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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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188/198

暗緑の疾風としての旅立ち、ブランデンブルクへ

挿絵(By みてみん)

恋人風の翼グラビア。


ゲルタが仲間になったけど、ライは尻に敷かれそうです。

ゲルタ「さて、まだメンバーはライと私しかいないけれど、組織の名前を決めようか。」


ライ「ライ盗賊殲滅隊。」


ゲルタ「却下。センスの欠片も感じられないわ。それじゃ美人参謀がいるとは思えない。汗臭い。そもそも組織に自分の名前を付けるなんてガキっぽくてダサい。」


ライ「う...。」


ゲルタ「そうねえ....チームカラーを決めて、暗緑の疾風。」


ライ「は?なんだ、それ?」


ゲルタ「チームはダークオリーブの衣装を着るの。盗賊団に挑むのにちょうどいいよ。森の中に溶け込む。」


ライ「それはいいが、名乗るのが恥ずかしい。」


ゲルタ「何度も堂々と名乗っているうちに気持ちよくなるって。」


ライ「何度もやってるうちに気持ちよくなるって...おまえが言うとなんだかエロいな。」


ゲルタ「何度もやってたからね。」


ライ「え?」


ゲルタ「じゃあそういうことで、暗緑の疾風のリーダーくん。」


ライ「わかった。これからどうするんだ?」


ゲルタ「仲間集めね。ポツダムじゃ見つかりそうもないから、盗賊団探しも兼ねて旅に出ましょう。私、酒場の給仕を辞めてくる。」



+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


翼「ちょっと、豊太郎。このゲルタって女、何なのよ?」


紬「何度もやってたって言った。豊太郎のエッチ。」


エリス「はい、豊太郎は実はすごくエッチなのです。」


桜「妻にエッチと言われる豊太郎。反論は無理だな。」


豊太郎「ゲルタは男性読者の願望を叶えるメカニズムです。私の欲望ではありません。」


エリス「豊太郎は私に主導権を取らせるプレイが好きなのです。」


紬「えーと...特殊なジャンルの夫婦漫才はそこまでよ。」


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



挿絵(By みてみん)



ゲルタ「じゃあ出発しよう。行き先はブランデンブルク・アン・デア・ハーフェル。」


ライ「船で行くんだな。」


ゲルタ「そうよ。夜までには着くわ。」


ライ「ブランデンブルクは選帝侯直轄都市だな。」


ゲルタ「マークデブルクと同じで市参事会が管理してるわ。交通の要所なので護衛の仕事がたくさんあるから冒険者もたくさん集まる。」


ライ「なるほど。期待できそうだ。」



+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


紬「このあとどうせ宿について同室だって話にするんだろ?」


翼「アニメのお約束だ。」


桜「豊太郎はアニメを知らないくせに。」


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++



ゲルタ「暗くなる前に着いてよかった。」


ライ「腹が減ったな。宿屋へ行こう。」


ゲルタ「この町は流通が盛んだからきっとワインもあるよ。」



宿屋「いらっしゃいませ。お泊まりですか?」


ライ「ああ、二部屋頼む。」


ゲルタ「いや、一部屋でいい。」


ライ「は?」


ゲルタ「同室でいいと言ったんだ。ベッドも一つでもいいぞ。」


ライ「いや、ベッドは二つだ。」


宿屋「ツインですね。了解しました。7グロッシェンです。」



挿絵(By みてみん)



ゲルタ「いいか、これからは宿屋でずっと同室だ。安全の確保が優先される。」


ライ「わかった。」


ゲルタ「ムラムラしても最後の一線は越えるな。」


ライ「当然だ。」


ゲルタ「とはいえ17歳の男子、そう我慢できるものでもなかろう。一線の手前で処理してやる。」


ライ「は?」


ゲルタ「何を驚いている。傭兵隊ではいつも喜んでいたじゃないか。」


ライ「そ、そうだったのか?」


ゲルタ「ああ、さんざんやってきたことだ。今さらカマトトぶるな。」


ライ「わ、わかった。」


ゲルタ「それにしてもワインは美味いな。貴族の味だ。」


ライ「たしかに。この甘み、なかなか得らぬ快楽だ。」


ゲルタ「ハチの巣を見つけて思い切りしゃぶりつきたいぞ。」



+++++++++++++++++++++++++++++++++++


翼「豊太郎!破廉恥描写か!」


豊太郎「いや描写はしない。会話で触れただけだ。」


紬「ラノベには珍しいリアリズムか。森鴎外もベルリンでリアリズム文学に触れていたはずだから、豊太郎がこうなるのもある意味必然。」


桜「描写がなければ無罪だ。」


エリス「ライは我慢できても豊太郎は無理ですけどね。」


++++++++++++++++++++++++++++++++++++



ゲルタ「さて、明日は市内を探索だ。小さな仕事があればそれも請け負おう。生活費が2人分になったからこまめに稼がないと。」


ライ「あと、おまえを少し訓練してやる。戦えないと他のメンバーへの示しが付かない。」


ゲルタ「わかった。人を殺せるようになるよ。」



 翌朝、ふたりはブランデンブルク市内を探索し、店舗や人々の暮らしを観察した。ポツダムと比べると圧倒的に活気がある。流通の拠点には多くの資金と物資が流れ込むようだ。ふたりは口入れ屋を見つけた。



ゲルタ「依頼が貼り出してあるな。」


ライ「単独で受けられそうなのはあまりない。」


ゲルタ「おい、これを見ろ。単独でいけるぞ。」


ライ「熊退治だと?おい、死ねというのか。」


ゲルタ「旅人を襲う熊が街道に出没して多くの旅商人が犠牲になっている。退治した者へは報奨金20グロッシェン、並びに熊の死体を時価で買い取る。最高だな。」


ライ「おい、聞いてるか?熊と戦える人間なんて....マークデブルクの熊兄弟ぐらいなものだ。俺には無理だ。」




ゲルタの魅力が爆上がりしそうですね。どうやら戦闘力も身に付けそうです。

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