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ママはAV女優だった‥‥  作者: 百合香


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2/11

体臭漂うマネージャー

 都内の某所‥5階建ての大きなビル‥私の所属している大手レーベルの本社、ここで今日は新作の打ち合わせをし、次はそのまま、車で次の現場へと向かい今日の分の撮影をする。


 ビルの中にはシャワー室や、ちょっとした撮影する所もあり、私と同じ演者が、休憩する仮眠室や、レストランや喫茶店もある。


 会社の中は和やかで演者もADやプロドューサーも仲がいい。私はここの会社の雰囲気が好きだ。


 私が会社の中に入ると、そそくさと、私についてる女子マネージャーが急いできて、隣に並んだ、年は23歳‥AV会社にいるのに、本人いわく処女らしい。


 「おはようございます!本日の日程の確認です。」


 「分かってるから言わなくていいわよ!それより貴方?今日、服、臭いわよ、家に帰ってる?」


 「いやーそれが、最近、残業続いてて、ぶっちゃけここで!寝ちゃってます。」


 「ここにはシャワー室もあるんだし!工夫しなさいよ。。」


 私は潔癖症なのだが、どうやらこのマネージャーは、いろいろと無頓着らしい。女の子の臭いで興奮するなんて言ってるやつは大体童貞だと思う。本当に体を洗ってない女の子の、体は腐敗臭だ。よくAVでそんな企画を目にするが、私が知る限りではフィクションだ。ちゃんと撮影前は、シャワーを浴び、歯も磨く。それがエチケットだ。


 私もこの間の作品で、男優さんから脇の匂いをかがれ、恥ずかしがっていたが、その前にしっかりと洗ってる。。


 私はキビキビもサバサバと、マネージャーと話し合いながら、打ち合わせをする会議室へと、向かった。


 会議室には、今回の監督とアシスタントの人が待っていた。この監督の顔と名前で大体の作品は予測がついている。


 「やぁMINAちゃん‥元気ぃ?あいかわらず、凄い売れ行きじゃない!」


 私は一応、顔出しはしてないので、当然名前も偽っている。いやだが、本名は美奈なので、ローマ字にしただけって、、、けっこうギリギリだわ。


 監督は髭面のオジサンだ‥けっこうなお年で頭もだいぶ薄い、だがこの監督の作品は売れる。男の人がどうしたら興奮したり。どんな事を描写すれば射精感が高まるのかをよく熟知している。


 「監督もお元気そうですね‥この間、見ましたよ、ゴミ箱の中の男と女‥吹き出る汚水に染められて、、かなりのフェチニズムの作品でしたね!」


 私は自分の会社から出る作品は一通りチェックをするようにしている。これも売れるための外交術だ、監督や演者と仲良くなって、太いパイプを作っていく。AVの世界は意外と顔やスタイルだけでは、生き残っていけない。いかに、まわりとうまくやっていくかだ。。


 「MINAちゃんはいつも勉強熱心だねぇ!ありがとう!ありがとう!あの作品は売れないと思ってたけど、なかなか売れたな、普通のAVじゃ抜けない時代がやってきてる気がするよ。」


 髭をさわりながら、監督は少しだけ雑談をし始めた。


 「所で、マネージャーの檜山君、君、ちょっと臭うよ。髪の毛も少しボサボサだし。ここはもういいから、シャワーでも浴びてきなさい。」


 案の定、私のマネージャーは監督から注意を受けて、疲れ果てた顔で退室していき。恐らくシャワーに向かった。


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