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恭子と玲子  作者: THMISmama
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恭子と玲子  vol.060  「ひょっとして彼女とか…。」

明彦と浩二には気付かれないように…里奈。

隼人の右耳に小さく囁く…。

「もしかしたら…浩二、前の子、好きなんじゃ…。ひょっとして彼女とか…。恭子ちゃんって…言ったかな…???」


隼人、目をキョロキョロとして…、

「うそ。…そんな風には…。え~!!!」

「んもう~隼人~~。後ろの玲子ちゃんって子が前の恭子ちゃんの後ろ小突いてたの…見えなかったの~???」


「いや…、だって…、俺の位置からじゃ、そこまでは…。」

「あっ…、はははは…、そっか…、そう言えば…うんうん。」


「まっ、いずれにしても、これで、気まずくならずに…済んだ…な。」




「んふ…。これ…凄~い、美味しい~。うんうん。」

ニコニコ顔で恭子。


「うんうん、めちゃくちゃ美味しい。こ~んなのどうやって作るの…???」

玲子。


「ん~???ははは…、もん…、お褒めの言葉だ。」

和人、夏輝に顔だけ振り向いて。



「はい。ありがとうございます。」

恭子と玲子を同時に見てにっこりと…、そして少し照れ臭そうに一度だけ頷いて…。


その瞬間、智香子。

「あれ…、はははは…、もんちゃん…どしたの…???赤くなった。ぷっふふふ…。」


和人…、

「ん…???」

と、夏輝の顔にまた振り向いて…。


夏輝…、

「…???…いや…。うん。」

そのまま和人、にっこりと笑い、また前を見ながら…。


「もしかして…、もんちゃん…。ん~???」

智香子。


「えっ、アン…チーフ…。夏輝さん…、どうかしたの…???」

「ん~、ははは…。別に…うん。なんでもないよ~。恭子と玲子は、まず和君の料理をしっかりと…、堪能しなさい。そんじょそこらでは…、味わえないわよ、ここの味は…。」

「いやいや…、それほどでは…。」


「いん~や、智香子さんの言う通り、ここの味は…、保証付き。」

と、いきなり智香子の後ろに現れ隼人。


「うわっ、びっくりした~~。んもう~隼人~!!!」

「はは…、ごめん、ごめん。もんちゃん。お勘定ね。」


その隼人の声に、

「はい、ありがとうございます。」




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