表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

二話目

 とりあえず唖然としていてはなにも始まらないので傘を拾ってみた。


サイズとしてはちょっと大きめで普通に開くタイプ、折り畳み傘はボタンを押したら伸びてそのあとは手でひらくタイプだった。


「しっかしどうしたもんかな。こんな深い森の中じゃ人もいないどろうし、それに本の中じゃ主人公は町に行こうってなってるけどそんな勇気俺にはないし。」


選択次第でこの先を大きく左右することを考えていると後ろから何かがこちらに跳びかかってきた。

その時自分は考えるよりも先に傘を手に取ると振り向きざまにレイピアの様に構えて相手の喉に向かって突き出していた。


喉を突いた位では倒せなっかったが相手と距離をとることができた。

そこで初めて相手の姿を確認する。


そいつは体長一メートルほどのサルによく似た生き物だった。

ただ普通の猿とは決定に違う点があった。


燃えているのだ。

全身が燃えているわけではないが手の甲や額に角のように燃えていてなぜ火事が起こらないのか不思議でならない。

とりあえずとる行動は……


 主人公は 逃げだした !



 しかし まわりこまれた !!



 炎猿ファイアモンキーA(仮)は 仲間を呼んだ!


 炎猿Bがあらわれた!

 炎猿Cがあらわれた!


 炎猿ABCはファイアボール(引火したにぎりっ屁)を放った!


 主人公はかわした、しかし臭いでダメージを受けた!


「うっは、クッセェェェェェ!!」


何度も吐きそうになりながら隙を見せないように三匹を視界に納めながら考える。


(どうする、武器はあるが戦える自信が全くない、特典でもらった戦い方とやらも使い方がわからない。どうしよ、いやほんっとどうしよ?)


主人公が絶体絶命の時それは突然聞こえた。


『敵性生物を確認、モード切り替え


            オープンコンバット』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