笑顔を取り戻せ
「なぁ、タマ聞いてくれよ。最近2組の佳菜美ちゃんにげんきがないんだ。」
正木が話しかけてくるが…はて。
「佳菜美ちゃん?。そんな奴うちの学校にいたか?。」
俺の脳内美少女図鑑に検索をかけるがヒットはない。ブサイクなのか?。
「?。お前はなんの話をしているんだ?。」
「お前こそなんの話だ?。」
「佳菜美ちゃんと言えば第二小学校1年2組の橋本佳菜美ちゃんに決まってるだろ。常識だろ。」
クソロリコン野郎の常識を完璧紳士の俺に当てはめないでほしい。
「…てか俺にそんなことを言われてもな。分かるわけないだろ。その…佳菜美ちゃん?に聞けばいいじゃねーか。」
「馬鹿言うなよ。そんなことをしたらただの犯罪者だろ。見守ることに意味があるんだ。」
「いや、見守るのも犯罪だろ。何自分を正当化してんだよ。」
今の時勢は厳しいからな。
「…とにかく俺は佳菜美ちゃんの笑顔を取り戻したい。協力してくれ。」
「やだよめんどくさい。下手したら逮捕される…」
「…成功したら嫌々だが女子を呼んで合コンを開いてやる。本当は…そんな無駄な時間を過ごしたくないんだがな。」
「わかった。俺に任せろ。その代わり…しっかり声をかけてくれよ。」
ロリコンにとって同年代と過ごす時間は確かに無駄に感じるだろう。…その覚悟しかと受け取った。…まじ女の子呼ぶのお願いします。




