椿、ファスティアに現る!
25話目投稿!
Another worldsに椿さん登場!
のんびり進んで行きますよ!
8月5日。午前6時半。
清史郎邸、キッチン。
さて、昼ご飯になるかわからないものを私の朝ごはんと共に作って置きましょう!冷しゃぶはどうしたって?食べてもらえましたよっ!お皿が机の上に置いてありましたしね。片付けて!せめてシンクに入れて!脂が!脂が固まってー!
まず、鍋にお水を投入!火にかけて沸かします!その鍋に赤い缶のやつをポイっと入れてかき混ぜます。味を見て、足りなければ塩を少々。胡椒は多めで。濃い目で作りましょう!さてとニラを軽く水洗いして、3センチ程に切って置きます!適当で良いですよ!量は多めで!卵を3つかき混ぜでおきますよ!
ニラをぶち込み1分間物思いにふけります!そして徐に卵投入!少し待ってから、軽くかき混ぜ、唐辛子の粉末をお好きなだけぶち込んで、グルグルしたら完成!あとは、書き置きに、麺にかけてね!これでOK!水でジャバジャバすると良いラーメン用の麺があるのを確認して準備完了!便利ですよねアレ!
さて、私はコーヒーとトーストですね。もしゃもしゃ食べますよー!
Another worldsを展開します…
身体スキャン開始…異常なし
脳波スキャン開始…異常なし
個人認証中…本人と確認
Another worldsへようこそ、清史郎!
8月5日。午前7時半。
ファスティア、テイマーズギルド。
「おはようございますアニマ」
「おはよう清史郎!ご機嫌ですね」
「えぇ、娘がファスティアに来るんですよ!」
「おや、清史郎は既婚者でしたか。まだ、若いのに…私にも会わせていただきたいですね」
若い?まあ、若作りなのは否定しませんよ!
「じゃじゃ馬さんですからねぇ。連れて来れたら来ますよ」
「期待せずに待ってますよ」
「では、行ってきますアニマ!」
「行ってらっしゃい清史郎!」
狼達と共に冒険者ギルドへ向かう。
いつものドアをバタンバタン鳴らし、マリーに片手を上げ挨拶を済ます。目指すは訓練場。
「さて、朝ご飯は後回しです。型と歩法を練習して置きましょう!」
『我らも訓練しておこう!いぐぞっ!』
狼達も訓練するようですね。さて、私もやりましょうかね。やらないとガインさんに怒られますからね。ここで覚えた事は現実でも反映されるんですかね?気になります!ちょっと木刀を買いに行きましょうかね。木刀で良いんですかね?歩き方だけでも参考になりますかね?
「取り敢えず、歩き方からですね」
重心を安定させた状態でゆっくり歩く。ただひたすらに、丁寧に歩く。
「意識した途端、歩くのがキツい!」
ボヤかないとやってられませんよ!歩くのを意識的にやるとキツいのなんの!っと、考え事しながらでは難しいですね。集中!集中!
清史郎は、歩き続ける。
「さて、走りますかね!走るのに慣れたら型にしますか!」
清史郎は、走る!重心を意識して。
「ぶはぁーっ!」
これは、キツい!自然に出来るようになるんですかね?これで抜刀しないといけないんですよねぇ。抜刀であってるんですかね?刀でも無いのに…
大の字で寝転がる。
息が整うまで休憩ですね。現実世界よりも早く動けるので楽しいですが、なかなか難しいですね。振り回されてる感がありますね。徐々に慣れるとは思いますが。さて、次は型の練習ですね。時間も無くなってきましたから。
教えられた型を思い出しながらなぞる。時々走っては剣を振る。
「今日はこのくらいにしておきましょう。少し休憩してから行きますかね」
汗が引くまで、寝転がってましょう。椿さん着いてますかね?楽しみですね。どんな姿なんでしょうね?私は天使だと思います!!悪魔の姿でも天使です!
「黒曜!行きますよ!」
『承知した主』
清史郎はギルド前へと移動する。娘に会う為に。小走りで。超小走りで!
「さて、誰が椿さんですかねー?」
名前も姿も違うかもしれないのを当てる!これぞ愛!さぁ、見つけますよ椿さん!
