愛の言葉を私にください
ちょっと長めです
そして後日譚的な説明回
前回からだいぶ時間が経過しています
私は棚の本の背を指で辿り、ある所で手を止めるとそこから古びた本を取り出した。
ざらりとした表紙を捲れば最初のページには主と結婚式を挙げた日のことが書かれているはずだ。
「……懐かしいなぁ、もう二十年以上経つのかぁ」
ゆっくりとページを捲っていく。そこに書かれた出来事を思い出すかのように。
家族に会った後、私達はすぐにホテルを出た。家族を思うのならこのような接触本当はすべきでなかった。代理人と関係が無かった数日前ならいざ知らず、主と接触した後では尚更だ。
家族には重要なところは濁しつつ事情(気軽に連絡は取れないこと)を説明し納得してもらった上でニューヨークへと帰った私達は、それから数ヶ月後にロシアで細やかながら結婚式を挙げた。
驚くなかれ。結婚式を言い出したのは私ではない。主だ。
主は本当は乗り気ではなかったのに、私がいつか後悔することがないようにと言って挙げてくれたのだ。
細やかにしてくれと頼んだのは私だ。主はなんだかんだ言って大富豪なわけで、最初提案された結婚式はそれはそれは豪勢なものだった。
変更に変更を重ね、主の隷属である十数人の吸血鬼に見守られる中行われた結婚式は、まぁ、一生の思い出にはなったかな。……こんな結婚式挙げた人は世界で私だけだろう。
初対面の吸血鬼も沢山いるわけでかなり緊張したものだが、グレーのタキシードに身を包んだ主を前にして全て吹っ飛んだ。
十字架の前で立つ主はとてもカッコよかった。おっさんだろうがなんだろうが、また惚れ直した。
私はディアナ・ブランシェットして、主はロジオン・シードロヴィチ・ツァレンコとして、私達は出席者に夫婦になることを誓った。
私は結局失踪宣言の取り消しは行わず、小野葉月はそのまま死んだことにする道を選んだ。両親もそれに納得してくれている。
そして私はディアナ・ブランシェットとしてロシア国籍を取得した。どうやって取ったかって?そこはまぁあれですあれ。金の力ってやつです。察してください。
誓いの言葉を述べて、指輪の交換をした後。
『もう逃げられませんよ?』
神父の前でそう嘯く私に主は呆れた顔で『もう諦めた』って呟いてから私にキスをした。
ステンドグラス越しに柔らかな光に包まれたあの一瞬は、涙が出るほど幸せだった。すごい時間をかけてメイクを施してもらったことを思い出して意地でも泣かなかったけれど。
結婚式の写真は家族にだけ送った。家族は私の花嫁姿を写真でも見ることができて喜んでくれたが、本当は生で見たかっただろう。そのことは今でも少し後悔している。
代理人の面倒な事情のせいで式に呼ぶことは無理だと分かってはいるのだが、それでも申し訳なく思ってしまう。
……そうそう、そういえばその結婚式で意外な再会があった。
式を挙げた教会を出たところで二人の男女に出会ったのだ。
あの時の皆の警戒具合は今思い出しても笑える。
吸血鬼のくせして誰一人としてその二人の接近に気付けなかったのだから、その反応も当然のことなのだが。
私とノエルだけがその二人のうちの一人を見てびっくりしていた。
