第277話
「オラァ…ッ‼」
と、レッドバイソンの部下たちがシュタイガーンバオアーを囲み、
頭部や腹部を、ボッコボコに殴り続ける…!
「クッ…こ…こんな…ッ⁉
ピンチになったのに…‼
何で…スペシャルにならねぇ…ッ⁉
やっぱり…ロクスリーがスペシャルだって…認めろってのか…⁉
クッ…クソがぁ……ッ‼」
ただボコられるだけのシュタイガーンバオアー内のケビンさんが、
悔しみの咆哮をする中‼
「り…リーダー…⁉
な…何か…スゲェ勢いで…、
1機…Gが…こっちに突っ込んで来ますぜ…⁉」
と、部下の一人が告げ、
「あ…アレは…⁉
ら…ラーゼンレーヴェ…ッ⁉」
と、驚愕の声を上げる、ジャド‼
そこに…‼
「ケビンさんから退け‼
この機体で…加減なんて効かないぞ…ッ⁉」
と、ガトリングを掃射しながら、
背部垂直ミサイルも掃射するオイラのラーゼンレーヴェ…!
なんだけど…ッ⁉
「な…何だ…?」
「コイツも…外しまくりだぞ…?」
オイラの放ったラーゼンレーヴェの射撃たちが、
ことごとく、レッドバイソンたちから、明後日の方向に逸れる…⁉
しかも…ッ⁉
「な…何やってんだ…ロクスリー…ッ⁉」
一部のガトリングやミサイルが、
ケビンさんのシュタイガーンバオアーに当たって…ッ⁉
「クッ…なんだ…⁉ 同士討ちをしてるってのか…⁉」
シュタイガーンバオアーに当たったミサイルの爆風で、
逆に、シュタイガーンバオアーを囲んでいたレッドバイソンたちへの、
目くらましになり、その隙にシュタイガーンバオアーがその囲みを抜け出す…ッ‼
「や…やった‼ 全部、ただの偶然だけど…‼」
と、更にガトリングを斉射するが、
相変わらず射線が全然、相手機体たちに噛み合わない⁉




