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自分史  作者: 暮葉畏啓
駄駄迅社
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自己ログ倉庫11 「感想文」

2025年12月25日 **研修の振り返り感想文 抜粋



僕が書くことって何だろう。

そう考えた時、筆は止まった。美味しかった食べ物、楽しかった1日目、発表までの忙しさ、興奮、疲労。それをただ羅列すれば良いのだろうか。いや、冗長すぎて耳が痛いと、そう考えた。

だから僕はこの**研修について、その存在について考えた。

僕にとって**研修というのは「実務」。実際に体験したから言えるが、あの日が自分の初徹夜。自分は部活を退部し、塾も行かず、友達も多くなく、孤独が多いと思う。そんな僕は省エネで生きていると言えるだろう。**研修の間、僕は大勢の人々と宿泊し、夜通し作業し、現役の院生や教授と関わり、短い期間で発表まで半ば強制的にさせられたし、させてくださった。それがいわゆる**研修の実務的側面。

実際の物理的な仕事。そこまではいかないが体力、知力を使う期間を生徒に通過させる。それが**研修の狙いだと思う。もちろん他にも理由はあるはずだが。

ところで、先ほどのあの自己紹介は本当に僕だけのものだろうか。いいや違う。理系かつ静かで知的な**生ならば同じような人もいるはず。そんな人々にも実務をさせることで脳の切り替えを図る。非常に効果的手法だ。

脳は手と繋がっているのだから。

いつも同じようなことをしていれば思考を重ねていても脳が飽きる。脳が飽きれば新規情報を保有しにくくなる。さすれば勉強効率は下がる。そんな理が皮肉にも茂みの隙間に宿っている。

であるならば、脳を飽きさせないことが重要だ。そのためには物理的に拠点を移動する、関わる人を変更する、活動時間を変える、締め切りなどのある種の緊張状態を生み出す、そういった「脳を飽きさせない」ための行動が先ほどから言うように**生にとっての「実務」と僕は捉え**生の更新を促しているものだと解釈した。

そしてこれだけでは無い。勉強効率を単に上げるためだけならば勉強合宿すれば良いからだ。故に必然、他の目的も思索する。

その思考の結果として僕の脳が出力した内容、それが「未来を近づける」だった。

元来人間は荒唐無稽なものは夢や主義、笑い話として捉えて来た。それらがそれらである限り、それらが真に信じられることは無い。荒唐無稽な者の一例である妖怪。例えばろくろ首を真に信じる人がいるだろうか、いやいない。

この例え話は受験生である僕らに深く通ずる。大学生、そして大学院、それから就職。我々の将来には様々な選択肢がある。といっても**生ならば研究に明け暮れるはず。けれどもその将来を具体的に掴めていた人はどれくらいか。ちなみに僕は全くもって皆無だった。そして僕のような仲間は多かったはずだ。

そのような人々が、未来を未来としか捉えずに受験をしても、大学生活で怠けるか焦燥に駆られて思わぬ失態をするかの二択。二択は言い過ぎかもしれないが、形のない幻影が「未来」を指すうちは、自分の一歩を固く踏み締めることは難しいと考える。

そんな時に**研修。あれこそ自分たちの未来の現場そのものだ。未来を近くに引き込むことのできる場。その場をこの年齢で触ることで幻影が顕現する。研究職、大学院、研究室。聞き慣れていても人から聞くだけの言葉。それを見ることができる。それによる脳内での具体化が可能になる。それは大いなる進歩だと考える。

それが**研修の狙いのもう一つの側面では無いかと僕は思考した。

長々と話を重ねてきました、僕です。そんな僕が最後、極めて主観的に**研修について説くならば、「**研修とは実務であり、幻影を顕現させる最善手」だろう。最後に、**研修に携わった方々に拙い自分ではあるが、最大の感謝をさせていただこうと思う。ありがとうございました。

そして実際、こんな理由で**研修を行われているわけでは無いと思う。もっと現実的な何かが隠れているのかもしれない。実際に大学側だけでなく、年末の忙しい時期にも関わらず飲食店やホテル側の配慮も感じられた。あれは能動的な行動によって生まれることでありそこに感謝するべきだ。辛いではなくありがとう、だ。


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