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プロローグ
自分でも話をどう展開させるかを迷っています。結構投稿の間隔が空くと思いますがよろしくお願いします。
ープロローグー
東京郊外にある一見廃墟にも見える建物に僕はドアを開けて入った。
そこにはいつものように沢山の美術品とともに彼女がいた。7年前、心と記憶を失った僕の双子の妹「飯島 朝名」。
黒い髪でショートカット。目に生気はない。服はこれも黒のワンピース。裸足。手には彫刻刀を持ち、また木彫りの像を作っていた。どうやら鳥の彫刻だ。いまこの場にある百余の美術品全てが彼女の作品である。材料は全て母が買い与えた物だ。
僕は扉を閉め寂れた建物の中に入った。先程も言ったように彼女には心がない。つまり欲がない。生きようとしない。ただ本当に流れに身を任せているだけだ。誰かが面倒を見ないとそのまま死ぬ。
僕は兄として彼女の面倒を見なければならなかった。七年間ずっと面倒を見続けた。今日も彼女の世話をするために食事と着替えを持ってきた。
僕はいつも通りの仕事を終えた。もう慣れたもので一時間もあればだいたいのことは済ませられるようになった。「カツン、カツン」という木を彫る音を聞きながら僕はドアを閉めた。
ああ、そういえば僕の事を話していなかったね。僕は「飯島 夕字」
これは僕の大切な人の話




