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神聖祓魔師 二つの世界の二人のエクソシスト  作者: ウィンフリート
平行世界へ
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第82節 魔法使いの末裔達が見つめる未来 3

更新が遅くなりまして申し訳ございません。

もう6年も続けているんですね。なんだか迷走気味ですが、まだまだ続けますので宜しくお願い致します。

救護室の扉は開かれたままだった。廊下に面した入り口に衛兵が立っているだけだ。


救護室は砦の1階にあり、中庭に面したあたりに位置している。とはいえ、窓はなく、小さな縦長のスリットがあるだけだ。あとは、暖炉のような装置がある。この当時、まだ暖炉に煙突がない構造だったため、室内で焚火をしているようなもので、なかなか使えない設備であったが、城塞都市の建築ギルドが最新の設備、煙突がついているものをつけてくれていた。しかし、暖炉に火は入っていないため、スリットから吹き込む風と、石造りの特性、冷えが容赦なくカトリーヌを襲っていた。


(参ったわ。寒くて仕方ない。まだ木のテーブルみたいなものに寝ているからいいけど、これが石だったら風邪をひくわね。そろそろ寝た振りも限界かも)


 廊下から誰かが歩く音がした。


「ベルタさん、ご苦労様です」

「いえいえ、熾火を持ってきたわよ。寒いよね。そろそろ雪が降りそうだものね」

「これからは俺達衛兵には辛い季節ですよ。城壁の上に雪が積もると最低です」

「わかるわ。今年は石を焼いて配ろうかとオットー様が言ってわよ」

「おお、いいですね。助かります」


 ベルタは衛兵と話しながら、部屋の中に入ってきた。そして暖炉に薪を組んで、熾火をセットした。そして腰に差した火吹き棒を抜いて、炎を立たせた。


 衛兵は、入り口に立ったまま、ベルタの行動と、処置台の上に寝かされた女性を交互に見ながら黙っていた。衛兵にはどうしても気になることがあった。それはベルタが腰から吊るしている剣だった。ベルタは砦の役人で文官だが、兼務で首切り役人もしているのだ。

 そして、ベルタはいつも首切り専用の長い剣を携えていた。衛兵はその剣を暖炉の前でどう扱うのか気になっていたのだが、ベルタは柄を掴んで片膝をつき、熾火をおいた。剣は石の床の上で鈍く低い金属音を立てた。衛兵は堪らず質問した。


「ベルタさん、その剣は重いでしょ?どうして何時も持っているんですか?」

 ベルタは振り返ったが、微笑んでから、すぐに前を向いた。火の面倒を見ながら答えた。


「この剣って意外と重いのよね。でもね。オットー様がいつも携行しているようにって、仰ったのよ」

「そうなんですか。なんでですかね」

「あ、すぐに処刑できるようにだそうよ」さらっと軽くベルタは言った。

「げっ」衛兵は驚いた。

「つまり、オットー様はすぐに私を呼んで首を落とす場合がありうるとことよ」

「うは。恐ろしいですね」

「そうかしら?幸いなことに、そういうことは今のところないわよ」

「あ、そうなんですね」衛兵はほっとして息を吐いた。


「あなた、最近配属されたんでしたっけ?」

「そうなんです」

「生まれはどこなの?」

「城塞都市です」ちょっと得意げだ。やはり、公爵様の城下であるし、公爵領では一番格の高い街であるということなのだろう。ベルタは続けて質問した。

「ふーん。じゃ、本当は城塞都市に勤務したかったでしょ?」

「はい。でも、兵士の空きがないんですよ。殆どの若者が志願しますし、それに貴族の手兵も多いですしね。平民出身の兵士は都市には残れないようです」

「そうなんだ。何か手柄でも立てて、フィリップ様に直訴してみたら?」

「ああ、そうですね。しかし手柄が難しいですよ。ここのところ襲撃も少ないですし、例え戦があったとしても、張り切り過ぎて死んだら元も子もないですからね。それにオットー様の配下というのは誇らしいです」

ベルタはまた振り返ってニコッと微笑み、前を向いた。暖炉の火がパチパチと音を立てながら炎を上げ始めた。


 誰かが部屋に入ってきた。アグネス様の従者だ。

「失礼します。姫様がこれを女性に掛けて差し上げてとのことです」

 衛兵は頷いたが、不動のままだった。衛兵は何故か顔を赤らめていたのを、ベルタは見逃さなかった。


 従者は若かった。少女といってよいだろう。姫様の従者をしながら色々と学び、将来は騎士になるのだ。衛兵が固まったまま、動かないし、何も言わないので、従者の少女は、衛兵とベルタを交互に見ながら少し困惑したようだ。ベルタは仕方なく、従者に声を掛けた。