『……あの時の』
『お久しぶりです』
私が一歩踏み出すきっかけを作ってくれた女子高生が隣に一人の男を携えて立っていたのだ。
『貴女に会いたくて無理矢理連れてきてもらったんです』
彼女は笑いながら隣を見る。そこには陳腐な表現だが、王子様がいた。
その男の顔を見て吸血鬼の数人はハッとしていた。主もその内の一人だ。実は面識があったらしい。
その王子様は礼儀正しく祝いの言葉を主に言った。後から聞けば王子様は、スヴェルドルフと繋がりの深いとある会社の後継者だとか。だから面識があったんだそう。
その時初めて彼女の名前を聞いた。澄んだ響きの柔らかい名前だった。彼女らしい名前だと思った。
『……素敵な名前ね』
『私も気に入っているんです』
そう言いながらはにかんだ彼女の笑顔は忘れられないと思う。女神かと思うほど綺麗だったから。
それから彼女とは未だに定期的に連絡を取り合う仲だ。
結婚式を挙げた後、私はまたスヴェルドルフ会長秘書の座に就いた。
昼間は社で、夜は主の部屋で。私は願っていた通りずっと主のそばにいる。
主が私の血を飲むのは月に一度だけ。後は抱くのみ。ただの恋人みたいに。抱きしめあって眠るだけの時もある。そういう時は、朝になると大抵ブランが私たちの間に入り込んで寝ていた。
二人の生活で以前と違うのは、私がピルを飲まなくなって、主がゴムを使わなくなった頃だろうか。それと抱かれる頻度が増えたこと。
別に血を飲む時のみ抱かれるだけでも私は文句なんて言ったことないのだけれど、主は律儀に抱いてくれる。けれど絶対に愛の言葉をくれることはない。
血を飲まれるたびに私は問いかける。
『美味しいですか?』
それに主は必ずこうやって答える。
『……ああ』
私の体を抱きしめて、頭を撫でながら。
二人の間に愛の言葉はない。
代わりに一ヶ月に一度だけこうやって確かめる。主からのベクトルは未だ私に向いているのだろうかと。
血を飲まずに私のことを抱く時点で主の気持ちは分かっている。態度や眼差しでそれぐらい察することはできる。主は気付いていないけれど、あんな目を好きとも思っていない相手に向けることは絶対にないと断言できる。
私はそれで納得した。愛の言葉がなくても、態度で教えてくれれば。それが例え主の自覚を伴わないものだとしても。
寧ろ自覚しない方がいいとさえ思っていた。自覚したら主は死んでしまうから。
だから言葉はいらないと思ったはずなのに、それでもやっぱり不安になってどうしても聞きたくなってしまう。
毎月一回だけ確かめる主の言葉。愛の言葉でもなんでもないけれど、それは私にとってとても大事な言葉だった。
その生活がガラリと形を変えたのは結婚してから一年が経った、そんな頃だった。
『——おめでとう』
吐き気が治らず会社を休んだ私は、見舞いと称して行われた診察でルシアンにそう言われた。
すごく嬉しかった。
けれど一つの問題が浮上した。
月一の主の食事をどうするかということ。私は妊婦で、主に血をあげて貧血を起こすわけにはいかない。
断腸の思いで主には外に飲みに行くよう告げた。本当はとっーーーーーーーても!嫌だったけど!!
