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「何これ、ただのカップルじゃん」
1時間目と2時間目の間の休み時間に透と友弥に朝のあれこれを話したら、写真見せろよって言われて見せたら、これだ。
カップルってなんだよ!!
僕は女の子じゃないんだぞ。
「改めてこうして見ると、まーくんって時々女子だよね」
「いや男だし」
「まーは昔よく女の子?って聞かれてたもんな」
「いや昔だし」
ちょっとさ、だからさ。
ちょいちょい人の忘れたい過去をほじくるのやめない?
思わず口をむーって尖らせたら、友弥にぎゅーってつままれた。
痛いよもう!!友弥のばかっ。
「真鍋先輩にあげたの?」
「え?」
「この写真」
それを見ていた透が笑いながら、僕のスマホを指差した。
そう言えば。
「あげて、ない」
「何で?あげればいいじゃん」
「まーくん、そこはせっかくだからあげようよ」
「なあ?」
「ねえ?」
あげる?この写真を?
撮ってもらえたことが嬉しくて、そんなこと全然考えてなかったけど。
そう言えば朝も、見せようと思ってスマホを落として、ケースが割れて明日の話になって。
見せてないっけ。
「あげていいかな?」
「あげなよ」
「送っとけ」
2人に言われて。
「うん」
ドキドキしながら、真鍋先輩に送った。
そしたらびっくりするぐらい早くスマホがブルブルってなって、真鍋先輩もう返事くれたの?って慌てて見た。
見たのにさ!!
やっぱりイケメン
って、母さんからのメールだった。
「ぼりしょんだな」
「ぼりしょんだね」
うん、何か、真鍋先輩だ!!って思ったから。
一瞬すごいテンション上がったから。
「超絶ぼりしょんだよ」
僕は机に突っ伏した。




