恭子と玲子 vol.058 「隼人と里奈の弟たちか~。」
その恭子の言葉を遮るように和人、
「恭子ちゃん。」
恭子ににこやかに微笑んで、
「そうか~、隼人と里奈の弟たちか~。…で…???」
「はいはい、こっちが…明彦。田端、明彦君。」
と、里奈。
「田端…明彦です。よろしく…お願いします。」
照れながら、智香子にお辞儀をして、和人にお辞儀をする明彦。
「田端君ね~。んじゃ…明彦君って…、呼んでもいいのかな…???」
智香子。
「良いわよ~、私が許す。」
里奈。
「…って…、何で里奈に許可…???」
「ふふふ…。…で、こっちが…浩二。早瀬…浩二君よ。明彦の同期なの。」
浩二。
「早瀬…浩二です。田端君の…同期で…。はい…、よろしく。…です。」
その瞬間、玲子が恭子の背中を…。
その仕草が和人の目に入った。
「…ん…???」
と、同時に、智香子の顔が…、微妙に2人目の男性の顔を捉えたのに気付いた。
その瞬間、和人…、
「ふふ…、そっか…。」
そして和人。
「そっか~。ふたりとも…、隼人と里奈の…弟たちか~。よろしく。田端君と、早瀬君…だっけ…???うん。私は、ここの主、青山和人。以後…、お見知りおきを…。そして、こっちが、俺の…相棒…、門田夏輝だ。」
にっこりと笑顔で夏輝。
「初めまして、門田…夏輝と言います。よろしく。」
「おやおや…、これじゃあ…。ふふ…。」
と、恭子と玲子に振り向いて智香子。
「あっ…あ~。わわわ、私、倉科…恭子と申します。」
和人、にっこりと微笑んで、恭子の顔に向けて親指を立てる。
「あっ、あっ、わ…私…。大塚…、玲子…と、申します…。よろしく…。」
玲子。
そんな玲子にも、和人、ニッコリと微笑んでOKの指。
その和人を見て玲子。ニッコリとして舌を出す。
夏輝も笑顔で恭子と玲子を見ながら…、
「あれ…、もしかして…、ひょっとして…、俺も…自己紹介しなきゃ…。」
「…ん…???も…ん…が…???…でも…今…。あっ…、そっか…。そっか、そっか…はは…。」




