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一夜城? 時代は一分だ

昨日書き溜めていた分を出しきったのでまたいつも道理の不定期になります。


 アレンから王都の北郊外を一部もらった俺は、水晶の城を作ることにした。


 しかしそれだけではただ美しいだけ。芸がないと思った俺は、

 城を空中に作ることにした。

 高度数百メートル上空を浮かぶ水晶の城。


 想像するだけで様々なインスピレーションが湧く。

 それらの曖昧な情報はnMSネットワーク内で具体化、一瞬のうちに統合され、数個のパターンに分類、あっという間に仮想世界の中で3Dイメージが作られる。


 「う~ん、これか?」

 数個のイメージの中から選び出したその城は、


 まるで天〇の城ラ〇ュ〇のような土と石の土台に、巨大な水晶の城が鎮座して、その四隅にはこれも水晶でできた巨大な直方体の塔が立っている。城の周りを囲むように広い庭があり、それを囲う高い水晶の城壁。四隅の塔の上にはSFチックなヘリポートがある。内装も凝っていて真ん中には広い王座の間がある。高さは50メートルを超すが八階建て。天井がバカ高くて窓もでかい。空に浮いているのは重力操作だ。無茶苦茶魔素を食うのが欠点だが、それは後で考えることにしてしばらくは真上に執行官シリーズを待機、使われていないせいで宇宙に溜まり続けている魔素を供給させることにした。外見もいいのでこれに決定。



 問題はそれだけの構造物を作るだけの質量だが、執行官シリーズからnMSを散布。宇宙に浮いているだけの適当な岩石をごっそり分解して用意した。



 というわけで、


 「はい作製」

 と手を叩けば約一分ほどで王都の北上空に現れる水晶の城。

 

 よく一夜城っていうけど、時代は一分だよな。



 

 もちろん騒ぎにならないわけがない

 ......が、それは完全に詩輝の頭から抜けていた。


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