「じゃあ、貴女が掛けて差し上げてくださるかしら?」

「はい。では失礼します。あ、意識はまだ、お戻りではないんですね」

 従者は高級そうな毛織物を、寝ているカトリーヌに優しく掛けて、顔を覗き込んだ。

「奇麗な人ですね。お気づきになりましたらご連絡いただけますか?」

 衛兵は前を向いたまま頷いた。ベルタは少し笑って応えた。

「わかりました。ご連絡しますね」

「はい。ありがとうございます。では、失礼します」

 従者は一礼すると、部屋を出ていった。


「どうしたの?急に黙っちゃって」

 衛兵は、緊張が解けたように、全身から力を抜いた。まるで身長が短くなったように見えた。そして口を開いた。

「いや、あの人は可愛いですよね。俺達、衛兵の新兵の間でマドンナと呼ばれているんです」

「あら、私だってマドンナと呼ばれているのよ」

「え?そうだったんですか。それは失礼しました」

「まぁ、死刑囚のマドンナだけどね」

 衛兵は声を出さずに笑ってからボソッと言った。

「ベルタさん、笑えないですよ」

 ベルタは、そう呼ばれたことは無かったのだが、なんとなく受けを狙ってみたのだった。


「あの従者さん、貴族のお嬢様なんですよね。俺達、憧れても身分が届かないです。だからマドンナなんですよね」

「ああ、そうよね。身分差を越えるのは大変よね。あなたも手柄を立てて身分を上げればいいじゃない?」

「いや、マドンナは、ああ見えて、剣、恐ろしいほど強いんですよ。それに剣だけじゃなくて、体術も凄いんです」

「そうなの?でも訓練は一緒にやらないでしょ?」

 衛兵は、視線を落していたが、やがてベルタの目を見た。奇麗な緑色の目だった。

「オットー隊長の発案で、中庭で一度やってみたんですよ」

「へー、そうなんだ。で、どうだったの?」

 衛兵はまた視線を落とした。斜め下の床を見ている。

「誰も勝てませんでした。強いんです。子供の頃から訓練を受けていて、レベルが段違いなんですよ。あれが貴族令嬢ってものなんですね」

「うーん。貴族っていうのは、代々戦士だからね。

結婚相手も貴族だと、やっぱり戦士の一族だから、生まれてくる子供も土台が違うんだろうね。まぁ、でも諦めないで頑張れば、チャンスがあるかもよ」

「ベルタさん、そんな・・・慰めはいいです。でも、おれ、頑張ります」

「よし、よく言った。えっと、あとは、私がお世話するので、持ち場に戻っていいわよ」

「はい。畏まりました」

 衛兵は、踵を合わせて敬礼してから、すこし名残惜しそうに部屋を出ていった。


 ベルタは、部屋の片隅から椅子を引き寄せ、処置台の側に座った。処置台と平行な壁に暖炉がある。暖炉の炎は勢いよくなってきていた。ベルタは薪を追加でくべた。


 それから、寝かされている女性の背中を見た。まだ眠っているようだ。

毛織物が目についてが、とても暖かそうだった。この高級そうな毛織物は、フランス王国北部で生産されたもののようだ。

(これ、姫様が自分用に使っているやつじゃないのかな?)


 ベルタは今回の事故の経緯はオットー隊長から聴いていた。アグネス様の操る氷魔法の凄さについては見たことがあるので、この話を聴いて驚いてしまった。つまりこの女性が無傷であることにだ。

だから、女性の体調が気になった。ベルタは椅子から腰を浮かし、反対側を向いている、女性の顔を覗き込んでみた。

(噂通りの奇麗な人ね。いや噂以上だわ。あれ、なんとなく瞼が動いてない?もしかして目覚めは近い?いや、夢でもみているのかな)



 カトリーヌは、砦でも有名な死刑執行役人のことは知っていた。使い魔様が脳に焼き付けてくれた知識によると、塩砦の要注意人物の上位につけている人物だった。

 ベルタの使用している剣は処刑に特化した長剣で、幅広で、先端が丸く丸められた剣だ。

 剣の重さと長さを利用して、遠心力によって死刑囚の首を落とすものだ。戦闘向きではないのだが、ベルタはこの剣の扱いに長けており、剣を振り回しつつ、自身も回転し、敵の攻撃を躱しつつ回転力を加えて敵を粉砕する戦法を使っているらしい。敵はどの高さで回ってくるか分からない剣の一撃と、その重さに粉砕されてしまうらしい。


(近い、近いわ。剣よりも鼻息をなんとかしてほしい。くすぐったいのよ)


 カトリーヌの顔を覗き込んでいたベルタは、満足したようで、また椅子に座ってくれたようだ。


(いい加減に起きないとだわ。でも、このあとの戦略がないのよね・・・

 まず、私が眼を覚ましたら、砦のお偉方が皆集まってくるでしょ。彼らの一番の関心事は、どうやってあの攻撃を無効化したかよね。まずそこ。なんて言おうかしら。

 私が魔法を使えるってことは、危険だけど、あの姉妹が魔法を使えるのだから、あからさまに敵視されることはないような気がするのよね。とにかく砦の3役人がどう動くかよね。

