戦う料理人育成中!
28話目!
ブクマ100件突破記念!
ありがとうございます!
お納め下さい!
「パパ大丈夫なの大将?」
「殺さないように指示は出してありますよ。それに戦う料理人ですから、これしきでへばって貰っては困りますね」
「そうなのね。夢に向かってるなら仕方ないわね」
「そうです!夢の為に私達は時には鬼にならなければなりません」
「そうッス!いずれは1人でドラゴンも狩るッス!」
「だなぁ!パレードの後に「俺が狩ったドラゴンでぃ!さぁ、このドラゴンステーキを食えぃ」みたいなところまで想像したわぁ」
「素敵ねそれ!頑張れ大将!」
「あぁ!椿さんに応援される大将が憎い!黒曜!多めに噛んで!」
『承知した!生かさず殺さずだ!』
「酷いッス!清史郎が酷いッス!」
「愛の鞭ですよ!」
「パパ楽しそう!」
「えぇ、とっても!」
西門についた時、大将は血塗れだった!
「大丈夫か串焼き屋!」
周りにはやってやったぞと言わんばかりの黒曜達がお座りをしている。どこか満足気だ。
「この狼達は清史郎のだな!串焼き屋、何かやらかしたのか?」
「はぁはぁ!修行の一貫だぁ、ぜはぁ、はぁ」
「串焼き屋、何になるつもりなんだ?こんな過酷な修行までして?」
「俺は戦う料理人になるんでぃ、はぁはぁ」
「そんな血塗れになるまでやらなきゃならん事なのか?」
「なめらっぱなしでた
そんな大将の後頭部を無慈悲な一撃が捉える。
「がぁ!」
「大丈夫か大将!って傷が塞がっていく!」
そう、清史郎の投げた初心者ポーションだ。
「清史郎!大将が血塗れだぞ!」
「大丈夫です!クリーン!これで何も問題は無いはずです!」
「うーむ!綺麗なもんだ!おい、水桶持ってこい!」
「だらしねぇな大将!」
「ダメダメッス!」
「もう少し優しくしてあげても」
「椿!優しくしても強くはなんねぇよ!」
「でもぉ?」
「大将がやるって言ってるんですから。見守るべきですよ椿さん!」
「そうなのかなぁ?」
「拾い物王!その女子も拾ったのか?」
「いえ、私の娘ですよ!椿さん、自己紹介を」
「清史郎の娘、椿です。よろしくお願いします!」
きゃー、清史郎の娘ですって!新鮮!これはこれで!ステキです!
「うむ、自己紹介ありがとう!ストレンジャーで2人めだな。私は衛兵長で良い!覚えておいてくれ椿!」
「わかりました衛兵長」
「それにしてもやり過ぎでは無いか清史郎?」
「大将が戦う料理人を目指しましてね、最終的にはドラゴンを狩るそうなんです。その鍛錬ですね」
「大きく出たな串焼き屋!この訓練も妥当だな。まだ足りないだろうが!」
「そこは、あれだ!順番って奴よぉ!」
「そうか、ガインが言うならそうなんだろうな!」
「たりめぇよ!俺でも無理なんだ!俺より無茶しねぇとな!」
「いつかは狩ってここでパレードしてみたいですね」
「出来るにに決まってんだろっ?俺らが指導してんだしよぉ!」
「やってやるッス!」
「私も連れてってよね!」
「わかりました!取り敢えず水かけますかー!」
バッシャー。
「あれ?爺さん!爺さんどこだよ!」
「死の縁まで行ってんじゃねぇよ!あんくれぇで!」
「馬鹿野郎!生きた気がしねぇっつーの!」
「早く行くッスよ!椿の歓迎会ッス!」
「わーってらっ!」
「ギルドでマリーさんも捕まえて来ましょう!」
「だな、仲間外れにしたら後が怖ぇからな!」
清史郎達はマリーを迎えに行く。
「ったく!ちったぁ加減しろってぇの!狼達の夕飯になるとこだったぞぉ!」
「ドラゴン狩るならもっとやらないと大将!」
「何でドラゴン狩る事になってんだよぉ!」
「狩らないとか無いだろぉ?戦う料理人なんだからよぉ?」
「そうッスね!狩って当たり前ッス!」
「ドラゴンステーキ待ってるわよ大将!」
「期待してますよ大将!」
「おめぇ等!やってやんよぉ!やってやるからなぁ!お前等も道連れだかんなぁ!」
「はいはい!味見なら任せて下さいください大将!」
「おう!味見役なら俺様だろぅ大将!」
「いやいや、あっしッスよね大将!」
「戦えやっ!糞野郎どもが!」
「ぶはっ、アハハハっ」
椿さん楽しそうですね。大爆笑ですよ!素敵です!
