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乙女ゲームが壊滅的にできない  作者: 速水美羽
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おや、あそこにみえるのは?


 今日もトーナメントの見学で終わりそうな時に事件は起こった。


 昼食を終え軽く素振りでもしようかと中庭の方にやって来た。

 周りに障害もなく、剣を振り回しても迷惑にならないからメアリーは気に入っていた。

 すぐ後ろの方はこの前殿下を助けた森がある。いつも人がいる気配はないけれど今日は誰かがいるみたい。

 

(うーん。気になる。)


 ひょこひょこ此方を見ては隠れてを繰り返している。

 胸ポケットにしまっていた鏡を取りだし自然に髪を整えていると見えるように後ろに隠れている人を見る。

(うーん。知らない人だなぁ。クラスにいた記憶はないし。気になるから声をかけようかしら。)


 クルッと振り返り隠れている人物に声をかけた。


「あのー、そこで何をしているんですか?」


 驚いたのかガサッと音をたてて隠れていた人物は飛び出した。


「あ、あのッ!覗いててごめんなさい!」


 出てきたのはヒョロッとしたとても背が高い騎士科の男子生徒だった。顔は可愛らしく一見女の子と言われたら間違いなく信じてしまうかもしれない。だが確り喉仏も見えるし何より190㎝はあるだろう高身長は彼は間違いなく男性である。


「ぼ、ぼくは2年のクリストファー・ロブルッドです!」


「こんにちは、ロブルッド先輩。私はメアリーです。初めましてですよね?」


「あ、うん。そうだよ。初めまして…。あの、実はね。君に聞きたい事があって。」


 指をサイドに伸ばしてある髪を弄りながらゆっくり話だす。その仕草が何だか可愛くみえて庇護欲が掻き立てられる。


「はい、何でしょうか?」


 ゴーン、ゴーンと校舎から鐘の音がしてきた。授業五分前の予鈴の鐘の音だ。


「あっ」


 先輩が悲しそうに眉を下げて泣きそうな顔をしてしまった。


「よければ話は放課後にでもよければ聞きますよ?」


「ホントに!ホントにホント?」


 悲しそうな表情から一変今度は花が溢れるばかりの笑顔。


「ハイ!よければ放課後にまたこの場所で会いましょう!」


「うん!じゃあ放課後にまた会おうね!」




時系列を照らし合わせしているので更新遅れます!

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