「こんな所に突っ立って何やってんだ清史郎?」
「ガインさん、おはようございます。娘を待っているんですよ!」
「おぉ!清史郎の娘かぁ、俺も待つぞぉ!」
「別に構いませんが」
「清史郎!娘に会うのに汗臭くて良いのかぁ?」
「はっ!ありがとうございますガインさん!クリーン!」
「俺にも頼むわ!」
「はい!クリーン!」
「これは良いな!スッキリしたわぁ!」
「清史郎にガインさんッス!何やってるッスか?こんなとこで!」
「清史郎の娘が来んだよぉ!」
「あっしも見るッス!」
「娘が声かけにくい状況になりましたね」
「なんでだよ?」
「ガインさんが強面だからッス」あだっ!
「失礼なやつだな!」
「殴る事無いッスよ!」
危ない!殴られるとこでした!それにしても遅いですね。
「おい、清史郎!あの赤い鱗の付いたストレンジャーが手ぇ振ってるぞ!あれじゃねぇか?」
「ですね。間違いありませんね」
手を振り返す清史郎。
「パパ!遅くなってってか、若返ってるー!」
「へ?若返って?何です?」
「若いパパよ!16くらいから24くらいかしらね!元々若作りだけど!」
「えっ?営業本部長にしてやられましたね。そのままでとお願いしたはずでしたが!まあ、良いですか、若くなったくらい。眼鏡も無いことに今更気づきましたけど!」
自分は見えませんしね。そんな事になってましたか!通りで君付けになる訳です。
「おい、清史郎!紹介してくんねぇのか?」
「あぁ、すいません!浮かれてました!」
「良いわよパパ!自分でするから!初めまして!娘の椿です!よろしくお願いします!」
良い挨拶です!赤い鱗がチャーミングです!
「俺はガインだ椿!よろしくなぁ!」
「あっしはキングッス!よろしくッス椿!」
「あー、俺も良いか?拾い物王」
「大将、おはようございます!良いですよ」
「俺はジェフってんでぃ!よろしくな椿!」
「「「ジェフっ!!」」」
似合わないですね!シェフでも似合わないですよ!大将がしっくり来ますよね!大将のお陰で拾い物王スルー!グッジョブ大将っ!
「なんでぃ!俺にも名前くらいあるんだぞ!」
「駄目だ!やり直せ大将!」
「真面目にやって下さいよ大将!」
「大将で行けッス!」
「なんでだよ!わかったよ!やりなおせば良いんだろっ!俺は大将!よろしくな椿!」
「ふふっ、アハハハハっ」
大爆笑ですね。大爆笑も素敵ですよ椿さん!
「ふーっ、あー笑った。みんなよろしくね!」
握手をして行く椿。
はい、可愛いいー!流石!私の娘!私も握手ー!ってスルーされましたね。寂しい!パパ寂しいですよ椿さん!
差し出した手を固く握る清史郎。
「黒曜!娘の椿さんです!仲良くしてあげてくださいね」
『承知した』
「狼達も仲間だったのね。可愛いっ!」
椿さんも可愛いですよ!おや、黒曜がお手をするだと!
「貴方が黒曜ね!私は椿よ!よろしくね!」
「うぉふっ!」
握手だったー!しかも、狼全部いくだとっ!
『人間の挨拶は我らには難しいもんだな』
「ですね!身体の構造が違いますからね」
「パパ?独り言?」
「いえ、黒曜と話してただけですよ」
「うぇっ?パパ、狼と話せるの?何で⁉️」
「パパはテイマーですから!」
やっと言えました!これは決まったでしょう!固まってますね椿さん。取り敢えず移動しましょうかね。
「皆さん会議室行きましょう。そろそろ動かないと稼ぎが減りますからね」
「お、おう!って、椿どうすんだよ?固まったまんまだぞ?病気か?」
「取り敢えず、引っ張って行きますから大丈夫ですよ」
「椿、平気ッスか?元気出すッス!」
「お、おい拾い物王!なんかの状態異常じゃ無いのか?」
「そんな事無いので大丈夫ですよ!ほら、行きますよ椿さん!」
放心状態の椿を連れて会議室へ。
「清史郎くん、その娘は誰かしら?拾ったの?」
「人聞きの悪いことを言わないでくださいよマリーさん。娘ですよ!私のね!」
「そんな若いのに、そんな大きな子が居るとは!やるわね清史郎君!」
「いえ、元の世界では、年相応ですよ!こっちでは外見が若くなってしまっただけですよ」
「変な事になってるのね」
「ええ、変な事になってますね」
全く、あらぬ疑いがかけられてしまう所でした。営業本部長様!今度殴りに行きますね!本社に!本社はどこにあるんですかね?
