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クラリスの事情 ~クラリス視点~ 3
「美咲か!?」
全身に電気が走ったような衝撃を受け、声の主であるエドワード様、ザラ様をゆっくり見る。
え? 今、なん……て……?
「……美咲、なのか?」
ザラ様が私に念押しするように問いかけた。
「み……さき……」
私はつぶやく、懐かしい名前を。
前世の私の名前……美咲。
この名で呼ばれることなんて、この世界であり得ないはずなのに。
この2人は誰なんだろう? なぜ、私の前世の名を? どういうことなの……
でも……もしかして……もしかして……頭に浮かんだ、懐かしい大好きな人の名前を呼んでみる。
「天兄、雪兄……?」
お読みいただきありがとうございます。
宣言通り、短い回になりました。
キリ良くと思っていましたら、こんなに短くなってしまい、私もびっくりです。
こんな短い回も読んでくださり、皆様には感謝です。




