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64久しぶり??



「リンドブルム大公、陛下より詳細の話をしたいとのことです。」

「折角の可愛い愛人との逢瀬を邪魔されるなんてね。こちらはすることをしているというのに。そうだろう?ミカエラ。」


 ヘラルドは耳元で口煩い侍従だ。と、言われた。それならイチャイチャしたほうが良いのだろうか。考えたミカエラはポッと顔を頬を赤く染めてくっつくように服に顔を埋めておく。


「慣れていない場所なんだから少ししたら伺うと伝えておけ。」


 侍従が部屋から出たら膝から下ろされた。恥ずかしい。頭を撫でられて温和な表情になっていた。


「あの侍従に何か???」

「私に子供や嫁が見たいとお小言を行ってくる昔からいる人間でね。見合いの姿絵を大量に押し付けられたくなくてね。恥ずかしかった??」

「急に仕事が来たので…」


 ふぅっと息を吐き出して顔を作る。それから簡単に説明をしてもらい、ミカエラは取り敢えず作業着にならないように男爵だからと用意された衣装で仕事を行う。配達はどうしたものか。そう思いながらも手を動かす。色々と作るのだが、納品どうしよう。


ヘラルドが出てやっとゆっくり出来るとそう思っていたら扉が叩かれてまた人が来た。


「あ、ミカエラ久しぶり。」

「レオン様、お久しぶりです。」

「ミカエラの護衛兼納品係って言われたよ…」


 ニコニコとして椅子に座らない。座れば良いのに。

「腰掛けないのですか?」

「仕事中になるからね。城に暫く滞在で納品や材料調達は俺がするから

気楽に言って。一度侯爵家に寄ってからになるから少し遅れるけれど、許してね。」

「それは構わないです。宜しくお願いいたします。」

「俺かイザークが交代で付くんだって。」


 本当だったのか…宜しくお願いしますとしか言いようがない。アリアとメイドが数人部屋に来て紹介を受けるのだが、メイドがレオンハルトに見惚れていた。これは多分使えない気がした。


「アリア、せめて既婚者にしてもらえないか相談してくれる?」

「そうですね。ヘラルド様や女官長に相談しておきます。」

「どうしたの?ミカエラ。」

「いえ。レオン様の彼女希望が多いのかなぁと。」

「そう言われても、仕事を放棄していたら対象外かな。ミカエラみたいに自分の仕事に誇りを持っている人が尊敬できるからなぁ。」


レオンハルトは仕事としてこの場にいるのでどうしたら良いのだろう。と、見上げると目が合ってニコッとされる。顔がいい。


「護衛騎士って慣れませんね。」

「部屋の中であれば雑用も受け付けるよ。」

「…自分用の石削る練習します?」


アリアとレオンハルトがいるだけなら凄い楽。アリアがお茶を用意して2人で飲みながらチマチマと手を動かす。


「ミカエラ、これでどうかな。」

「…そうですね、綺麗に削れてます。自分用にですか?」

「魔力貯蔵用で付けておきたいんだけれども…自分で作ろうかと思ってるんだが、何がいいだろう。」

「???単発で使うなら腕輪の方が楽だと思いますよ。石のストックがあるなら自分でつけれるようにしておけばいいですし。」


ベースの腕輪をクズ石が付けやすい物を渡して魔鉱銀で台座を作って接続して回路を引くようにする。


「こ、細かい…」

「石を削るのも大変ですけど回路が大変なんです。1回引いたら石を付けるだけですから。」


レオンハルトはチマチマと細かく回路を引いていた。


「基礎の詰め合わせだけどすごい細かい…魔道具が腕輪もゴテゴテしている理由も分かったよ。」


レオンハルトは自分で1つ不格好ではあるが作って静かに喜んでいた。


「自分でこれから作りますか?」

「プロにお任せします。」


お金で解決を選んだ。



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