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俺は何処でも生きられる  作者: 抹茶飴
3/3

最初の試練

光に包まれてから次に見た光景は、最悪そのものだった。

周りの風景は、よく出てくる地獄のイメージ通りのところだった。そして次に見たのは、ケルベロスと見られる怪物。

それ以外にも怪物はいるが、こう言うことには、疎いのでよく分からない。


「お主は何故に此処へ来た」


ケルベロスと見られる怪物が喋った。

なんでと言われても自分でもよく分からないので、言うことがない。


「我の質問に答えないとは、なかなか肝の座った小僧ではないか」


どうしたものか。雰囲気としては最悪だが、いまいち状況が飲み込めない。取り敢えず・・・


「俺はお前が誰なのか、此処は何処なのかがよく分からない。だからできる限り分かりやすく教えてくれ」


「良かろう。まずこれを受け取れ」


そう言うと白い光の玉が怪物の掌に現れた。


「これは能玉(のうぎょく)と言って、他の者に能力を移す玉だ。食べても毒はないから、安心して食べろ」


怪物の言葉を丸々信じた訳ではないが、何故かこの光の玉を食べなければいけない気がしたから思い切って食べた。


「・・・っ!」


なんだこれ!?普通に美味い。


「よし。ならまず自分を鑑定してみろ」


「分かった。ステータス!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名:八雲 京也

生:16年

種族:人間

職業:無し

HP:100/10000

MP:150/15000

攻:3000

防:2000

魔攻:3500

魔防:2000

運:1〜1000

スキル:《詳細鑑定》《無詠唱》

固有スキル:《原始神の助力》《台地神の助力》《大海神の助力》《空間神の助力》《運命神の加護》《魔女の呪い》《邪神の呪い》《大罪者の呪い》《適応》

称号:愛された男・可能性・挑戦権の保持者

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ステータスが出たか?ならばスキルを触ってみろ」


分かりましたよ〜。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

詳細鑑定:細かいことまで鑑定できる。


無詠唱:詠唱を破棄もしくは短縮できる。


原始神の助力:原始神の力を一部行使できる。


大地神の助力:大地神の力を一部行使できる。


大海神の助力:大海神の力を一部行使できる。


空間神の助力:空間神の力を一部行使できる。


運命神の加護:運命神により、先の運命をある程度制限できる。


魔女の呪い:魔系スキルを習得しやすいが、MP・魔攻・魔防のステータスが常に1/100。


邪神の呪い:神の力を習得しやすいが、HP・攻・防・運に制限がかかる。


大罪者の呪い:大罪を犯した者のスキルを習得できるが、呪いから解放されなければ使えない。


適応:ある程度の環境に馴染める。使い手の潜在能力から無理矢理スキルを習得させる。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


うん、チートだね。最初からこれかよっ!って感じ。


「ついでに我を鑑定してみろ」


(鑑定!)

まずは、目の前の怪物からだな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名:アルノ・クライス

生:1450年

種族:ケルベロス

HP:120000/120000

MP:4000/4000

攻:45000

防:30000

魔攻:10000

魔防:50000

運:40

スキル:《詳細鑑定》《飛爪》《並行思考》《火属性魔法》

固有スキル:《獄焔》

称号:地獄の門番

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


強すぎだろ。戦ったら勝てないじゃん。


「我を見てどう思った」


「普通に強い。てか強すぎだろ」


「そうか。ならば戦ってみようではないか」


そう言ってケルベロスもといアルノは俺に向かって飛び込んで来た。


八雲京也のスキル《片道切符》は、女神さんの光の時に使われています。

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