宣戦布告
少し間が空きましたが、続いているのでご安心を。
新シリーズはじめました。
『狂科学者の魔科学無双』
「宣戦布告ぅ? 聖ルミアーナ国が?」
「ああ。」
驚く詩輝へ真面目な顔で返すアレン。
先程クレアが城に襲撃してきたので地上に逃げてきたのだ。
勿論クレアもついてきているので、あまり意味は無いが。
そこでアレンに捕まって現在話を聞いているところだ。
「あの襲撃で相当数の魔法スキル持ちを消耗したはずだぞ? 頭大丈夫か?」
「そこは俺も思った。」
先の襲撃でゼロが全員つぶしたんだけどなあ......
「ちなみに一応聞くが、宣言しに来た使者は?」
「流石に殺すのはまずいからな。一応帰らせた。」
「引っ込みがつかなくなったぐらいしか俺には思いつかないんだが、そこらへんはどうなんだ?」
「恐らく向こうは怯えているんだろうな。突然現れた脅威に。」
突然現れた脅威......?
「なんだそりゃ。」
わからない単語に聞き返すと、アレンは顔をしかめながら、
「......誰がどう見てもお前だ。シキ。」
なぜだ!!??
俺、そんなに有名になった覚えはないぞ? 王女治したのはそこまで知れ渡ってないし、ちょっと大会で優勝していた以外、若干ランク詐欺している感じは否定できないが一般的なちょっと強いDランク冒険者だぞ?
「十分ヤバいやつだ。」
失礼な。
「お前な? 襲撃者たちを全滅させたことが知られていないと思っているのか? 何のための称号だよ。」
「ああ......まあ。」
確かに、称号ってもんがあったな。
「......で、何のために俺を呼んだんだ? 俺は忙しいんだぞ?」
「暇をつぶすためだけにギルドに通っているお前が忙しいとは思えないんだがな。」
知ってるのかよ。
「ま、そういうのは置いといてだ、シキ、頼みがある。」
「なんだ?」
「聖ルミアーナ国を叩く手伝いをしてくれないか? 対価は更なる名誉だ。」
直球だねぇ......まあ今んとこ手に入らないのはその位か。報酬としては妥当だな。
「いいぞ。けど、どの程度だ? 国全体を叩くか、上を叩くか、軍を叩くか。」
「軍を叩いてくれ、上を叩くのは俺たちの仕事だ。」
「了解。」
軽く了承してやれば、安心したのかアレンが零す。
「国を叩く手伝いなんて物騒なことをホイホイ受けるなんてお前ぐらいだ。」
「ま、実際俺が働かなくても、命令一つで配下達が自分から動き出す。俺は見物しているだけさ。」
最近退屈だし、魔法チートなしで戦場にカチコミしに行くかもしれんが。
『狂科学者の魔科学無双』
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此方も宜しくお願いします。