「ところで、この娘大丈夫なの?動かないけど。本当は人形なんじゃないの?」
「椿さん、そろそろ起きてください!遅刻しますよ!」
「えっ、嘘?何で?ゲームやり過ぎたせいかしら!ヤバイ!遅刻ーっ!」
「椿さん、嘘ですよ!」
「へっ?」
「嘘ですよ!遅刻しませんよ」
「どう言う事って、ゲームの中じゃない!びっくりしたー!」
「ねっ!動いたでしょマリーさん」
「なかなか個性的な起こし方ね」
「そうですか?これが一番効くんですよ」
「パパっ!テイマーよ!テイマー!黒曜ー!」
『うぉふっ!』
あー、黒曜がゲットされましたね。撫でまわされてます。耐えてください黒曜!心の声も変な事になってますよ黒曜。
『あ、主⁉️』
「耐えなさい黒曜!椿さんの為です!』
『し、承知した!』
では、会議始めますかね。
「マリーさん、薬草はどんな感じですか?」
「そうね、信頼出来る冒険者に声をかけてあるわ。昨日の時点でも120件は達成されてるわ。酒代になると声をかけたけど、割と評判が良いわね!あれだけ底辺の仕事扱いしてた癖に現金な事!それでも全然不足してると錬金術ギルドから報告があったわ。ストレンジャーが採取したものは、全然駄目ね!基本がなってないわ!買い叩いて錬金術ギルドへ送ったけど…初心者ポーションも完売!ストレンジャーが買って行くそうよ!」
「想定通りですね。現地の人に周らないのは納得出来ませんが、指示があるまで5倍を維持するよう伝えておいてください。他の物の依頼はどうですか?」
「鉄鉱石の依頼が5倍になった所ね!通常、鉄鉱石10個で2000リムよ!鉄鉱石10個でインゴットが1つ出来るのよ」
「なるほど!依頼は何処からなんですか?」
「鍛冶ギルドよ!集めた鉱石は、鍛冶ギルドへ集められてそこに鍛冶屋さんが買い付けに行くって感じよ。まあ、個人で取りにいったり、冒険者に依頼する場合もあるけど」
鉄鉱石10個でインゴットが1つとか、こう言うところはファンタジーですね。キロいくらとかじゃ無いんですね。鉄鉱石は、少し小出しにして煽りますかね。帰ってくるまでに纏めときましょう。
「銅鉱石も似たような感じですかね?」
「そうね、2倍よ、石炭は変わらずよ!採掘してたら嫌でも取れるし、在庫もまあまああるみたい。あと木材の動きは無いわ!そこまで手が回らないのが本音ね」
「なるほど、木材は伐採する機会もあまり無いのでボチボチで良さそうですね。他は同じ場所で出る物ですし行動に問題はなさそうですね。他のポーションの材料はどうですか?」
「もともと、あまり作って無かったみたいだし、ポーションに追われて手が回らないそうよ。作りたいけど作れない感じみたいね」
「わかりました。現状維持で問題無さそうですね。薬草が落ち着けば先に進む感じになりそうですね」
セカンディルでもやってもらった方が良さそうな感じですね。丁度椿さんも居る事ですし。セカンディルからストレンジャーが雪崩れ込んで薬草フィーバーになっても困りますからね。値上げからの暴動で現地人VSストレンジャー開幕待った無しでは困りますしね。
「椿さん、スキル欲しいですか?」
「欲しい!超欲しい!」
目がキラキラしてますね!可愛さ2000%くらいアップ!鼻血が出そうです。
「マリーさん!お任せしてもいいですか?」
「任せなさい!後でその企みは聞かせてくれるのよねぇ?」
「バレましたか」
「悪い顔してたからね!」
えっ!椿さんの前でそんな顔してましたか!恥ずかしいー!
「時々してるわよ。その顔!」
「うぇっ?本当の話ですか?椿さん?」
「ええ、本当よ!」
「そ、そうですか…」
落ち着け清史郎!落ち着け!さあ、仮面を被るのだ!爽やかな笑顔の仮面を!
