バベルの呪い? いいえ、ただの照れ隠しです?
マリー・アントワネット
「ハッ! とうッ! ――ふぅ、しぶとい雑魚どもですわね!」(凛々しい顔)
(地の文)
華麗な剣さばきで怪物を散らすマリー。しかし、その口から発せられる言葉には、時折『青いノイズ』が混じり、耳鳴りのような不快な音が響く。
主人公
「マリー、気をつけて! 後ろからもう一体来る!」
マリー・アントワネット
「わたくしに指示を出さないでくださ――ッ!?」(驚き顔)
(地の文)
主人公の指示で間一髪、敵の爪をかわしたマリー。だが、その衝撃で彼女の着ていたドレスのフリルが『ビリッ』と派手に破れ飛んだ!
マリー・アントワネット(バベルのノイズ/実際に響く声)
「――ふ、ふん! この程度の布切れ、痛くも痒くもありませんわ! わたくしの美しさは服などでは陰りませんのよ!」(絶望顔)
主人公
「いや、めちゃくちゃショック受けてそうな顔してるけど……!?」
さくら
「主人公さん、違います! マリーさんの声……ノイズが混ざった瞬間、言おうとした言葉が変換されてます!」(焦り顔)
さくら
『バベルの呪い』――人の言葉が歪められ、人間同士の意思疎通を不可能にする世界の病です。
マリー・アントワネット
「――そこ! ぼけっと見ていないで、さっさと次の敵の位置を教えなさいな! 足手まとい!」(ドヤ顔)
さくら
「(本音を解読中)……『ドレスはショックだけど、助けてくれて感謝してる。次も頼むわね』……ってことです!」
主人公
選択肢A
「さすがに違うだろ。」
選択肢B
「なんだ、根はすごく良い子じゃないか」
▼Aを選んだ場合
さくら
「でも顔を見てください! 完全に『当たってる』って顔ですよ!」(あきれ顔)
▼Bを選んだ場合
さくら
「ふふ、意地っ張りなだけで本当は優しい人なんですね!」(ほほえみ顔)
マリー・アントワネット
「な、ななな……!? なぜわたくしの言葉を、そんな都合よく変換していますの!? 恥ずかしいですわ!!」(真っ赤な顔)
さくら
「あ! マリーさんが照れ隠しで自爆覚悟の大技を出そうとしてます! 主人公さん、早く敵の弱点を!」(冷や汗顔)
主人公
「よし、右の怪物の胸元だ! 文字は『Banana』――滑らせろ!」
マリー・アントワネット
「言いなりになるのは腹が立ちますけれど……っ、転びなさいなーーっ!!」(やけくそ顔)




