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転移しまくるJKトリオ――港区の実家は太い  作者: 青い水


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幕末から古代ギリシャへ、全力のペルセウス応援団、JKだけど全裸も辞さない

挿絵(By みてみん)


2度目のギリシャ神話世界、いや3度目かもしれない。慣れてきたので大胆不敵になってきました。

桜「さて金曜日の放課後だ。」


翼「このごろは制服で飛び出すことが少なくなったね。」


紬「実用性がない。むしろ不利。」


桜「ホントそれ。クリーニングに出すローテーションも大変だし。」


翼「熱いか寒いかだけ聞いて服を決めてる。そういえばセーフハウスも衣装を置いてるので手狭になってきた。アップグレードしてくれないかな。」


紬「ここで寝起きするわけじゃないから別に良いじゃん。」



女神「来たか。もっと広い部屋が欲しいとか、ずいぶん言うようになったな。異世界に大きなセーフハウスを作ってやろうか?」


紬「いえ、ここが最高です。」


桜「買い物も便利ですし。」


翼「次の転移はどこですか?」


女神「ギリシャ神話だよ。怪物も出る。」


桜「では軽装で出かけます。」


女神「スカートな。みんなJKのスカートを見たいんだから。」


翼「了解しました。短めでサービスに努めさせていただきます。」


女神「よろしい、では30分後。」



桜「行っちゃった...ギリシャ神話ね...」


翼「これまでアクタイオンとオルフェウスを助けた。」


紬「私の好物の美少年、アドニスとナルキッソスも。」


桜「気候が良いので春夏物でOKだね。」



挿絵(By みてみん)



桜「久しぶりに来たけど環境は最高ね、ギリシャ神話の世界。」


翼「気候は温暖、空気は清浄、果物が生い茂る。」


紬「働かなくても食べていけそう。」


桜「ここはどこだろう?地中海の島みたいだけど。」


翼「モブに訊いてみよう。どうせ古代ギリシャ語だから女神様は言語障壁をオフにしてくれているに違いない。………… あー、そこの羊飼いの少年よ、ちょっと訊いても良いか?」


少年「はい、何でしょう?」


翼「この島はどこだ?私たち、さっき天から降りてきたばかりでよくわからない。」


少年「天から降りた?ニンフなの?」


翼「うーん...まあそうかな。」


少年「ここはセリーポス島だよ。領主はポリュデクテースだ。」


翼「ふーん、領主がいるんだ。ありがとうね。はいこれ、ミルキー、牛の乳の菓子だ。」


桜「どうだ、翼、なにかわかったか?」


翼「えーと....セリーポス島....わかった、ペルセウスだ。」


紬「ペルセウスってあのメドゥーサを倒した?」


翼「そう、倒したメドゥーサの首をチートアイテムにして無双したやつ。」


桜「セリーポス島ということは....まだメドゥーサ退治に行く前か。」


翼「これで決まりだね。うちらが直面するイベントはペルセウスの援助。」


紬「ペルセウスを探そう。」


翼「あのさ...検索したペルセウスの画像...ほとんどがチンチン丸出しなんだけど...」


桜「うわっ、現物を前にするとこりゃきついわ。」


翼「うちらの予備のパンツをあげようか?」


紬「サイズ的に無理でしょ、ガチムキなんだから。」


桜「あ、あの子、なんかオーラがあるからあれかもしれない。訊いてみよう。」


紬「おーい、君はペルセウスか?」



挿絵(By みてみん)



ペルセウス「そうだよ。異国の姫たちよ。」


桜「君が着衣でよかったよ。」


翼「ホントだよ。チンチンぶらぶらソーセージだったらどうしようと....」


ペルセウス「何言ってるの?痴女なの?」


桜「いや、うちらは痴女ではなくて...チーム名はまだ決まってない。」


翼「君はお母さんといっしょにこの島に流れ着いたんだよね?」


ペルシウス「そうだよ。ぼくの父はゼウス、ぼくは神の子だ。母はダナエ、王女だった。男子の後継者に恵まれなかった祖父は、占いで神託を得たんだけど、男子は生まれず孫に殺されると出たので、ぼくと母は追放されてこの島に流れ着いたんだ。」


桜「神の子なのに数奇な運命に弄ばれたのね。」


紬「ギリシャ神話あるある。神託でなんでも決まる。」


翼「ここでの生活は安定してるの?領主との関係は?」


ペルセウス「領主のポリュデクテースがお母さんのダナエに横恋慕してぼくを邪魔者扱いして無理難題を吹っかけるんだ。」


紬「おお、あれだな、魔物を討伐だな。」


ペルセウス「そう、ゴルゴーンのひとりメドゥーサを討伐してその首を持ってこいって。」


桜「よし、私たちに任せろ。絶対勝たせてやる。うちら....鋼鉄のペルセウス応援団だ。」


ペルセウス「鋼鉄なの?」


翼「そこはそっとしておいてあげて。」


紬「幾多のRPGを遊び倒してきた私が付いている。大船に乗ったつもりで任せるがいい。君はまずアテナの宮殿に行くんだ。アテナは君の叔母さんだから助けてくれるよ。そこには叔父さんのヘルメスもいる。2人から大事な装備品をもらうんだ。」


ペルセウス「わかった。今すぐ出発する。」


紬「アテナからは盾、ヘルメスからはサンダル...いやそれだけじゃない、剣だ。ヘルメスからは剣とサンダルだ、いいな?」


翼「うちらはちょっと船に乗りたくないのでここで待ってるね。」



桜「さて、うちらはどう動く?」


翼「ペルセウスのママのダナエと養父のディクテュスに会いに行こう。」


紬「鋼鉄の応援団が付いてることを伝えれば少しは安心してもらえるかもね。」



挿絵(By みてみん)



桜「こんにちは、うちらは鋼鉄のペルセウス応援団です。」


ダナエ「え、うちの子を応援してくれるの?」


翼「はい、全力で。彼は今アテナ神殿に行っています。」


紬「メドゥーサを倒すための装備を調えているのです。」


桜「装備で残っているのはハデスの兜だけなんだけど。」


ダナエ「それならポセイドンに頼めば仲介してもらえるかもしれませn。」


ディクテュス「ポセイドンは好色ですからね、あいつが満足してくれれば兄から兜を調達するのは簡単でしょう。」


桜「ならばうちら...全裸のJKトリオダンスを披露します!」


翼「今さら出し惜しみはしていられません。」


紬「もう初めてじゃないし、期待していいですよ。」



挿絵(By みてみん)



桜「行くよ!マツケンサンバⅡ!」


翼「出し惜しみはしない!」


紬「オーレー、オーレー♩」



ペルセウス、神話の扱いでは青年なので、少年期でも紬の美少年推しのスイッチは入っていないようです。平和で何より。

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