「マリーさんお願いしますね。私達は訓練場にいますので!」
頭を冷やしに行きましょうね。
「わかったわ。椿ついて来て!」
「わかりました!」
「終わったら訓練場に来てくださいね椿さん!」
「わかったわパパ!」
さて、移動しましょう!逃げましょう!一目散に!
「大将!串焼き焼いてください!お腹減りました!」
「ここでかよっ!まあいいや、広ぇし問題ねぇだろ」
大将が串焼きの準備に入る。
「で、清史郎ぅ!難しい話はわからんが儲かりそうなんだな?」
「えぇ、下準備が要りそうだったので、椿さんに頼もうと思います」
「下準備ッスか?」
「えぇ、ファスティアにポーションがある事がセカンディルで噂になっているので、セカンディルでも同じ事をやって貰おうかなと」
「どう言うこった?」
「セカンディルからストレンジャーがポーション欲しさに帰って来てもらっては困るんですよね。ポーションが無くなり続けますから。そうするとポーションの材料の値段がまた跳ね上がる事になりますよね?」
「おう、儲かるな!」
「儲かりますが、ポーションの値段も上がりますから、ストレンジャーが暴動を起こす可能性が出て来ますよ!」
「斬り捨てたら良いじゃねぇかストレンジャーなんぞ!」
「そうッス!」
「金蔓斬り捨ててどうするんですか!殺しても復活するらしいんですよ!暴動を起こさず、末長く毟らないでどうするんですか!」
「忘れてたわ!毟るんだったな!」
「それを防ぐ為にセカンディルでも買えるようにしておくんですよ。斬り捨てるのは毟り終わってからです!」
「おめぇ、怖ぇ事考えるなぁ」
「合法でも悪人みたいッス!」
「酷い言われようですが、このままでは、町から締め出されそうですからね」
「あり得るな」
「そうッスね」
辺りに肉の焼けるいい匂いが漂う!
「おう、焼けたぞ!追加も焼いてやるから沢山食えよ!」
「久しぶりです串焼き!」
「エールが欲しくなんなぁ!」
「飲みたいッス!」
「ダメです!」
「つれねぇ事言うなよ清史郎ぅ!」
「そうッスよ!」
「仕事をしてからです!」
ぶちぶちと文句を言いながら串焼きを食べる。
文句は聞きませんよ!仕事が終わってからです!終わってから飲みなさい!
お腹が膨れたのはグチグチ言われ続けて30分経った後だった。
「そういや、清史郎!椿のジョブって何だ?」
「無職ですよ!」
「かーっ!ジョブにも就かずに狩り三昧か?」
「狩り三昧ですね」
「ストレンジャーは無職の狩り好きばっかりッス!」
「頑張れば狩人にでもなれるんじゃないですかね?」
「気の遠い話だわぁ!」
「そう言えば大将のジョブってなんですか?」
「料理人に決まってんだろがぃ!」
「それはいけませんね。冒険する料理人になるはずでしたよね?」にやぁ
「そう言えばそんな話だったよなぁ大将!」にやぁ
「料理の材料も採取できるようにならないとッス!」にやぁ
「大将!そんな貴方にプレゼントです!受け取ってくださいっ!」にやぁ
チュートリアル包丁(ATK2)
「モンスターとか刺せば良いんじゃね?こうブスッとさ?動くものは全て食材みたいな?」
あー、こんな事書いてあるんですね。チュートリアルのアイツの台詞ですね。
「包丁で闘うのかよっ!」
「当たり前だろぅ?」
「当然ッス!」
「2本にしますか?」
「数の問題じゃねぇ!」
「採用だなこれはよぅ!」
「採用ッス!」
「ありがとうございます!」
「ちくしょうめぃ!やってやらぁ!やってやるぞ俺はぁああああ!」
大将は包丁を両手に掲げ叫んだ!
私だけ修行とか辛いですからね。巻き添え巻き添えっと!
「よし、戦う料理人育成計画はしめるぞっ!」
「了解です!」
「了解ッス」
「冒険する料理人じゃなかったのかよぉ!クソっ!やってやらぁ!ヤケ糞だこらぁ!」
戦う料理人育成スタート!頑張れ大将!
沢山で会話されると辛いです!
作者「喋りすぎじゃねコイツら」
評価やブクマありがとうございます。
書く気力が漲ります!