 あ、そうだ。私は、攻撃魔法を使ってないから、リスクは減っているかも。使ったのは防御魔法だけだものね。攻撃魔法は使えませんなんて嘘もあり?いや、それはないわよね。

あと、今回の事が、アルブレヒトにどう影響するか不明だわ。彼は魔法が使えないのだから、私達を姉弟だと思うと、何故使えないのか、却って怪しまれるかも・・・弟も使えるんじゃないかってね。

普通の教会の反応だと、私達二人は火炙りだけど、あの姉妹が魔法が使えるんだから、火炙りはないわよ。それに攻撃したのは、あのご令嬢様なんだから、私は被害者よ!)


「もしもし、カトリーヌさん?もしかして、意識が戻られましたか?それとも悪い夢でも見ておられますか?」

 ベルタが声を掛けてきた。

(しまった。目がぐるぐる動いたかしら?)


 壁際でガタンっと音がした。ベルタは音がしたほうを見た。暖炉の中に組んでいた薪が燃えて崩れたようだ。そして暖炉の横を見ると、薪のストックがもう殆ど無かった。

「あら、薪を取ってこないとだわ。カトリーヌさん、ちょっと新しい薪を取ってきますから、大人しく寝ていてくださいね」


 ベルタは、寝ている人に話かけても無理よねと思いつつ、薪を取りにいった。

普段、処置室は使用しないので、あまり薪は置いてない。そもそも処置室自体は、戦争中に敵に射られた兵士から矢を抜く、負傷した傷に血止めを施すなどの用途として作られている。処置室のテーブルのような板の台は処置用のため、高さが高い。


 カトリーヌは、ベルタが離席した隙を見逃さなかった。とりあえず、処置台から降り、高級そうな、とても暖かい毛織物を丁寧に畳んで、台の端に置いた。それから壁際に置いてあった椅子を取り、暖炉近くに置き、ベルタの座っていた椅子に向き合うようにして座った。 

そして目を閉じた。まるで火の暖かさを心地よく楽しんでいる猫のように静かにした。しかし、頭の中はフル回転していた。


(ベルタには初めて会うのだから知らないふりが必要よね。

 なんとかして帰宅させてもらって、アルブレヒトに会って打ち合わせしとかないと。使い魔が焼き付けた情報量はアルブレヒトのほうが多いのだから、肝心なところを訊いておかないとだわ。あと、色々と質問された時はアルブレヒトに応えさせないと。

 別々に訊いて整合性を確かめて真偽を判断するかもしれないし、結構大変かも。

 しかし、思い出すだけで腹が立つわね。私の方が情報量が少ないなんて・・・どうせ私はアルブレヒトをこの場所に連れてくるだけの存在だったってことよ)


 ベルタは小さな薪の束をぶら下げて部屋に入ってきて驚いた。

「あら、起きていらしたんですね。お体は大丈夫なんですか?」

 そう言って、薪を暖炉の脇に置いて、カトリーヌの前に立った。

「はい、すみません。気を失ったみたいで・・・あの、ここは?」

「ああ、塩砦の救護室です。私はベルタ、砦の役人です。文官です」

 カトリーヌは、軽く頷いたが、視線はベルタの腰の剣のあたりに釘付けだ。ベルタもカトリーヌの視線の先に気付いた。


「あの、剣も差していますが、基本は文官で、本当に稀に、首切り役人をしているんですよ」

 カトリーヌの目が大きく開いた。ベルタと視線が交差した。恐怖というより、好奇心のほうが勝ったような眼差しだ。

 カトリーヌは髪の乱れや服の乱れを気にしているようで、しきりに髪を触ったり服を整えようとしているようだった。そして、一言、

「あの、部屋に戻りたいのですが、よろしいですか?」

「あ、姫様が、カトリーヌさんの意識が戻られたら、お礼をお伝えしたいとのことで、確認してきますので、お待ち頂いてもよろしいですか?」

「は・・・はい」

 ベルタは出ていった。


カトリーヌはやることもないので、暖炉の火を見つめていた。やはり火は暖かい。ベルタさんが火を起こしてくれて、炎の暖かさが寝ている私の背中に伝わり、ありがたいと感じた。昔の私ならそのような気持ちなど微塵も持てなかっただろうなと思った。不思議なものだと思った。


 ベルタはなかなか戻ってこなかった。そのうち薪は燃えてしまって下火になってきた。


(寒いわね。仕方ない。薪を貰って暖炉にくべよう)


