-入学式終了-
過去一短いです。
会場がボロボロになったものの、入学式は続けられた。しかし、前に立って話す学院長の話はメイも含めて誰の耳にも入ってなかった。
「―。次に、SSSクラスの順位を8位から発表していきます。呼ばれた者から前へ。」
順位発表となると全員が話すのをやめたが、崩れていく壇上を見るのもやめていた。
「では、第8位―アナスタシア・リーベル」
無言で登っていくが飛行魔法で浮いて舞台の被害がひどくならないようにしていた。
「第7位―ムーア・ファイアスト」
ムーアもまたアナスタシアと同じように微妙に浮いていた。
「第6位―エリオット・ハッブル」
浮いていくという発想はなかったらしく、教師の負担が増えていた。
(体重かけないでぇぇぇ)
「第5位―マリア・ヨルティア・クレシェラ」
目が死んでいる教師たちに同情しながら、浮いていた。
「第4位ガルシア・マルケス・ファルミア」
結界を浮かべてその上を歩いた。
「第3位―フォーティス・インティオ」
ガルシアと同じく結界でしのいだ。
「次席―ディルフェルト・セリア・ベクトール」
教師の負担をしれっと肩代わりしていた。
(ありがとぉぉぉ)心の叫びが聞こえた。
「そして1年首席―メイ・クレシェラ・アルデンティ」
教師の負担ゼロにしながら、空中を歩く。会場が完全に静まり返り、ゆっくりとメイが歩くさまに見惚れる。その光景は風景が崩壊していなければなお美しかったであろう。天井の割れ目から光が差し込み歩くメイを照らす。しかしメイの心境は
(眩しいなぁ〜。早く帰ってご飯食べたい。)というものだったため非常に残念であった。
「―以上8名をSSSクラスとし、入学式を終了する。自身の学年順位は寮の入り口に掲示している。確認するように。それでは改めて、入学おめでとう君たち。よく勉学に励むように。」
その言葉が終わると、皆疲れ切った様子で寮に帰っていった。
次は人物紹介です。一緒にあげていますが、見なくても構いません。
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