飢えて道端で人を襲われても困る。そのため、血の涙を流す勢いで、行ってらっしゃいと送り出したのだが、予想に反して主は他の誰かの血を飲むことはなかった。
でかけるのは出社する時のみで、会社から帰ってくると私の側から離れない。夜も私を抱きしめて眠り朝までその手が離れることはない。
そのうちに主の隈がひどくなってきて、こりゃまずいということで私の血を飲ませようとしたが主は頑なにそれを拒んだ。
……本当はかなり釣られていたけれど。主は耐えてしまった。
結局、主には内緒で毎日少しずつ主に血を与えることにした。
夜ベッドの中で指の先を切り、飢餓状態のせいか普段より睡眠が深い主の口の中にポタポタ垂らす毎日。
当然、指先に傷が増えるわけで主にはすぐバレた。
あの時の修羅場もなかなかの思い出だ。
話し合いの結果、主の意識がある時に指先を切ってあげることとなった。主のお気に入りは膝枕されながら私の指を舐めること。その後は大抵私の胸元に顔を埋めたり、埋めたり、たまに舐めたり。
妊娠して前よりでかくなった胸に悪戯する主を見ながらでかい子供だなと思ってしまったことは、一生誰にも言わないだろう。
出産はそこまで苦にはなかった。
むしろ十月十日が過ぎても生まれてくる時の大きさにならない我が子にルシアンとヤキモキした。一年と五ヶ月が過ぎた辺りでようやく陣痛がきた。
出産は危険だと聞いていた割に一瞬で終わって拍子抜けしたのを覚えている。
出産まで重大な問題が起きなかったのは、ルシアン曰く私がパラヴィーナであることが関係しているかもしれないとのこと。パラヴィーナになったことで私の細胞も普通の人間よりかは強いものとなっているらしい。その分普通の人間より色々と弱いところがあるけれど。
初めて私が生んだのは黒髪の女の子だった。
主の髪質を受け継いだようで少しだけ癖があるのがまた可愛らしい。そして若干タレ目。いやん、すごく可愛い。
主は以外なことに子煩悩だったようで、生まれた子供をものすごい可愛がってくれた。スヴェルドルフの代理人を隷属に任せてロシアの屋敷に一時期ずっと閉じこもっていた。
娘もそんな主によく懐いて私のことは二の次だ。お願いだから母さんにも抱っこさせて。
その二年後に今度は黒髪の男の子が生まれた。髪質も目の色も主にそっくり。まさに主ジュニア。私はこの子に毎日デレデレしっぱなしだ。
だってそこに主に生き写しの赤ちゃんがいるんだよ!?
私が主に出会った時は既に吸血鬼だったし、主が吸血鬼になった頃は推定しなくても写真なんてない。私は主の幼い頃の姿を見ることができないわけだ。
だが、この子のおかげで!私は主の幼い頃の姿も知ることができる!しかもすごく可愛い!!
これを愛でずにいられようか。
二人の子供はゆっくりと成長した。そう、ゆっくりと。
食事は人間の食事と血の両方を摂った。長女は血を飲むよりも人間の食事のほうが好きらしい。長男は血の方が好き。
お乳をあげるのは本当に怖かった。というか主が絶対に直接与えることをさせなかった。娘は吸いたがったけど、娘に甘い主でもこのことばかりは許さなかった。まぁ、お乳飲む拍子に噛まれたら私死んじゃうからね……。
子供達は普通の子供と明らかに違うところがあった。それは成長する早さだ。普通の人間が一歳の頃にまだ六ヶ月くらいの大きさで、普通の子供が二歳くらいの時にまだ一歳くらいだったのだ。しかし頭の発達は通常通りというチグハグさ。
主がつきっきりで子供達の面倒を見ていたのはそのこともあったのかなと今では思う。私のことを噛むことが私にとって危険だと子供達が理解するまで、主の厳戒態勢は続いた。その間は一人で子供達を抱っこすることもダメだった。いや、噛まれるのをよけるぐらいはできるし。馬鹿にすんなと思ったことも一度や二度ではない。
ルシアン曰くこのままゆっくりと大人になるだろうとのこと。人間と吸血鬼のダンピールについて記録はあるが詳細は知らない私達にとって、子育ては常に手探り状態で進んだ。
