彼
彼によると、エスエヌエスのメッセージで送られてきたようだった。ここまでこられた理由は、遭難した後に彷徨っていたら落ちたとのことだった。泉さんは彼の縄を解いてあげた。少年は少々お腹が減っていた。泉さんは持っていたおにぎりを彼にあげた。彼は美味しそうに食べた。そのおかげか、彼は泉さんに心の扉が開いた。彼は、やっと名前を教えてくれた
「俺の名前は浅野石人です」
「私は泉正彦だ。これからよろしく」
「え?じゃぁ、俺死んでない?」
「何を言っておる。ガッツリ生きているではないか」
「じゃぁ、ここは異世界じゃない?」
「うん。そうだよ。海外でもない」
「そんな…」
「漫画の見すぎだ」
「ですよね…」
「まぁ、ある意味異世界かも」
「え?」
泉さんは石人を連れて、国にある、高台に来た
「わぁ!すごい…」
「地下帝国だ」
「え?!地下帝国!」
「すごいだろう?私が築いたんだ」
「え?!すげ!!…え、でも電波なんですよね…」
「……うん」
「スマホ使えないならいる意味ないや」
「だよね…」
その夜、石人くんの歓迎会をやることになった。だが、主役は来なかった。部隊のみんなで探した。ハウッドは入口の扉が開いているのを気づいた。ハウッドは一人で外に向かった。外に出ると、石人くんがいた
「えっと…石人くん?」
「はい?」
「あ、僕はハウッド」
「…そ」
石人くんはスマホをいじっていた
「その、色つき板ガラスは何?」
「え?あ、スマホのことですか?」
「多分。てか、外は危ないから出ちゃいけないよ」
「だって、地下電波通じないんだもん」
まだ、スマホをいじっている石人くん




