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八雲紫に幻想入りさせられたのだが  作者: 坂上儚月
第5章アリスと幻想郷巡り~妖怪の山~
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守矢神社に到着!

守矢神社に着きました。

「はぁ...ようやく着いた。にしても、此処の階段かなり長くないか!?」


「確かにそうですね。ですが、何処に訪れる参拝客は多いそうですよ。しかも、こちらからは手が出せないのです。」


「...じゃあ、何で参拝客は襲わないのに私達は襲ったのよ。」


「それは貴方達が登っていた道は守矢神社方面ではなく、天狗の里の方だったからです。」


「マジか。それはすまなかった。しかし、天狗の里の方に行っていたとは。」


「まあ、気がつかなかったのは仕方ありませんよ。時々、他にも迷い込んでしまう人もいますから。」


「そうなのか。今後から気を付けないとな。」


俺達が守矢神社の境内で話をしていたら、神社の中から二人の人が出てきた。


「さっきから声が聞こえると思ったら、椛じゃないか。一体どうしたんだ?それに、後ろの二人は?」


「一気に質問しすぎだよ、神奈子。」


神奈子と呼ばれた人...と、言うべきか?背中にはしめ縄が付いて(?)いた。それに、何だか人とは違う気配を感じる。


「ん?そうか?だったら最初に聞いておきたいんだが、その二人は何者だ?一人は見たことがあるような気がするんだが。」


そう言って俺達を見たので、簡単に自己紹介をした。


「俺は坂上竜神だ。最近幻想入りした者だ。」


「私はアリス・マーガトロイドよ。魔法の森に住んでいるわ。」


「アリス ...ああ!確か、前の宴会の時に人形劇をしていた人形遣いか!」


「思い出してくれましたか。」


「人形劇ですか!今度私にも見せていただけませんか!」


「いいわよ。今度暇なときに来るからその時に見せてあげるわ。」


神奈子さんと椛とアリスが楽しく話をしている頃、俺は会話に入れずに少し離れた所で三人を見ていた。


「...何か、俺だけ空気だな。」


「仕方ないよ。神奈子は一度話始めるとなかなか止まらないからね。」


「君は確か、神奈子さんと一緒にいた子だよね。」


「ああ、そうだよ。私の名前は洩矢諏訪子って言うんだ。よろしくね。」


「諏訪子か。俺の名前は坂上竜神て言うんだ。よろしくな。」


「まあ、立ち話しもあれだから中で話そうか。」


「...あの三人はどうするんだ?」


「別にほっといて良いよ。じゃ、中に入ろうか。」


そう言って諏訪子さんは神社の中へ入っていった。


「仕方ない。あの三人はまた後で来るだろう。」


そう言って、俺も神社の中へ入っていった。

モチベと追いかけっこしています。

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