激闘マリアナ沖海戦 1
なんか日本軍一方的なのもつまらないので修正しました
――1944年 6月19日
早朝、友軍の索敵部隊の「敵機動部隊発見」受電により艦内、艦外は慌しくなっていてた。
日章旗のように鮮やかな朝日を浴び、甲板に並べらた航空機に乗り込む。
「あれっ?」
懐かしい感じがする。
冷たい海の香が1941のころを思い出さしてくれる・・。
「中隊長。これを・・」
?
お守り?
機内ベルトを締めてくれる整備士が零戦の照準機につけてくれて、「忠兵長からの差し入れです」と言ってくれて私は頬が熱くなる。
そろそろエナーシャも十分な回転数を出したころなのでエンジンコックを捻ると、プロペラは緩やかに回りだした。
天の風に乗られる赤黄青黒でまとめられた旗が艦橋真上に上がった。
その中にもz旗が高く風に揺られながら含まれていた。
『発艦はじめーっ!』
甲高いスピーカーに、零戦は甲板を走り出す。
白い帽子を振り上げる水兵に手を振り上げ私はこの瑞鶴と言う巣から翼広げ、大空向かい飛び出した。
フルスロットル。徐々に操縦桿を引きながら、右手で脚部のハンドルを回して脚をしまう。
今日は風が強いなぁ。
煽られなければいいけど・・。
風防を閉めて後方を確認した。
中隊機の私が先頭に青き大空へと飛び出したとき随伴する小さな空母からも次々と飛行機が飛びだって行く。
他の母艦からも黒点のようなものが海上に飛び出して、それは大きな郡となり作られた。
雲の中に入るぞ・・。
赤白い雲の中を飛行する。
時計を見て飛行から10分経過している。空母はもう雲に隠れていてもう見えない・・。
もう、還れないかもしれない・・!
不吉な気分、ダメだ。そんな考えは死に至る!
今回、"あ号作戦"にする零戦は五二型に250kg爆弾を搭載した機があり、新型六四型機の少数が参加されている。
周囲の警戒を厳重に周りを見渡していくと1機の戦闘機が私の目の前に飛び出し、翼を左右に振った。しかしどこを見ても零戦ではなく、迷彩柄が目立つ。どこの機だろうと私は隣に寄ると翼に赤い矢印が堂々とあり、機首の長い戦闘機ではなく一般的な太っちょ、空冷戦闘機だ。四式戦と少し似ているようで何だか違う形をしている。白い増槽まで抱いているではないか。
『やあ美貴ちゃん』
この無線機の声に私はビックリしてしまった。
「奈緒子中佐!」
『私達陸軍航空隊もあ号作戦に参加するの。じゃあ、またどこか!』
と言い捨てて、雲の切れ目の中、5機の戦闘機を連れて去っていってしまった。
陸軍の支援もあると艦内で噂にはなっていたけど、どこから飛んできたのだろうか・・?
海軍みたいな母艦は無いのに・・。
しばらく考えて、周囲を警戒しながら飛行して
高度は4000m上空に達していてそろそろ敵艦が見えてもおかしくない位に時間は経過してて、時間は午前8時を回ってた。
すると千切れ雲のすぐ500m下に敵の群!、そして太陽の真上にも敵機が何機か飛んでいる!
操縦桿で左右倒し各隊にバンクし、制空隊の鼎機に「上下方敵機」と手信号で知らせると、彼女をこれを見て「了解」と右腕を上げた。
増槽を捨ててメインタンクに切り替える。
これまで以上に多い零戦を引き連れて、一気に降下し、他の隊は上昇を開始。
敵戦闘機もこちらに気づいて真上から襲い掛かる!
私は天山雷撃隊の後方護衛についているため、うかつに空戦には持ち込めない・・!
