↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
90/93

城との交渉?

本日2話目です。

「助けるって言われてもな……」

「あっ、リョウ君達のはもう考えてあるから。

 問題はタクヤ君だけだから」

「考えって何だよ?」

「俺が問題ですか?」

「え~と、同時に聞くのは止めてくれないかな。

 まず、リョウ君達。君達は既にチート持ちだから楽なんだよ」

「楽? 手抜きしようってのか?」

「ちゃうがな。

 ここの王様の前に神の使いとして姿を現しておいた。

 で、君達の事を頼んでおいたから。はい、これ。身分証ね」

「ここの王に仕えろってか?」

「違うって。

 身分は男爵扱い。ただし何の義務も無い。招集にも応えなくて良い。

 税金も払わなくて良いけど、国からの給料も無し」

「……本当か?」

「そんなに都合良く、王や貴族が納得するかって事だろ?

 大丈夫! OHANASHIしてきたから!!」

「『おはなし』ってとこが変に聞こえたぞ。

 何をした?」

「別に特別な事はしてないよ。いつもの通り、ドラゴンで城に行って、謁見してきただけ」

「ドラゴンで乗り付けるのがいつもの事かよ!」

「力は見せておいた方が良いでしょ?

 軽く見られると、利用しようとする者が必ず出てくるから。

 神に逆らうとどんな目にあうか理解して貰うには、目に見える脅威が一番!」


この人怖い!

ドラゴンまで使えるのかよ。

で、それを使って国を脅してきてる。

そりゃ言う事聞くしかないよな。

この身分証を持ってるだけで、貴族とかに睨まれそうだわ。


「心配しなくても、王様とは一昼夜話しをしたから。

 ちゃんと向こうも納得してるから。一応王都に行って顔見せだけはしておいてね。

 偽物が身分証を持ってきても困るからさ」

「本当に大丈夫か?」

「ああ! 自信を持って言えるね!

 なんなら、ドラゴンの鱗を賭けても良い! ウソだったら剥いで持ってくるから!」

「……判った。信用しよう」

「ふう。良かった。肩の荷が下りたよ」

「俺の問題は?!」

「おっと、そうだった。ははは、忘れてないよ?」


ヤバかった。

絶対に忘れてたぞ。


「彼らはね、チートがあるから自由に生活出来る。

 冒険するも良し、城に仕えるも良し、商売するも良し。

 身分は国に保証されているし、貴族扱いだから無碍にされる事も無い。

 ただ、君はねぇ……。能力は多いけど、どれもチートじゃ無いんだよなぁ……。

 どうしよう? どうしたい?」

「いや、考えてくださいよ! じゃ、じゃあ、俺にもチートください」

「ゴメン。俺、能力を与える権限を持ってないわ」

「え~……。じゃあ…………お金を貰うかな?」

「それでも良いけどさ、チートも無いのに大金持ってたら狙われるぜ? 大丈夫?」


確かに。

金持ちのザコなんか、狙われるに決まってる。

攻撃の当たりやすいメタルスラ○ムのようなものだ。


「う~ん、う~ん…………じゃあ、今持ってる能力のレベルを上げてもらう事って出来ますか?」

「どうだろ? どれか一つくらいなら可能かもしれないけど、全部は無理だと思う」

「そうですか……」

「どうしたものかなぁ…………あっ、ちょっと待って。星から連絡が来た」


星から連絡?

星って言う名前の人からの電話でもあったのだろうか?


福田さんはポケットからスマホみたいなのを取り出して、誰かと話してる。

その相手が多分、星っていう人なんだろう。

そのスマホを貰うか?

異世界でスマホって便利な道具って決まりがあるじゃん。

……もうテンプレは考えなくて良いのに、こんな事を考えてしまった。


「……えっ? マジで? それって良いのか? ……判った、ありがとう。じゃ~ね」

「何か驚いてましたけど、どうしました?」

「いや~、ビックリしたよ。星が見守ってあげるってさ」

「へ?」


何を言ってるのか、さっぱり理解出来ませんけど。

次話は、本日の19時に投稿します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。