表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/75

オープニング

初投稿の作品です

誤字脱字があれば、指摘をお願いします

また、感想、評価共によろしくお願いします

この世界には、二つの王国がある


西の王国――――シャルゼイナ王国


東の王国――――ロイシャラン王国


しかし、両国は互いを認めず、恨み、憎み、そして領土を争った


この争いを防ぐために、科学的に「魔法(のうりょく)」が使える集団――――シャラジューマが作られた



今はシャルゼイナ王国と、ロイシャラン王国の争いが始まってから100年以上たった


人々は、今を王国暦122年と呼んでいる


シャラジューマが作られてから数十年たった今も戦争は止まない



こんな世界の中、17歳の男――――ファイ・アルロスの居場所は…………







「はぁはぁ……」


森の中に、懸命に走る男がいた。ファイ・アルロスだ。


男にしては髪は少し長く、色は黒で、背は175cmぐらいだ。

目はどちらかというと茶色で、走っている為か今は鋭い。体型は、太っても痩せてもいない。

普通といったところだ。


その格好は、所々破れてるボロボロの黒いマントに、裸足、しかも泥でとても汚れていた。

顔には、火傷したような跡が数箇所見られた。

しかし、そんなことをファイは気にしていなかった。

いや、気にしている余裕がなかった。


ファイの後ろからは、ファイと同じマントを着て、マントに付いてるフードをかぶり、顔を隠している人が数人ファイを追っていた。

ファイは、追われているのだ。


その内の一人が右手を上げた。

すると手のひらに、拳ぐらいの光が現れた。

それは、赤く、丸く、まるで、火の玉のように見える。


右手を上げた者は、今度はファイの方に右手を向け、力を軽く入れた。その瞬間、火の玉のようなものはファイの足元へ飛んで行った。

とても高速に。


ファイはぎりぎりジャンプし、よけた。

が、火の玉のようなものが、地面に触れた瞬間、一瞬の光と熱、そしてとてつもない風が現れた。

まるで爆発だ。


爆風といってもいいその強い風で、ファイは前に吹っ飛ばされ、半回転して背中をおもいっきり地面にぶつけた。


これがシャラジュ―マの「魔法(のうりょく)」だ。


そう、マントを着た者達は、シャラジューマだ。


火の玉も、爆発も、「まるで」ではなく、本当の、火と爆発だったのだ。


ファイは、このシャラジューマの人々から逃げていた。

ファイは他の常人と比べると恐ろしいくらい疾い。

後ろにいたシャラジュ―マもどんどんと離されていく。

しかし人数には勝てなかった。

シャラジュ―マは増えていき、ついにはファイの前にも現れた。

ファイは一旦止まり、周りのシャラジューマを見た。


「やるか……」


ファイは、ため息をするように言った。

すると、周りの数人が、火の玉を飛ばしてきた。

いや、火の玉だけじゃない。雷、岩……今確認出来たのはそれくらいだ。

だがファイはそんなことは気にしない。

ファイは目を閉じ、そっと両手を上げ、横に伸ばした。


その時、火の玉などはファイの体に当たった。

いや、当たる前に爆発した。


気付くとファイに傷は無く、目を開け、少し笑っているように見えた。


「次はこっちの番だ!」


ファイは、横に伸ばしていた両手を、左右に振った。


すると、シャラジューマの人々は、人に押されたように後ろに次々と倒れていった。


これがファイの能力「風」だ。


ファイの足が異常に疾いのは、この魔法を使っていたからだ。


シャラジューマの人々が倒れている間に、ファイはどこかに逃げて行った。

追おうとしても、他の人が邪魔で、立てなかった。




そしてここから、少年ファイの、物語が始まった――――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