第0話
読者の皆々様、おはこんにちばんは(皆々様がこれをご覧になってる時間帯が分かりま
せんので、全部言ってみちゃいましたっ)。
私がこの物語の主役に抜擢させていただきました、宮前さくらと申します(一礼、ペコ
リ)。
あっ、ちなみにカメラ目線で〜す。(皆々様、見えますか〜)。
え〜、話は戻しまして、正直なところ、今回の件にはビックリの一言です。作者さんの
ご厚意でこんな大役を仰せつかりまして、身に余る光栄でございます(また一礼、ペコリ)。
本当に私でいいんでしょうか、そんなデカい器の人間だとは自分ではとても思えません
(ウン、ウン)。
止めるんなら今ですよ、まだプロローグだから間に合いますよ。今一度お考えのほどを
お願いします、作者さん。
・・・・・・ふん、ふん(作者さんに耳をすますの図)。
そうですか、分かりましたっ。そこまで言ってくださるのなら、女・宮前さくら、一肌
脱がさせていただきますっ(シャキーン、人差し指を天高く伸ばすの図)。
・・・・・・えっ、やだっ、本当に脱ぎはしませんって(ブーです、そういうの)。
皆々様を満足させてあげられるような、エロエロビームは私には持ち合わせてございま
せん。
でも、まぁ、私にそこまで期待してくださるんだったら・・・・・・(ピンクのTシャツ、
おヘソの上あたりまでチラリ)。
さぁ、セクシーポイントはここまでですよ、脱線しすぎっ(・・・・・・さくらさん、
あなたのせいじゃあ)。
それでは、よいしょっ、よいしょっ(さくら、なぜかのハッピを装着)。
あれっ、どこやったけかな〜(さくら、拍子木を探すの図)。
あった、発見っ(女性の一人暮らしにまさかの拍子木・・・・・・)。
・・・・・・そうだ、山田くん、座布団っ。
山田くん、山田く〜ん、留守なのか〜い。
・・・・・・えっ、山田くんは上手いことを言わないと来ないよ、なるほどっ(お手々、
ポンっ)。
じゃあね〜、布団がふっとんだっ(さくらさん、それじゃあ来ませんよ)。
ありがとう、山田くん(来るんかい、山田くんっ)。
それでは、お時間かけましたが、私が物語の開始を祝しての一言を述べさせていただき
ます。
「それではっ、はじまり、はじまり〜」
パチパチパチ、ありがと〜(誰もいないから、自分で拍手をして、それに応えるの図)。
初めて挑戦したラブコメディ作品です。
主人公・さくらのはっちゃけ具合に注目を。