「マリーさん呼んで来ますね!」
「おう!早くしろよぉ!喉が乾いてしゃあねぇや!」
「そうッスよ!早くするッス!」
「わかりましたよ!行ってきます!」
「おう!早よ行けやぃ!」
清史郎は、バタンバタン鳴るドアを潜る。
「マリーさん!椿さんの歓迎会するので行きますよ!」
「唐突ね!まあ、いいわ。すぐ準備するから表で待ってて!」
「わかりました!」
清史郎は表に出る。バタンバタン!
「すぐ来るそうですよ!」
「おう!酒が楽しみだぁ!」
「場所どこにするッスか?」
「そういや決めてねぇな。大将、いい場所知らねぇか?」
「酒買って俺ん家で良いだろ?俺の飯よりうめぇもんなんかこの町にゃあねぇよ!」
「よし、キング!酒の調達にいくぞ!」
「了解ッス!」
「拾い物王!俺も材料見繕ってくるわ!すぐ戻る!」
「はい!行ってらっしゃい!」
「パパ?ストレンジャーに知り合いとかいる?」
「いませんね。どちらかと言うと敵ですねストレンジャー」
「敵ってどう言う事なの?」
「敵は敵ですよ。私の邪魔ばかりしますしね。」
「邪魔はダメね」
「それと椿さん、この世界をゲームだと思ってませんか?」
「ゲーム以外のなんなのよ?」
「話してて違和感ありましたか?意思疎通も出来て、笑ったり怒ったり出来るんです。別世界と考えて行動した方が良いのでは?と思ったんですよ」
「確かに、スキルもジョブも現地人有りきで出来てるみたいだし」
「そうですね。現地の方もストレンジャーも皆んな楽しいが1番の進め方だったのかもしれませんよね」
「最前線は、今やここなのよね。ゲーマーが聞いて呆れるわよ!」
「レベル上がりませんけどね」
「そんな攻略してるからよ!まあ、それが当たりだったみたいだけどね」
「楽しめば良いんですよ!先に進むばかりが人生ではありませんから」
「わかったわ!楽しんでみるわよ!」
「清史郎君、待たせたわね!」
「大丈夫ですよ!皆さん買い出しに行きましたし、すぐ戻って来ると思いますよ」
「なら良いわ!椿、スキルはどう?」
「少し増えたわ!」
「そう。まだ、全部取得させて無いようだけど?」
「大将の育成にてこずりまして。明日には揃うはずですよ。椿さん次第ですけど」
「頑張るわよ!」
「おう!待たせたかぁ?酒はバッチリだぁ!」
「バッチリッス!」
「こっちも集まったぞぉ!うめぇもん食わしてやっからなぁ!」
「では、大将の家に出発しましょう!」
「おうよぉ!」
「了解ッス!」
「わかったわ!」
「了解よ!」
「こっちでぃ!着いてきやがれぃ!」
みなで大将の家へと向かう。1人で住むには少しだけ大きい庭付きの家。それが大将宅!
「庭でやるか!すぐ用意するぜぃ!」
「良いねぇー!よし、酒セットすんぞぉ!」
「了解ッス!」
「私は狼達に晩ご飯をあげようかしら?」
「パパ!私にやらせてくれるのよねっ!」
「そうでしたね。約束ですからねぇ。わかりましたよ。椿さんと一緒にお願いしますねマリーさん!」
「了解よ清史郎くん!」
「ありがとうパパ!」
「大将、狼達に使って良い桶かお皿あるー?」
「おう!ちょっと待ってろぃ!今持ってくぜぃ!」
「了解!出来るだけ急いで!」
「お、おう!」
狼達に餌をやりながら、宴会の準備。炭に火が付けば準備は完了。
「おし!始めるぞぉ!椿の弟子入り歓迎会だぁ!飲んで食えぃ!乾杯!」
「「「「「乾杯!」」」」」
思い思いに飲み始める、陽気な宴。儲け話を肴に夜遅くまで続く。
「桶、買い忘れましたね」
Another worlds格納…格納完了
現実世界に帰還します…帰還準備完了
お疲れ様、宴会王!
「なっ!」
8月5日目終了です!
評価、ブクマ、PVが増えると作者は頑張るそうです!
作者「東京スプリントをねゲフンゲフン」