息子が生まれて一年後、三十過ぎで私は再び子供を身篭った。今回も同じように時間がかかるのだろうとたかを括っていたのだが、今度は八ヶ月で陣痛が来た。吸血鬼のハーフにしても、人間の子供にしても早すぎる陣痛に私は不安な気持ちを抱えながら出産した。そして生まれたのが私にそっくりな女の子だった。
そう、次女はアルビノで、正真正銘の人間だったのだ。
私は後天性の特殊なアルビノであったし、今まで生まれた子供はどちらも黒髪で、その遺伝子は受け継がれることは無いだろうと思いこんでいたからとても驚いた。
だが、主は私そっくりの子供が生まれたことがとても嬉しかったみたいで、次女のことを名前ではなくよく子ウサギと呼んで可愛がっている。いや、名前で呼んでやってください。
その子はついに血を飲むこともなく、人間と同じように大きくなった。
ハーフの二人は生まれてから二十年以上経った今でもまだ高校生くらいの姿をしているが、人間の次女は既に成人した。
主が最近次女に色々とやらせていることから察するに、次女にスヴェルドルフを継がせるつもりらしい。長男と長女は妹を補佐する立場になると自分達で言っていた。
不満はないのかハーフの二人にそれとなく尋ねてみたら、自分達は自由気ままに生きたいから寧ろ妹に押し付けたとのこと。酷い姉と兄だ。
とはいえ、普通の兄弟以上に仲はいいし、全員今の状況に納得しているようなので私は口出ししていない。
そんな次女は最近ジュードと一緒にいるところをよく見かける。どうやら娘がジュードに迫っているらしい。
正直ジュードはやめておけと言いたいところだが、死ぬ前には吸血鬼の殺し方ってやつを教えておこうかと最近は考えてる。それが嘘であれ真であれ、何かしらのきっかけにはなるだろう。
ジュードは主より頑固じゃないので、それなりに上手くいく気がする。……娘をあんな遊び人に任せたくはないのだけれど。色恋に親が口出ししたっていいことなんてない。
ふと部屋の外に気配を感じとった私は、本棚を指先で辿り空いていた場所に日記を戻してからドアを開けに行く。開けると同時に主の足音が部屋の前で止まった。
「お帰りなさいオルトロス様」
「……ただいま」
主の腕が私の腰を抱いて、キスをする。もう自然の流れでそれができる。
「出歩いていて大丈夫なのか?」
少しだけ不安の混じったその声に苦笑しながら「大丈夫ですよ」と返す。
「たまには動かないと」
「……そうか」
「そうですよ」
そこで一度だけ会話が途切れる。
しかし気まずさはない。
たっぷりと間をとってから、主が声を発した。
「…………今日は天気がいいな」
「そうなのですか?」
「……歩けそうか?」
「はい」
頷いた私の手を引いて主が歩き出す。私に合わせてそのスピードはゆっくりだ。
「外へ行こう……お前の好きな花が咲いた」
「なら少しだけ」
主に着せられるままに上着を羽織るだけして外に出る。主が横で傘を開く音がした。
子供達が大きくなってから私達はまたニューヨークへ戻ったのだが、数年前またロシアの屋敷に戻ってきた。基本的にはそこで主と、日がなのんびりと過ごしたり、旅行したりして過ごしている。
たまに主はスヴェルドルフの仕事関係でいない時もあるけれど、それでも三日以上私の側を離れることはない。
手を引かれながらゆっくり歩いて会話を楽しんでいると不意に主が足を止めた。
鼻をすんと鳴らすと花の甘い香りが私の鼻腔を擽る。この香りは藤の花だ。私が我儘を言って植えてもらった花だ。
「すごく良い香り。満開ですか?」
「ああ……紫で頭上が埋まってる」
「もう少し趣のある言葉が欲しいですねぇ」
「……うるさい」
主は情景描写が苦手だ。それでもなんとか教えてくれようとする気持ちがとても嬉しい。
「なぁ……」
「なんですか?」
「またどこかへ行かないか?」
それが旅行の誘いであることに気がついて笑顔で頷く。
「私サグラダファミリアが見たいです」
「……また、難易度の高いものを」
呻く主に手を伸ばす。すると主はその手を誘導して主の首へ回してくれるのだ。
頭を私の方へ引き寄せるようにしてキスをする。
「楽しみにしていますよ?」
仕方ないとでも言うように主も頷いてお返しにキスをくれる。
主は吸血鬼だから老いることはない。私は人間だから老いる。
