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的確らしい

 こうして私は引きずられるようにしてロゼッタに連れていかれた。

 私の片方の手をロゼッタが、もう片方の手をオズワルドが握っている。

 何だか変な感じがするが、結局その違和感はよく分からなかった。


 そしてエーデルに連れられてやって来たのは、大きく占いの館と書かれたいかがわしいお店だった。

 正確にはそれっぽい水晶玉のような物や何に使うのか分からない木星の積み木のように組み合わせたおもちゃなどが飾られている。

 そこそこ人が列をなしているので、人気のお店なのかもしれない。


 なんでもこの占い師のおばあさんは、的確な“ツッコミ”をしてくれるらしい。

 例えば、だれだれが好きで告白したいのですが~でもこういった理由で悩んでいて~、というと、『さっさと告白してこい、それから考えろ』、というように一刀両断してくれるらしい。

 大抵の悩みはある程度自身の中で決めているが、一歩踏み出せない、そういった人や話を聞いて欲しい人が集まってくるのだそうだ。


 あまり友人にも話せない恋愛事、つまり友人もその人物が好きでといった相談にも使われるらしい。

 そういった話を他の人達が話すのを聞いているとやがて、私の番が来た。

 中に入るよう促されると、薄暗い室内に、美女が薄布や飾りを纏って座っている。


 どうやら今日は別人なのだろう、ではどこに行けばと私がそこで思っているとエーデルが、


「あ、ディアナおばあちゃん、今日はこの人の前世を呼び覚まして欲しいの」


 と、エーデルがどう見ても30代以下にしか見えない占い師を、おばあちゃんと呼んだのだった。

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