 カトリーヌは縛ってあった薪をほどいて、数本暖炉に入れた。タイミングが遅かったようで、火が燃え移らなかった。すこし湿っていたのかもしれないと思った。


 カトリーヌは頭の中で「燃えろ」と唱えた。これは可燃物に火をつける魔法だ。魔法抵抗性がない人間に対して用いると、生きたまま松明のように燃えてしまう、恐ろしいブレネンという魔法だ。ただし、火のないところで使うと魔法が使用されたことが分かってしまうので、暗殺では木の小屋などの中で用いる。


 暖炉の中の木は音を立てて燃えだした。いささか燃え立たせすぎたと思ったカトリーヌは薪をテレキネーズという念力で空中に浮かせ、暖炉に新しい薪を足し、火の勢いを弱めた。ちょうどそこへベルタがドアを開けて、一人で入ってきた。


「おや、暖炉に薪をくべてくださったんですね?カトリーヌさんは働き者なんですね。ありがとうございます」

 ベルタは元の椅子に座って、カトリーヌに向き合った。


「誠に申し訳ありませんが、アグネス様のところに来客がありまして、すぐに来れないそうです。勝手で申し訳ないのですが、一旦お部屋にお戻りになって下さいますか?後でお部屋のほうへお礼に伺うとのことです。よろしいですか?」

「はい。わかりました。あ、薪が勿体なかったですね。ごめんなさい」

 ベルタは薪を見て、それからカトリーヌに微笑んだ。

「いや、お気になさらず。あとで他の部屋に移しておきますから。じゃ、ご案内しますね。どうぞこちらへ」


 処置室は短い廊下を通るとすぐに中庭だ。廊下の石積みの壁の向こうは食堂になっている。食堂から処置室へはいけない造りだ。これは敵の侵入を意識した造りだ。ベルタさんは後ろを振り返りつつ、カトリーヌを気遣いながら先に歩いていく。後についてカトリーヌは中庭に出た。


 中庭では、兵士達が訓練している。通常の任務に加えて訓練もしなければならないというのは大変だろう。しかし、訓練を真面目にやらないと戦闘の際の生死に係わる。皆真剣に取り組んでいた。


 砦の門、第1門と呼ばれている最初の門のところで、ベルタは止まった。

「ここからは戻れますよね?お体が辛いのでしたら、お部屋まで御供しますよ」

「ええ、すぐそこですし、問題ないので大丈夫です。ありがとうございました」

「では、あとで姫様がお邪魔するかと思いますので、よろしくお願いしますね」

「はい。お待ちしています」

 カトリーヌはベルタに礼をいって、砦の第1門を潜った。この門は吊り端の上にできており、橋を引き上げることで閉じることができる。しかし、第2門ができてからは開けたままになっているようだ。


 門の前は広場になっており、中央の花壇の周りを道がぐるっと取り囲んでいる。いわゆるラウンドアバウトという造りで、ヨーロッパで馬車の通行が多い街ではよく採用されている。この広場は第2門にも面している。カトリーヌの部屋は塩出荷倉庫の3階だが、この倉庫も広場に面しており、第2門の西側に立っているのですぐ近くだった。


 広場には馬車が複数並んでいた。第2門の東側の倉庫の前に特に多く停まっており、多くの荷物を下ろして倉庫に運びこんでいた。カトリーヌは第2門の前を通過して塩倉庫へ向かった。塩倉庫の前には馬車は停まっていなかった。これから荷物を下ろした荷馬車が塩を積むために回ってくるのだろう。


 顔なじみになった第2門の門番に軽く挨拶して、倉庫に滑り込んだカトリーヌは倉庫の中を見たが、バルバラさんもアルブレヒトも見当たらない。階段を上って2階の広間兼キッチン兼食堂を探したが居ない。

 寝る時以外は2階の広間にいるのが普通なので、まだ、塩鉱山から塩を搬出している最中かもしれないとカトリーヌは思った。


(困ったわね。まだ鉱山にいるのだとしたら、時間がかかるかもしれない。姫様が来る前に打ち合わせしたいのに)


 カトリーヌは、自分の部屋がある3階に駆け上がり、念のため、アルブレヒトの部屋のドアを開けていないのを確かめた。

 次に、自分の部屋に戻り、鎧戸を開けて、身を乗り出し、メインストリートを見下ろした。そして窓の真下から舐めるように鉱山の方向を見ていった。

居た。バルバラさんが荷車を引いている。その後ろでアルブレヒトが押している姿が見えた。メインストリートは、鉱山と第2門前の広場を一直線に結ぶ道だ。二人は工夫達の家族寮の前をこちらに向かって移動している最中だった。

カトリーヌは急いで鎧戸を閉めて、階下に駆け下りていった


いかがでしたか?

いよいよ、魔法使いの活躍するステージが準備できました。次回も頑張りますので宜しくお願い致します。

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