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星よきいてくれ  作者: 陸一じゅん
第一部【最下層】大墳墓『魔皇国フェルヴィン』
2/221

第一部 登場人物リスト(ネタバレなし簡易版)

キャラクターイラストがあるので、苦手な方は、設定ボタンから挿絵機能をオフにして、ご覧ください。


(2024年 4月27日 魔術師のイラスト追加)

 人物一覧







【主人公】


挿絵(By みてみん)

 ◇サリヴァン・ライト

 希代の膨大な魔力を持つ魔法使い。

 表向きは見習い杖職人。17歳。

 赤毛、近視、低身長、耳にピアスいっぱい。服の下には刺青もある。

 師が与える課題に応え続けて育ち、非常にトラブルに強い。

 処世術でややチンピラっぽく見せているが、性根は外見の印象よりずっと純朴で真面目。





挿絵(By みてみん)

 ◇ジジ

 サリヴァンの相棒の魔人。

 性別不詳。

 暗色の三角帽子と身の丈にあわないコートを着た、12歳前後の浮浪児風の姿をしている。

 多種多様な性能と使いこなす知恵を持つ。おそらく古代から生き残っている『意志ある魔法(魔人)』だが、かんじんの過去の記憶がないため、自分探しが長年のライフワーク。

 犯罪を職として暮らしていたが、いろいろあって足を洗って、サリヴァンの相棒に収まった。

 





挿絵(By みてみん)

 ◇アルヴィン・アトラス

 フェルヴィンの第四皇子。14歳。

 金髪碧眼の美少年。

 親ほども年の離れた腹違いの兄姉と、自らの語り部であるミケに深く愛されて育ったが、父からの愛情は望むほど得られなかった。

 優秀な兄姉たちに比べ、平凡で小さな自分がコンプレックス。





挿絵(By みてみん)

 ◇ミケ

 生まれながらに、『語り部』という役職についている、古代に作られた魔人。

 主人であるアルヴィンを深く愛している。

 アルヴィンと同じ14歳。






【主要人物】


 ◇アイリーン・クロックフォード(『陰王(いんおう)』)

 サリヴァンの師匠のひとり。『銀蛇(ぎんへび)』という魔法の杖の店の女主人で、唯一の職人。

 黒髪の男装の麗人。40歳。

 ヒースとサリヴァンを育て上げた。

 天才肌で、自分以外の人類の限界値をよくわかっていないため、周囲の人間を過大評価し、たびたび死地寸前に追いやる。尊大な人物に見えるが、ただの天然。




挿絵(By みてみん)

 ◇ヒース・E・クロックフォード

 サリヴァンの師、クロックフォード家の一粒種で、サリヴァンの幼馴染。19歳。

 いつも作業服姿の小汚い恰好をしているが、その下に父親譲りの類まれな美貌を持つ。

 若くして自分の船を持ち、天才航海士として海をまたいだ活躍をしている。

 紳士的でわけへだてなく優しいが、サリヴァン相手だと年相応の無邪気さを見せる。






 ◇アトラス王家


挿絵(By みてみん)

 ・レイバーン・アトラス

 アルヴィンの父。フェルヴィン皇帝。

 過去二人の妻がいたが、二人とも亡くしている。

 我が子からの評価は、公私を分けすぎて家庭を顧みない頑固もの。

 王としての働きは、高く評価されている。




 ・グウィン・アトラス

 アルヴィンの一番上の兄。皇太子。34歳。

 強面で、熊のような大男。元軍人だったこともある法律家。

 優しく高潔な思想を持つ。弟妹想いで、忙しい実父のかわりに父親代わりだった。




 ヴェロニカ・アトラス

 アトラス兄弟の紅一点。アルヴィンの姉。32歳。

 才色兼備の大きな(213㎝)美女。

 母を幼くして亡くしてからは、弟妹の母親代わりを努めてきた。家族の精神的支柱。

 高名な地質学者に師事し、文武両道の才媛と名高い。




 ケヴィン・アトラス

 アルヴィンの兄。体が弱いが頭がきれる。

 現実主義で、神秘や奇跡の概念をあまり信用していない。

 皇帝の秘書役をしている。30歳。

 いつも厳しい顔をしているが、末っ子のアルヴィンには甘い。




 ヒューゴ・アトラス

 アルヴィンの兄。四男。アトラス兄弟イチの傾奇者。

 芸術に秀でた天才肌で、社交にも優れ、外国を飛び回っている。

 兄たちの中でもとくに弟に甘く、親代わりの姉や兄にも弱く、年子の兄と父王にはやや反抗的。29歳。




 ◇ジーン・アトラス

 レイバーンの前の皇帝。国の英雄。故人。

 美貌をかねそなえた知恵者として知られ、かつて国を疫病から救った。




 ◇コネリウス・アトラス

 ジーンの双子の弟。

 小柄な兄と違い、非常に大柄で快活な人物。

 90歳を超えて存命だが、フェルヴィンを去っている。




 ◇ユリア・アトラス

 ジーンとコネリウスの母。歴史に名を遺した悪女で、優秀な政治家でもあった。

 通称は『偽帝』『大淫婦ユリア』。




 ◇オーガスタス・アトラス

 レイバーン・ジーンよりさらに前、約70年前の皇帝。通称『無能王』。

 生まれながらに姉ユリアに愛され、皇帝にのし上げられた。

 実姉ユリアとの間にジーンとコネリウスを、妃との間にレイバーンなどの皇子をもうける。

 執務を放棄し、最終的には、ユリアに全権を明け渡して自ら地下へ軟禁された。のちに処刑される。

 ヒューゴの語り部・トゥルーズの、前代の主人でもある。





 ◇語り部たち



挿絵(By みてみん)

 ・ダッチェス

 レイバーンの『語り部』。現在稼働中の語り部では最年長。




挿絵(By みてみん)

 ・ベルリオズ

 グウィンの『語り部』。屈強な老紳士の姿をしている。




挿絵(By みてみん)

 ・ダイアナ

 ヴェロニカの『語り部』。華奢で上品な老女の姿をしている。故ジーン・アトラスの『語り部』だった。




 ・ルナ

 かつてコネリウスの『語り部』だった魔人。王家の証である彼女を失ったために、コネリウスは国を去る。




挿絵(By みてみん)

 ・マリア

 ケヴィンの『語り部』。目元が涼しい黒髪の女性の姿をしている。自己主張の少ない典型的な語り部。




挿絵(By みてみん)

 ・トゥルーズ

 ヒューゴ皇子の『語り部』。

 青年の姿をしているが、落ち着きがなく子供っぽい。語り部らしくない語り部。

 ヒューゴの前は、無能王オーガスタスの語り部だった。音楽の才能がある。





 ◇モニカ・アーレ

 皇太子グウィンの婚約者。次期皇太后。

 有名大学を卒業している才女。芯が強く、気さくな性格。大農場の娘。



 ◇トーマ・ペロー

 ヴェロニカ皇女の護衛。外交大臣。


 ◇コナン・ペロー中尉

 ヴェロニカ皇女の護衛。その息子。








挿絵(By みてみん)

 ◇ドゥ(灰色の魔術師)

 フェルヴィン皇国の王城の襲撃者。宗教的な灰色のローブをまとった魔術師。ローブの下は骸骨。


 ◇アポリュオン

 ドゥ配下の怪物。神話に語られる『奈落の王』。『最後の審判の蝗』を率いる。


 ◇「あの方」

 ドゥが語る黒幕。


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