守矢神社に到着!
守矢神社に着きました。
「はぁ...ようやく着いた。にしても、此処の階段かなり長くないか!?」
「確かにそうですね。ですが、何処に訪れる参拝客は多いそうですよ。しかも、こちらからは手が出せないのです。」
「...じゃあ、何で参拝客は襲わないのに私達は襲ったのよ。」
「それは貴方達が登っていた道は守矢神社方面ではなく、天狗の里の方だったからです。」
「マジか。それはすまなかった。しかし、天狗の里の方に行っていたとは。」
「まあ、気がつかなかったのは仕方ありませんよ。時々、他にも迷い込んでしまう人もいますから。」
「そうなのか。今後から気を付けないとな。」
俺達が守矢神社の境内で話をしていたら、神社の中から二人の人が出てきた。
「さっきから声が聞こえると思ったら、椛じゃないか。一体どうしたんだ?それに、後ろの二人は?」
「一気に質問しすぎだよ、神奈子。」
神奈子と呼ばれた人...と、言うべきか?背中にはしめ縄が付いて(?)いた。それに、何だか人とは違う気配を感じる。
「ん?そうか?だったら最初に聞いておきたいんだが、その二人は何者だ?一人は見たことがあるような気がするんだが。」
そう言って俺達を見たので、簡単に自己紹介をした。
「俺は坂上竜神だ。最近幻想入りした者だ。」
「私はアリス・マーガトロイドよ。魔法の森に住んでいるわ。」
「アリス ...ああ!確か、前の宴会の時に人形劇をしていた人形遣いか!」
「思い出してくれましたか。」
「人形劇ですか!今度私にも見せていただけませんか!」
「いいわよ。今度暇なときに来るからその時に見せてあげるわ。」
神奈子さんと椛とアリスが楽しく話をしている頃、俺は会話に入れずに少し離れた所で三人を見ていた。
「...何か、俺だけ空気だな。」
「仕方ないよ。神奈子は一度話始めるとなかなか止まらないからね。」
「君は確か、神奈子さんと一緒にいた子だよね。」
「ああ、そうだよ。私の名前は洩矢諏訪子って言うんだ。よろしくね。」
「諏訪子か。俺の名前は坂上竜神て言うんだ。よろしくな。」
「まあ、立ち話しもあれだから中で話そうか。」
「...あの三人はどうするんだ?」
「別にほっといて良いよ。じゃ、中に入ろうか。」
そう言って諏訪子さんは神社の中へ入っていった。
「仕方ない。あの三人はまた後で来るだろう。」
そう言って、俺も神社の中へ入っていった。
モチベと追いかけっこしています。