降下する敵機向けて13mm機銃を連射すると、敵は機体を反らしながら雷撃隊の編隊を突き抜けた。
下方から槍のように突き上げる敵機の攻撃にも機銃を加え、とにかく追っ払う形でやるも雷撃隊の何機かが炎に包まれて、空中で爆砕するのを視界の片隅に入る。
鷹のように襲い掛かる制空隊は敵機をたちまち火達磨にしあっという間に敵機と味方の乱戦に。
空戦から目を離し海に目をつけたとき、白い尾を引っ張った銀色の艦が視界に入りこれに気づいた爆雷隊は攻撃態勢のため高度を落とす。
機体を操り敵の艦隊向けて航路をずらした。
総勢100機以上のうち、20機の第一派攻撃隊は敵の正確の弾幕を潜り抜け一気に突撃を開始した!
だが至近で炸裂する対空弾の精度や襲来するグラマンもあって降下する前に落とされていく。
我々は彼らを見届けて攻撃後の機体を護っていたとき、急降下爆撃をした九九艦爆の1機が火を起こし海上に吸い込まれていき、雷撃隊も的確な対空砲火で次々とやられていく。
「ああ・・!」
その時、敵空母から二つの大きな火柱が立ち上がる。
やった!命中弾だ!
突然流れるように真後ろから曳光弾が飛翔した。
危ない!
心臓が破裂しそうな出来事にすぐさま、急旋回させ私を狙った敵機の真後ろから機銃を一斉射撃させる。
色鮮やかな曳光弾が吸い込まれていくのになかなか火が吹かない。
とても頑丈だけど、これなら・・!
オーバーブーストで急激に接近しながら20mmを連射すると、尾翼を吹き飛ばして敵機は錐揉みになって落下していく。
油断ならない。せっかくの命中弾を目にしたいのに。
空戦をしながら爆雷隊の活躍を遠くから眺めると、空母らしき艦船を囲う軍艦から火災が発生していて、肝心の空母も同じように炎の海になっている。
空戦をやめた鼎機は退避したのかこの空域から消えていて、残る私達小隊もグラマンの目を盗むかのように雲へ溶け込み、合流空域へと向かった。
しかしそこには無残な弾痕が先ほどの戦闘を物語るように晒された艦爆雷機。煙を引いて帰れそうにもなく、3機の天山雷撃機が敵の方向に引き返していく。
ああ、還れないのかな・・。
空中に残る黒線が次第に薄くなって消え、体当たりに引き返した天山はとうとう雲の陰に隠れて見えなくなった。
地上基地へ還る機で別々になりながら再び編隊を組み直して、空母へ帰還しようとしていた。方位磁石、航空地図を頼りに・・。
太陽時間にお昼の時間帯。同じ高度で機影が見えるとずんぐりした敵機がおよそ40機が単縦陣に飛行していたので、私は敵発見の合図を送る。
連合艦隊がやられている・・!
空母1隻が傾斜、後の軽空母らしき艦が大破、炎上。使い物にならない状態になっていた。
鼎の隊に護られる艦爆を置いていき私達小隊は一目散に敵機の後方、一番食われやすい敵に銃撃を浴びさせて、列機からも銃弾が飛び始める。
敵はF4Uコルセア、SB2CヘルダイバーにTBFアベンジャーを含んでいる。照準に入った敵機は零戦隊の餌食になり空中で錐揉みとなる。
逆ガル翼を持つコルセアに目をつけ得意の旋回で撃ちやすい所に誘い込んだ。ここだ!と言う所に機銃を撃ち放ち、F4Uの翼は折れバランス崩しながらマリアナの暖かい海へと吸い込まれていく。同時に戦友の活躍に敵機は次々と落ちていった。
しかし敵は一切怯まない。
対空雲で埋め尽くされる海域を恐れず突っ走る雷撃隊にこれでもかと言うくらいに乱れ撃ちをする。
しかし敵機は硬く、13mm弾では手に負えない。
貴重な20mm弾を連射していくと、1機が海面にダイブ。もう1機は主翼を折って水飛沫を立てながら撃墜。
これ以上いくと味方の対空砲火にやられる!
高度は200mと下がっていた。
攻撃を諦めて敵の雷撃を上昇しつつ眺める。
3本線を描いていく魚雷が空母に命中した。もう使い物にならない。
しかし幸いにも瑞鶴だけが生き延びて、各隊が着艦を完了すると私たちは弾薬、燃料補給をし次の飛行と思えば待機命令が命じられその場、飛行機出しっぱなしのまま次の指示を待った。