外見上の年齢はとうに主を越した。
端から見れば逆年の差カップルになっていることだろう。
それでも主はどこにいてもキスをくれる。昔のように。
けれど昔のように私の血を飲まなくなった。私が“もう私の血は飲まないでくれ”と言ったから。
私の体に巣食う病気が見つかったのは数年前のことだ。病に侵された血が主にどのような害を及ぼすかが分からない状態で与え続けることはできなかった。
主は私のその懇願に素直に従った。そのように見せかけた。
私が血をあげることを拒否したその時点で契約は終わったはずだった。対価を払えなくなった私は、主を結婚という形で縛り続ける権利がないからだ。だけど主は私の側にいてくれる。
それが何故かを私は知っている。
けれど、私はズルい人間だから、夜寝ているふりを辞められない。私が寝ているふりをしている時に指先にキスをする主に気付いていても何も言えない。主の前から逃げることもできずに主の側にいる。
主と私は契約に縛られてきた。私がわざと籠の中に繋がれる道を選んだから。
今ではそのことを後悔している。私が血を与えないと主は側にいられないし、逆に主は私の血を飲まないと側にいられない。
二人が一緒にいるためには、血やり取りする関係であることが求められる。
それを条件に契約したことを今では後悔はしている。けれどそれを止めることが私にはできない。
どうせ私はもうすぐ死んでしまう人間だから、ほんの少しだけ夢を見させて欲しいと思ってしまう。
本当に私はズルい人間だ。主をヒドい人だと詰る資格なんてなかった。
この数年で二回私は手術した。その度に転移が見つかった。もう無理だとルシアンには言われた。全てを取りきることはできないと。
私は抗癌剤治療を行うことを拒否した。それこそ主の毒になるだろうから。
「……そろそろ戻ろう」
主が言いながら私のことを片手で抱き上げる。主の片腕に腰掛けているかのような抱き上げ方は、若い頃は良かったけれど、おばあさんの抱き上げ方ではない。
しかし、主は恥ずかしいからといくら言ってもこの抱き上げ方はやめてくれなかった。最終的に私が折れるしかなかった結果、今に至る。
「……あ、少し待ってください」
主にお願いして藤の花を一房とってもらう。
「……そんなものどうする気だ」
「部屋に置いておくんです。体が動かない日でも、暫くはオルトロス様と散歩した日のことを思い出せるでしょう?」
「……いつでも連れて行ってやる」
「ではブランの所に持って行きましょうか」
藤の花を潰さないように気をつけながらそっと手で包むと主が歩き出した。
その足取りは繊細で、極力私を揺らさないようにしているのが分かる。
昔はこの体も健康だったのに、寄る年波には勝てないということか。切ない。
「オルトロス様」
「……なんだ」
「そういえば、私カタルーニャ音楽堂も見たかったのを思い出しました」
「…………また難解な」
主はきっと今顰め面をしている。それを想像して私は笑った。
今も昔も私は愛の言葉を求めてる。
けれど、それを言って欲しくないから代わりの言葉を探してる。
私の血を求める言葉も、景色を見せてくれる言葉も、私にとっては愛の言葉だから、私はわざと訊ねる。私に教えてくれませんか、と。
「素晴らしいものを見せてください」
「……そんなに期待はするなよ。建物自体にガッカリするかもしれないからな」
「わぁ、ズルい逃げ方」
「…………もう黙ってろ」
それを訊ねる私の言葉も愛の言葉なのだと主が気付いていればいいのに、と思いながら降ってきたキスを受け入れる。
藤の花の香りが心地よい春の日のことでした。
これにて完結です!
今日まで付き合ってくださった皆様お疲れ様でした!
そしてありがとうございました!!
この後のことなのですが、いつか主様目線の番外編を書けたらいいなぁと思ってます
あの人はまだ大事なことをやっていないので
全く書いていないし、次は例の女子高生の話を書く予定なのでいつになるかは分かりませんが٩(●˙▿˙●)۶
その時にまた出会えることを願いつつ……その日までさようならl∀・))))サッ




