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st.07 仲間

 ミハイルの案内でダイナー車に入ると、スタッフがぎゅうぎゅうになって集まっていた。


「さ、みなさんに自己紹介を。」


「えーと、新しく車掌になりました小川町英二です。よろしくお願いします。乗務の経験がないので色々教えていただければ...」


 すると、1人の男が声を上げた。


「乗務の経験がないって?じゃあこの列車にはぴったりだぜ!」


 へ?


「えっと、どういうこと?」


「聞いてないの?この列車今日初めて運用につくんだよ。この中の大半はシロート!」


「いやー!無事人が集まってよかったですねー!ヴィルスさん、車掌だけ人がいないってぼやいてましたからね!」


「ねー!」


 やんりやがったぬぁぁあのクソジジイ!!


「ま、とりあえず我々も自己紹介と行きますか?...それぞれのリーダーだけ。」


 俺以外も今日からなのね...


「じゃあまず俺から行かせてもらおうか!」


 何だかガタイのいい男が進み出た。


「ガードマンのズールだ!車内警備を担当することになった。とりあえず力仕事はどんとこいだ!」


「じゃあ次は私ですね。」


 今度は細身の女性だ。


「アテンダント長のミリです。サービスに関しては任せてください!まあ、車掌の命令には従わなきゃいけないんですけどね...」


 さすがリーダーということもあって、姿勢がとてもいい。前後左右どこから見ても飛び出たところがなく、まるで一本の木のようだ。


「私は料理長のオッドマンです。一応仕込みがあるのでここは失礼します。」


 料理長、ほとんど説明せずに行ってしまった...!多分設定がまだ出来上がってないんだろう。ネクスト!


「僕は雑務長のシュリンク!リネン類の洗濯やアメニティの補充を行います。」


 いろんな役職があるんだなぁ。ん?なんか忘れてるきが...


「すいません遅れました!!」


 ものすごい足音を立てながら、その人物は入ってきた。


「運転士のエルヴィム・マーカーです!...ってあれ?もう1人はいませんか?」


「いや...見てないけど...?」


「おっかしーなぁ...確かに来てると思うんだけど...あ!もしかして!」


 彼の指示でもう1人の捜索が始まった。指示はただ一つ。個室を一部屋ずつ調べろ!捜索開始から数分後、ベッドで寝ている女が発見された。揺すり起こされた彼女の第一声は...


「もう1人が来たら起こして...」

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