↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自分史  作者: 暮葉畏啓
説明快社
PR
123/151

自己ログ倉庫123 「押し活を上から目線で批判する人へのオタクからの批判」

推しかつ反対派の意見で結構見られるのが10代とか20代の大事な時に意味不明な刹那的快楽にお金と時間を注ぎ込んで、その時間があれば本を読んで人生成功できるのに。。。というようなものがちらほら見える。


まず俺はここに注目したい。「人生成功」ってどういう基準を満たせばそうなるのですか?

メキシコの漁師の寓話というものがあって、

そこではメキシコの田舎で漁師をして家族を養いながら日中は家族と家でゆっくりしていて過量な魚は取らない人なのだけれどそこに商売人がやってくる。

その人が言うには、もっと魚を必要以上に漁獲してそれを販売することで儲けが得られる。それを使って人を雇って漁獲量をさらに増やし工場を立てて企業にする。そうすれば君はメキシコ1の漁師になれる。

ってさ。

メキシコの漁師はいうんだ。「で、それでどうなるんだい?」

「そしたらすごいことになるよ。もう一生幸せに生きれる。家族と時間を共に過ごせて家族のためにお金を使えるんだ。」

「今と同じでは?」

こういう話なんです。成功するっていうのが何なのかを明確にした時、それってすでに完了されてるものだねっていう場合がある。

今回の話も推し活をせずに本を読んで10代を努力した結果、

貴重な若い頃を仕事に費やして高収入にはなるかもしれないが、自分のために使う時間は減る。

そして40代になって落ち着いてきてからさぁ何をするんだい?自分の好きなことかい?それなら10代の頃からしていればよかったじゃないか。それだとダメだって?お金が足りないって?

今は娯楽のインフラがかなり充実してる。月600円もあればアニメは見放題だよ。大事なのはお金より時間じゃないかな。

そう考えた時、若くて活発で感受性も高い若い頃に推し活をする方がよかったのでは?

という考えに至る。


大事なのが何かという話。推し活を刹那的な快楽だから未来のことを考えてやめるべきという主張は一見筋が通っているように見える。けれど、その未来のことというのはなんだろう。未来、あなたは何がしたいのか。いつまでも働き続けたいわけではないだろう。働くのはなんのためだ?ただ生きるだけなら最悪フリーターでアルバイトでもいい。

美味しいものを食べたいから、一軒家に住みたいから、ほしいものを買えるようになりたいから。

そういったものは推しかつとどう違うんだい?全て君のいう刹那的快楽ではないだろうか。

だったら人間はいつだって最終的には刹那的快楽を摂取することで日々を幸せだと思うんだよ。

その積み重ねで人生が幸せだったかどうか、今までの自分が幸せだったかどうかがわかるんじゃないかな。


社会的成功とか、そういうありとあらゆる成功に対して多くの人が幻想にも似た妄想を持っているような気がする。この有名大学に合格したから僕は成功人間だと思うかもしれない。そう思って頑張るかもしれない。けれど実体験があるように、何かに成功したとしてもそこまで大きく変わることはない。

その日から周りに成功人と褒め囃され続けるようになるわけではない。

ただ、いく大学が前から望んでいた大学になるわけであって、

その講義の内容が「皆さんは偉い!頑張った!」などではなく、普通の講義だ。少しハイレベルかもしれないが。

周りも自分と同じ存在だ。だから自分だけがすごいのではない。

そういう日々が続いていく。

成功とはなんだろう。


私個人としては刹那的という枕詞を否定的に捉えられるのが結構嫌なのだが、

人間は今を生きている。刹那的というのは結構大事な言葉なのだと私は考えている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。