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ゲームは下手だけど、世界一のチームを作りたい!!  作者: 龍崎
第2章 蒼き鷹の飛躍

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第17話 運命のチーム分け

STREAMER INVITATIONAL開催まで残り一週間。


全参加者二十名が出揃い、配信界隈の注目は次の話題へ移っていた。チーム分け。誰と誰が同じチームになるのか。どのチームが優勝候補なのか。SKYLINEでも予想合戦が繰り広げられている。


『LunaとKENは別になりそう』

『REXと夜桜レイは同じにしないだろ』

『Kuroどこ入るんだ』

『絶対面白いチームある』


大会前にも関わらず、既に大きな盛り上がりを見せていた。


午後八時。


Shinの配信が始まる。待機人数は過去最高を更新していた。


『きた』

『チーム分けだ』

『頼むぞ』

『Lunaどこだ』

『REXとKEN同じはやめろ』

『バランス壊れる』


コメント欄が流れ続ける中、Shinが笑った。


「今日はチーム分け発表です」


その瞬間、コメント欄が爆発する。


『うおおおお』

『きたあああ』

『待ってた』


今回の大会は四チーム。各チーム五人。チームリーダーを中心にドラフト形式でメンバーが決定された。


まず最初のチームが発表される。


――Team Phoenix


Luna


GEAR


猫宮モカ


KAZU


しらたま


コメント欄が一気に盛り上がった。


『強い』

『バランスいい』

『平和そう』

『GEAR大変そう』

『モカとしらたま同じチームなの草』


Lunaが率いるチーム。競技力だけではなく配信力も非常に高い。まさに大会の顔となるチームだった。


続いて二チーム目。


――Team Thunder


KEN


夜桜レイ


Aria


ハル


Noah


発表された瞬間、コメント欄がざわつく。


『優勝候補』

『強くね?』

『レイとKENいるぞ』

『Noahもいる』

『ガチチーム』


元競技勢と実力者が揃ったチームだった。優勝候補筆頭との声も多い。


そして三チーム目。


――Team Blaze


REX


Viper


クロノ


天音みお


月城アリサ


コメント欄の勢いはさらに増した。


『アリサ頑張れ』

『REX怖い』

『Viperいるの草』

『荒れそう』

『みお大丈夫か』


実力者と個性派が混在するチーム。何が起きるか分からない。だからこそ見てみたい。そんなメンバーだった。


そして最後。


――Team Hawk


Shin


Kuro


BOLT


ZEN


東雲レン


発表された瞬間、コメント欄が大爆笑に包まれる。


『うるさそう』

『絶対面白い』

『Kuroとレン同じなの草』

『まとまるのかこれ』

『Shin頑張れ』


Shinが頭を抱えた。


「俺もそう思う」


コメント欄がさらに盛り上がる。


『草』

『諦めるな』

『リーダーしろ』

『頑張れShin』


全チーム発表終了。


どこも強い。どこも個性的だ。そして何より、どのチームが優勝しても不思議ではない。そんな大会になっていた。


『楽しみすぎる』

『早く見たい』

『来週か』

『待てねぇ』


配信終了後も熱は冷めない。各参加者たちは自分の配信でチーム分けについて語り始めていた。


Lunaは笑いながらメンバーへ連絡を送り、KENは既に練習日程を組み始める。REXは「優勝以外ない」と宣言し、Kuroは「面白ければ何でもええ」と笑っていた。


大会まで残り七日。


優勝予想。チーム分析。切り抜き動画。関連投稿。配信界隈は完全にSTREAMER INVITATIONAL一色になっていた。


その頃、BLUE HAWK本部では誠司と美月が会議室で別の資料を確認していた。大会運営資料ではない。スポンサー資料でもない。その先にある、もっと大きな発表のための準備だった。


「本当にやるんですか?」


美月が苦笑しながら聞く。


誠司は迷いなく頷いた。


「ここまで来たらやるしかないだろ」


まだ誰も知らない。


大会当日、会場を揺るがす最大のサプライズが用意されていることを。そしてその中心には、登録者百万人を誇る個人勢VTuber・Lunaの存在があることを。


大会まで残り七日。


祭りはまだ始まってすらいなかった。

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