と激怒が、彼らの足を猛烈な勢いでこの鑰掛口へと向かわせる。

だが――その時にはすでに、鑰掛口の喉首には、極太の孟宗竹防弾束がガッチリと打ち込まれ、頑強な作業足場と遮蔽壁が完璧に組み上がっていた。

谷底から、無数の足音と金属の擦れ合う轟音が、津波のように迫ってくる。

樺山浄慶父子が命と引き換えに買い取ってくれた貴重な時間。

その血の代償を注ぎ込んで完成させた防壁を前に、加久藤城の死闘の幕が、いま切って落とされようとしていた。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、加久藤城の戦いが本格的に始まる直前の一幕でした。

三千の兵を相手に、わずか三人が命を懸けて稼いだ時間。 その時間をどう使うのかが、楠千代丸たち十五人に委ねられることになります。

次回、いよいよ鑰掛口での戦闘です。

「続きも読んでみよう」と思っていただけましたら、ブックマークや評価をいただけると大変励みになります。

引き続き『蒼溟の覇王』をよろしくお願いいたします。


明日は7時に投稿する予定です。お楽しみに。

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