プロローグ
書き溜めが終わってないのでプロローグだけ公開です。
低層から深層まで、アリの巣状に広がる大洞窟。
それがこの世界の地下の大半だ。
洞窟には《オルネア》という謎の危険生命体が蔓延り、長年もの間人々の洞窟への侵入を拒み続けていた。
そして、いつしか大洞窟は全面立ち入り禁止の禁忌へとなってしまった。
けれど、今から二十年前、ある一人の青年が率いる五人ほどの男女グループが、未発見であった大洞窟への入り口を発見した。そして、大洞窟の内部で、死にたてのオルネアの遺体を発見し、その遺体にあった鉱石を持ち帰ってしまう。
その鉱石はのちの研究によって、この世界のエネルギー源を覆すほどのエネルギーがあることが発覚した。
その鉱石は《オルネア鉱》と名付けられ、人類の大洞窟研究を大幅に加速させた。
また、オルネア鉱にはエネルギー源として以外に、とてつもない魔力が秘められていた。これも、常人の体内に備えられている魔力量よりもだいぶ上をいくものであった。
実のところ、オルネア鉱はオルネアが食料とする魔石を取り込み、その消化の過程でできた不純物であった。
研究の末、人類はオルネアに対抗する手段を身につけ、少しずつ、着実に洞窟へと潜っていった。
数千もの生徒を持ち、大洞窟探索の人材の剣と魔法の秘術を育成する学園、《フィルフューム学園》。そして、二十年前から現在までに多数の犠牲者を出しながらも探索されていった、危険な大洞窟。
その名を──
《オメガシャフト》
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